二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ドラ・ゲーム
日時: 2009/12/23 16:48
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

この小説は、のび太達がドラえもんを助けるために様々なゲームに挑戦する小説です。

それではスタート!

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Re: ドラ・ゲーム ( No.2 )
日時: 2009/12/24 12:56
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

のび太
「ドラえもん・・・」

 ドラえもん誘拐から3日後

のび太の母
「のび太、あなたに手紙が来ているわよ」

のび太
「手紙?」

       ドラ・ゲームのご案内

 あなたにドラ・ゲームの参加の権利を与えます。

 参加したい場合は同封の用紙に氏名を書いて送ってください。

 
のび太
「誰かのいたずらかな・・・ん?」

優勝者には未来のロボットを進呈いたします。

のび太
「ドラえもんだ!」

 いつもの空き地

のび太
「お〜い、みんな!」

ジャイ
「のび太、お前にも届いたのか?」

のび太
「え、みんなにも?」

しずか
「ええ、もしかして賞品はドラちゃんじゃない?」

のび太
「・・・そうなんだ」

出木杉
「やっぱり・・・」

ジャイ
「よし、みんなで参加するぞ」

スネ夫
「うん!」

のび太
「みんな、ありがとう!」

 2日後

のび太の母
「のびちゃん、手紙よ」

     あなたをプレイヤーに認定しました

      1週間後に第1回戦を行います。

     場所:東京キングホテルの大ホール

         時間:午前10時

      時間厳守でお願いいたします

のび太
「1週間後か・・・」

Re: ドラ・ゲーム ( No.3 )
日時: 2009/12/24 12:57
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

 東京キングホテル・大ホール

のび太
「たくさんの子供達がいるな・・・」

ジャイ
「のび太!」

のび太
「ジャイアン、君も一緒なんだ!」

ジャイ
「ああ、スネ夫達は別の会場らしいな」

のび太
「良かった、仲間がいて・・・」

進行
「みなさん、ただいまよりドラ・ゲーム第1回戦を行います」

のび太
「いよいよだ・・・」

進行
「進行は私、ダンデが行います」

ジャイ
「・・・」

ダンデ
「1回戦のゲームは・・・神経衰弱!!」

のび太
「神経衰弱!?」

Re: ドラ・ゲーム ( No.4 )
日時: 2009/12/23 22:01
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

ジャイ
「神経衰弱だと・・・」

参加者
「ザワザワ・・・」

ダンデ
「ルールを説明しましょう」

・2人のペアで行う

・一人が一枚目をめくり、その後もう一人が二枚目をめくる

・3ペアを揃えたチームから順に勝ち抜け

・勝ち抜けるのは先着10チーム、つまり20人

ダンデ
「この会場には40人の参加者がいます。」

参加者
「つまり半分が二回戦に行けるのか・・・」

ダンデ
「その通り、勝者の10チームが決まるまでゲームは続けられます」

のび太
「長い戦いになりそうだね」

ダンデ
「ゲーム中の食事はこちらで用意してあるので心配なく」

参加者
「使われるカードは?」

ダンデ
「トランプ120枚で行われます」

ジャイ
「120枚だと!?」

参加者
「その中で2枚を揃えるのか・・・」

ダンデ
「優勝したいのなら、それくらい簡単でしょう?」

参加者
「・・・・」

ダンデ
「これからは、もっと厳しいゲームもあるのですから」

のび太
「ドラえもん・・・」

ダンデ
「それでは、ペアを決めましょう」

 ピッ!

ダンデ
「ペアは、こちらのモニターによる抽選で決まります」

のび太
「優しい人がいいな」

ダンデ
「抽選スタート!」

 ピピピッ!

ダンデ
「ストップ!」

 ピー!

のび太
「僕のペアは・・・」

           ・
           ・
           ・
     コジマヤスオ&ツガワヒロシ

     ミゾクラミキ&ナカジマハルヒコ

     ワダリョウコ&ハシダヒロミ
 
      ノビノビタ&ゴウダタケシ

のび太
「もしかして・・・ジャイアンとペア!?」

ジャイ
「頑張ろうな、のび太!」
     

Re: ドラ・ゲーム ( No.5 )
日時: 2009/12/23 22:38
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

ダンデ
「それでは最初のペアの方、どうぞ!」

セガワアイ
「このカードにするわ」

ダンデ
「5のカードが出ました。もう一人の方、どうぞ!」

カワナカケイゾウ
「とりあえず最初は勘に頼ろう」

ダンデ
「・・・Qのカードです。次のペア、どうぞ!」

のび太
「120枚から2枚・・・最初が一番、難しいな〜」

ジャイ
「ああ、最初は約2%の確率で揃えなければいけない」

のび太
「普通の神経衰弱だと最初に揃う確率は約4%・・・」

ジャイ
「しかも、もう一人がカードの位置を覚えていないとダメだ」

ダンデ
「さあ、次のペアの方」

ジャイ
「俺達だ」

のび太
「僕からいくよ、これにしよう」

ダンデ
「Kのカードが出ました」

ジャイ
「これがKだと思うな・・・」

ダンデ
「・・・残念、2のカードです。では次のペアの方」

 20分経過

ダンデ
「これで第1ピリオドが終了しました」

のび太
「すべてのペアが終わるとピリオドが終わるのか」

ダンデ
「ただいまより、5分間のインターバルに入ります」

 インターバル

ジャイ
「次のピリオドでカードを揃えるペアが出るな・・・」

のび太
「どうして?」

ジャイ
「俺の予想だが、これは記憶力のゲームだ」

のび太
「つまり・・・」

ジャイ
「記憶力がある奴は、大体の位置を覚えているはずだ」

のび太
「最初のピリオドは位置を記憶する為のピリオドだったんだね!」

ジャイ
「ああ、気付かないで相手にヒントを与えているかもしれない」

のび太
「これからはカードに集中しよう」

ダンデ
「ただいまより第2ピリオドを開始します」

コジマヤスオ
「このカードにしよう」

ダンデ
「8のカードが出ました」

ツガワヒロシ
「確か・・・ここだったはず」

ダンデ
「お見事!8のカードが揃いました。残り2ペアで勝ち抜けです」

ジャイ
「・・・・」

のび太
「ついに・・・揃えた!」

コジマ
「よっしゃぁ!」

ツガワ
「やったな!」

のび太(語り)
「その後、続々とカードを揃えるペアが出てきた」

ニシザキアンナ
「やったわ、10のカードが揃ったわ!」

ナカジマハルヒコ
「よし、Jのカードが揃った!」

のび太
「どうしよう・・・」

ジャイ
「落ち着け、これはチャンスでもある」

のび太
「チャンス?」

ジャイ
「残りのカードは110枚だ。カードを揃える確率は少し上がった」

のび太
「そうだね・・・」

ジャイ
「幸い、この神経衰弱はカードを揃えても再び自分の番にはならない」

のび太
「そうか、上がっていく確率は次の人に来るのか」

ジャイ
「ああ、このゲームは時間が経つほど勝利の確率が高くなる」

ダンデ
「次のペアの方、どうぞ!」

のび太
「これにしよう」

ダンデ
「4のカードが出ました」

ジャイ
「見てろよ、のび太。これが4のカードだったはずだ」

ダンデ
「お見事!ノビ&ゴウダ様、残り2ペアです!」

のび太
「やったー!」

ジャイ
「よし!」

のび太(語り)
「この後、僕達は苦しい事になるなんて思いもしなかった」

Re: ドラ・ゲーム ( No.6 )
日時: 2009/12/23 22:53
名前: 気まぐれ (ID: Ih1KNt1L)

ダンデ
「第2ピリオド終了です。インターバルに入ります」

 インターバル

のび太
「後は2ペアだね」

ジャイ
「ああ、それより気になる奴がいる・・・」

のび太
「え?」

ジャイ
「あいつらだ」

クロダタクロウ
「・・・・」

モリモトユウカ
「・・・・」

のび太
「なんか、妖しい雰囲気だね・・・」

ジャイ
「気になるのは、あのクロダっていう男だ」

のび太
「あの人が何か?」

ジャイ
「さっきのピリオドで長い時間カードを観察していた」

のび太
「それって・・・」

ジャイ
「ああ、カードの位置を把握しきっている」

のび太
「まずいね・・・」

ジャイ
「恐らく、この中で一番の観察力を持っている」

ダンデ
「ただいまより第3ピリオドを開始します」

エザキヒロト
「くそ、はずした!」

のび太
「ジャイアン・・・」

ジャイ
「このピリオドはカードの記憶に使おう」

のび太
「うん・・・よし、このカードだ!」

ダンデ
「9のカードが出ました」

ジャイ
「これだ・・・」

ダンデ
「7のカードです、次のペアの方」


モリモト
「これにするわ」

ダンデ
「Aのカードが出ました」

クロダ
「・・・これだ」

ダンデ
「お見事!クロダ&モリモト様、残り1ペアです!」

ジャイ
「やはり、かなりの観察力と記憶力だ・・・」

のび太
「どうしよう・・・」


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