二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- D.Gray-man 裏切り者 アンケ募集中!!
- 日時： 2010/01/03 16:58
- 名前： アリス （ID: NQa2PI2Y）
- 参照： http://罪に溺れた私はもう戻れない・・・
建て直しました←
建ててから数日しか経っていないのに３回程消えたと言う事実…（泣
注意事項
１．D灰って何？
２．アリスが嫌い☆
３．パクリに来た☆
４．荒らしだよ!!
５．オリキャラ？有り得ん!!
以上が当てはまる方は戻るボタンを押しましょう!!
自作のオリキャラです↓
◇エクソシスト
名前【スイ】
年齢【不明】
性別【女】
誕生日【不明】
国籍【不明】
外見【肩にかからないぐらいの長さの水色の髪。目の色は藍色。身長は178cm】
性格【コムイ曰く「天才児」。科学班全員が認める天才。よく科学班の仕事を手伝っている。コーヒーが大好物でリナリーに入れて貰うのが大好き。少食。ご飯は何故かコーヒーメイン。明るくて元気】
その他【コムイを慕っている。ノアや伯爵を恨んでいる。自分の体の本当の名を探している。実はアクマ。だから普通の傷ぐらいなら簡単に治る】
◇イノセンス
名前【胡蝶乱舞】
型【装備型】
シンクロ率【91%】
形【扇】
技【知るｋ（死ね】
その他【なｓ（殴】
以上です!!
本編へGO!!
- Re: D.Gray-man 裏切り者 アンケ募集中!! ( No.13 )
- 日時： 2010/01/03 17:35
- 名前： 志筑 （ID: JryR3G2V）
- 参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15088
瑞「マジかー!!いいな〜悪魔・・・羽はえてるの??((気になる人ｗ」
設定すげー良いッ
何かカッケーｗ
- Re: D.Gray-man 裏切り者 アンケ募集中!! ( No.14 )
- 日時： 2010/01/03 17:35
- 名前： アリス （ID: sC1Xeyy3）
- 参照： http://罪に溺れた私はもう戻れない…
第四段「裏切りの少女」
スイの任務地は近くだった為、歩きで向かった。
着いた先は墓地。
腐臭が漂い、嫌な霧が立ち込めている。
粗末な墓が立ち並び、縁起が悪そうだ。
スイはポケットからクシャクシャになった書類を取り出した。
『墓地に現れる幽霊は夜中に一人でいる時必ず現れる』
今は夜。
そしてスイは一人。
きっともうすぐ現れるだろう。
「…ま、どーせアクマでしょ」
スイは溜め息を漏らした。
そんなスイの後ろから迫って来る影が数百体。
パッと見ても２００体程はいるだろう。
一体がゆっくりとスイに忍び寄った。
次の瞬間。
アクマは真っ二つに切り裂かれた。
「…やっぱりアクマ？いっつもつまんないんだから、たまには楽しませてよ？」
スイはアクマ顔負けの恐ろしい笑みを浮かばせた。
そしてイノセンス片手にアクマの密集区に飛び込んだ。
＊＊＊
勝負は呆気なくついた。
数分。
それが数百体のアクマにスイがかけた時間である。
「質で勝てないなら、量？伯爵も馬鹿になったもんだよね」
スイがクスッと微笑み、かろうじて生きているアクマの腕をもぎ取った。
「ウウウ…」
恨めしげにアクマがスイを見つめた。
その瞳には怨念がこもっていた。
スイはそのアクマを冷徹に見下ろした。
「オマエ…ユルサナイカラナ…コノウラギリモノ!!」
スイは溜め息を漏らした。
そしてゆっくりとアクマの頭をもぎ取った。
ニッコリと死んだアクマに笑みを零し、スイは呟いた。
「裏切り者？あんた等がうちをそうさせたんでしょ？」
死んだアクマを見下ろし、スイは床に座り込んだ。
血だらけのスイの体。
スイは小雨が降る中一人佇んでいた。
裏切リ者。
黒ヲソウサセタノハ悪ノセイ——…。
- Re: D.Gray-man 裏切り者 アンケ募集中!! ( No.15 )
- 日時： 2010/01/03 17:37
- 名前： 志筑 （ID: JryR3G2V）
- 参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15088
・・・・・!!
声が出ない位にシリアスな展開…
僕のはどちらかと言うとギャグだからなｗ
こんなシーン描きたいよ…↓ｗ
- Re: D.Gray-man 裏切り者 アンケ募集中!! ( No.16 )
- 日時： 2010/01/03 17:41
- 名前： アリス （ID: sC1Xeyy3）
- 参照： http://罪に溺れた私はもう戻れない…
シリアスって苦手なんだよな…。
これからどうすべきか分からなくなるから…。
- Re: D.Gray-man 裏切り者 アンケ募集中!! ( No.17 )
- 日時： 2010/01/03 17:42
- 名前： アリス （ID: sC1Xeyy3）
- 参照： http://罪に溺れた私はもう戻れない…
第五段「家族」
スイはゆっくりと立ち上がり、墓地から去った。
血がベットリとあちこちに纏わりついている。
顔に付いている血をスイは団服で拭った。
「あんた達が…悪いの…うちを…捨てたりするから…ッ」
スイの瞳から大粒の涙が零れ落ちた。
雨はそんなスイを包み込む様に優しく、長く降っていた。
スイは泣くのを止めると、アクマの前に立った。
そして軽く黙祷した。
「Have a good sleep tonight…」
スイは悲しげに呟くと、その場を後にした。
スイの頬には涙の後が残されていた——…。
＊＊＊
「キツい任務だったのかい…？」
コムイが優しく問い掛けた。
スイは苦笑いを浮かばせた。
「あんなの楽過ぎ!!余裕余裕!!」
「そうかい？なら良いんだけどね…」
そう言うコムイの顔は歪んでいた。
スイはコムイが助けたも同然。
つまり、コムイにとってスイはリナリーと同じくらい大切な“家族”なのだ。
その“家族”を戦場に投下せねばならない、コムイの心情はきっと辛いだろう。
「スイちゃんも…無理はしないでね？」
「何で？」
スイは唐突に質問を投げ掛けた。
コムイは少し困った様に席を立った。
そしてスイの頭をクシャッと撫でると悲しげに微笑んだ。
「君は僕の家族同然だよ…だから失いたくないんだ——…」
スイは表情を固まらせた。
そしてすぐにコムイに笑顔を見せた。
「うちは大丈夫だよ!!今も、これからも!!」
「スイちゃんは…囚われてる心の闇が深過ぎる…だから僕なんかじゃ力になれないんだ…少しでも…力になれたらどんなに楽か…」
コムイが悲しげに下を向いた。
スイはそんなコムイの頭をポンッと撫でた。
コムイは驚いて顔を上げた。
「コムイは——…」
＊＊＊
『コムイは存在してくれてるだけで、うちの力になるから——…』
黒ハ知ル。
人ヲ守リタイト言ウ気持チヲ——…。