二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ポケスペ学園物語〜ホウエン&シンオウ編〜
- 日時: 2009/12/23 15:27
- 名前: 怜唯南 (ID: emiPMG4Z)
こんにちは。怜唯南(れいな)と申します。
今回初めて小説を書かせて頂きました。よろしくお願いします。駄文で、つまらないかもしれませんがご了承くださいね!個人的な設定が苦手な人はブラウザバックがおすすめです。
私は、ポケスペという漫画の大ファンです。よく知っているのはホウエン地方のルビー&サファイアとシンオウ地方のプラチナ&ダイヤ&パールで書かせていだたきました。他のファンの方、すみません。
では、おもな登場人物からどうぞ。
**登場人物**
ルビー Ruby 15歳 ♂ ポケスぺ学園中等部3年
どこまでも美しさを追い求める、エリート系の男子。
とても他の女子から人気で、成績も中より上で、勉強もまじめにこなす。
サファイア Sapphire 15歳 ♀ ポケスぺ学園中等部3年
とても活発で元気いっぱい、みんなをまとめるリーダー格女子。
みんなとすぐ仲良くなれ、成績は低迷しているが、一生懸命勉強している。
プラチナ Platinum 14歳 ♀ ポケスぺ学園中等部2年
おとなしいが気品が高く、友達に気を使うとても優しい女子。
お嬢様なのでとても人気であり、成績はほぼトップクラス。勉強はコツコツやる。
パール Pearl 14歳 ♂ ポケスぺ学園中等部2年
とてもせっかちで、いつもしゃぺっている騒がしいリーダー格の男子。
ときには優しい面もあって隠れて女子から人気、勉強にはあまり興味がない。
ダイヤモンド Diamond 14歳 ♂ ポケスぺ学園中等部2年
行動がいつでもマイペース、しかし落ち着いて行動もできる男子。
癒し系の声などにも一部から好評がある。勉強はやってる割に伸びない。
0hours プロローグ
ここでは個性的な学生たちが通っている、中高一貫校の「私立ポケスぺ学園」。
選ばれし者たちが入学し、選ばれし者が卒業していく、歴史ある学園である。この学園の目標は
『人を想いやり、人を信じ、人を尊ぶ』
そんな学園が、今日もにぎやかに始まろうとしている。
****
「今日も・・・頑張らなくてはなりません。」
「今日も常に美しくなくてはな・・・!」
「今日こそテストで良い点取るったい!」
「今日も授業で眠らないようにしないとなあ〜。」
「今日はめいっぱい遊びまくるぞ〜!」
—今日も六人は、それぞれの目標に向けた抱負をさりげなくつぶやいた。
—しかし、今パールとプラチナが人生でこれから起こる事をまだ知らない…。
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- ポケスペ学園物語〜ホウエン&シンオウ編〜 ( No.1 )
- 日時: 2009/12/23 15:53
- 名前: 怜唯南 (ID: emiPMG4Z)
1hours お前が俺で、あなたが私!?
パールは遊び仲間と共に、サッカーをしようと言い、校庭に行くために廊下をダッシュしていた。ダイヤが廊下は走っちゃいけないよ〜と注意しても、パールは耳を傾けようともしなかった。
それが不運を呼び寄せたのか、パールぱプラチナと激突してしまった。
「うっ・・・!」「痛ーッ!」
・・・・・・・・・
「あれ・・・おかしいです、私がパールになっています!」
「マジ?なんで俺がお嬢さんの姿になっているんだあ!?」
そこにダイヤが困ったようにこちらへと駆けてきた。
「オイラ見たんだ〜。お嬢様とパールがぶつかった瞬間、心が入れ替わったんだよ〜!つまりお嬢様がパールに、パールがお嬢様になっちゃったってことなんだ〜。」
二人はただ、ただ驚いた。こんなこと、空想事だと思っていたからだ。
「なんか・・・へんな感じだな・・・。足がスースーして、恥ずかしいぞ、これ。」
「ズボン・・・というものを初めてはいたので、違和感があります・・・。」
「そりゃそうだよね〜。でも他の人にばれないようにしないとね〜。ほら、パールの遊び仲間も向こうで待ちくたびれてるよ〜。お嬢様はパールの姿なんだし、行ったほうがいいよお〜。」
プラチナは困惑した。運動能力は、断然パールの方が上。しかもあまり男子との関わりを持ったことが無かったので、とても不安で、この場から逃げ出したい気持ちになった。
「そんなこと言われましても・・・私は敬語も使ってはいけませんし、そちらの・・・パールも敬語を使わなけばなりませんよ。下手をしてしまっては、このことが他人に知れ渡ってしまいます。」
「確かに・・・そうだよな。でも仕方ない。俺もお嬢様らしく敬語を使うから、お嬢さんも俺の言葉遣いにしろよな。」
「承知しました。努力しなくては・・・!では、覚悟の上で行って参ります。」
パールはお嬢様の姿なので敬語を使用したり、国語の教科書を読んだりしてお嬢様らしい行動を心がけ、プラチナもパールの姿なので、敬語を捨て、パールらしい言動・行動を心がけた。
「おい、パール遅いぞ。十分も待たせやがって。」
「そうだぞ。今日はお前がゴールキーパーやれよ。」
「はぃ・・・いや、うん。わかった。じゃ、い、行こうぜ!」
「おう!!」
どうにかプラチナはパールになりすまし、ゴールキーパーもうまくやりきった。バレる気配は全くと言っていいほど無いが、時々敬語が出そうになったりしてしまう。パールは敬語を使う事がないので、少しでも敬語を使ってしまったら、その時点でバレてしまう可能性が極めて高い。
「プラチナ〜。本を読んでないで、一緒に編み物しない?」
「おぅ・・・、ぃや、い、良いですよ。私も丁度飽きてしまったとこでしたし。」
「今日はマフラーを編みましょ。今回は、難しいピンクと白のボーダー柄に挑戦よ。」
パールは手先を使う細かい作業が苦手だった。なので思わずこう言ってしまった。
「私・・・初めてで分からなくて・・・。」
「え?前、プラチナは編み物が得意って言ってなかったっけ?」
「そうだよ。初めてじゃないでしょ?・・・どっか悪いの?」
「え、いや、その・・・。」
パールは、どうにかこの場を過ごそうとしたが、プラチナの友達は、とても鋭かった。
「あ・・・何か・・・隠してない?プラチナ。正直に言って。」
ダイヤはそれを見て、ついにバレるのだと思うと、心臓がバクバクした。
「嘘は言えない・・・実は、俺パールなんだ・・・。」
「なんですって!!」
女子たちは大声をあげて驚愕した。
「またどういう経緯でそんなことになってしまったの?」
ダイヤが真っ先に説明し、クラスメイトたちを説得させた。
「・・・で、そうなった訳なんだ〜。」
「お気の毒ね〜。生活はどうするのかしら?」
「どういうこと〜?」
「だって、食事や勉強とかはともかく、お風呂やトイレが・・・。」
パールは顔がカーッとなった。さすがにプラチナの体は見てはいけないと思ったからだ。しかし、お風呂は我慢出来るとしても、体の循環により排出されるものは我慢できるか不安だった。
その時、うしろにはパールの姿のプラチナが呆然と立っていた。
「そんな・・・困ります。あなたの体は絶対に見てはいけませんわ。けど、ずっとこのままでしたら、・・・不潔で耐えられません・・・。お手洗いもずっと我慢するものではありませんし・・・。」
ダイヤが思いつきで、先輩に相談しようということになった。生徒会長のルビーに相談をした。
「うん、うん・・・確かに君たち二人はそれが一番の悩みかもしれない。ぶつかって入れ替わった、ということなら、逆に考えてごらんよ。また君たちがぶつかればいいことだけじゃないのか?」
「あ・・・。」
二人は今さら思いついたように、返事をした。
ルビーは余裕の笑みを浮かべて去っていった。
ルビーの協力で、二人はわざと衝突し、無事に元に戻る事が出来た。
パールはもう廊下を走らないようにした。だって、また他人と衝突して入れ替わりたくないからだ。
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