二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- D.Gray-man −永遠の森−
- 日時: 2010/01/23 20:24
- 名前: 月光 (ID: 9MGH2cfM)
初めまして、クリックありがとうございます。
月光です。
友人に誘われ、書いてみることにしました。
初投稿なんで、間違い多いかも…。
生温かい目で見守ってください♪(ちょ、生!?
+*注意事項*+
・主人公は、1つ1つの話で変わる可能性有。
・流血などのグロい表現有。
・キャラのイメージ崩壊の可能性有。
・ノアの一族の1部の人が変わります。
・オリキャラ出てきます。
・売られた喧嘩は無視します。(おい
どれか1つでも、
「無理!!」って思ったものがあったら戻った方が…。
人物紹介はオリキャラのみです♪(逃
+*お客様*+
なさにえる様
秋空様
- Re: D.Gray-man −永遠の森− ( No.8 )
- 日時: 2010/01/23 20:40
- 名前: 月光 (ID: 9MGH2cfM)
*+続き+*
アレンと神田は、小さな川を渡り、丘の上へと登って行った。
___聞こえる… さっきよりもはっきりと___
丘の頂上についた。
そこには、1本の木が立っていた。
だが、人の姿は見えない。
「_____………木の裏から…?」
オカリナの音が、木の裏から聞こえることに気付いたアレンは、木の裏を除いた。
そこには、銀色に輝く髪を風になびかせている1人の少年がいた。
どうやらその少年が、オカリナを吹いていたらしい。
手には、オカリナがつかまれている。
「___……君は誰…?」
不意に少年から声をかけられた。
「あっ…僕はアレン、アレン・ウォーカーといいます。エト…君の名前は?」
アレンが優しく応答すると、その少年の顔が少し笑顔になった。
素から顔立ちがいいせいか、その笑みは優しく微笑む女神のようだった。
「僕は神崎葵。君達は不思議だね…この森は、君達のことを気にいってるみたい…。ところで後ろの人は?」
「……この質問にはあなたが答えてあげてくださいね?」
アレンは神田に笑顔を向けた。
葵という少年も、神田の方を向いた。
少々空気の読みにくい中、神田は自分の名前を言った。
「……神田…。」
もとから空気を読まない性格のせいか、特に戸惑うことなく答えた。
「あれ…ユウまでは言わないんですか?」
「俺のファーストネームを口にするな…刻むぞ…。」
「…っていうことになるから気をつけてね。」
アレンが何事もなかったかのように話を片づけた。
「クスクス…で、2人は何をしにここへ?」
2人のコント(?)を見てか、葵は笑いながらアレンに尋ねた。
「あー、実はですね…。」
アレンはアクマのことや、イノセンスのこと、今回の目的のことなどを話した。
「へぇ…。」
「何か心当たりはありませんか?」
葵は少し考え込んでから、顔をあげた。
「アクマかどうかは知らないけど…変な化け物なら見たことあるよ。」
「えっ、本当ですか!?」
「うん、でも…。」
葵が遠くまで広がる森を見た。
「この森に住む動物達が皆倒しちゃったよ?」
「へ…。」
とんでもない言葉に、アレンの目が揺らいだ。
「そ…その動物達は今どこに…?」
「う〜ん、今頃なら多分その辺散歩してると思うけど?」
___ただの動物がアクマに敵うわけない…___
___もしかしたら…___
「動物達を集めたりできますかね?」
「ん?できるよ。ちょっと待ってて。」
葵はさっきのオカリナを取り出し、吹き始めた。
その笛の音は、遠くの森まで響き渡った。
「この曲は…。」
葵が口を開いた。
「母さんが教えてくれたんだ。」
「え…。」
アレンの頭に、あの時の記憶が蘇る。
「でも…どこに行ったか分からないんだ…母さん…。」
あの時記憶に出てきた子供の名前は…_____。
「葵…。」
アレンは思わず口にした。
「何?」
「僕…さっき誰かの記憶を見たんです。その記憶は多分…。」
強い風が吹いた。
次々と木の葉が風に舞う。
「______君が見た、母親の記憶です。」
葵の銀色の髪が、日光にあたり、よりいっそう輝いた。
そして、瞳が大きく揺らぎ、光と影の部分が混ざりあった。
第2話
【遠い笛の音】 完
- Re: D.Gray-man −永遠の森− ( No.9 )
- 日時: 2010/01/22 20:15
- 名前: 月光 (ID: 9MGH2cfM)
【Dグレ製作日記】№1
月「え、ちょ…アレン何勝手にこんなコーナー作ってんだ!!」
ア「ケチケチしてんじゃないですよ。製作日記くらいあったっていいでしょう?」
ラ「そうさー。」
月「ってラビ!!テメ-まだ本編に出てないだろ!!出てくんな!!」
ラ「そんな言い方ないさー、じゃあさっさと俺出せさー。」
月「こっちにも事情というものが…。」
ア「というか製作中の出来事とかないんですか?」
月「う〜む…ない。」
ラ「じゃあどうやって話考えてんの?」
月「その瞬間に頭に浮かんだ事を書く。」
ア「それ…作者としてどうですか…。」
結論:月光はこの話が次にどうなっていくのか全く考えていないような奴です。
お付き合いいただいている皆様、誠にありがとうございます。
- Re: D.Gray-man −永遠の森− ( No.10 )
- 日時: 2010/01/23 10:45
- 名前: 秋空 (ID: rzQvcE0M)
初めまして!
同じくDグレの小説執筆してる者です^^
見に来てくれると嬉しいです!!
お互い頑張っていきましょうvv
- Re: D.Gray-man −永遠の森− ( No.11 )
- 日時: 2010/01/23 11:38
- 名前: 月光 (ID: 9MGH2cfM)
コメント感謝です、秋空s♪
おぉ!秋空sも小説を書いておられるのですか!
是非読みにいきます☆
こちらこそ頑張りましょう♪
- Re: D.Gray-man −永遠の森− ( No.12 )
- 日時: 2010/01/24 17:29
- 名前: 月光 (ID: 9MGH2cfM)
第3話
【空白の記憶】
「……母さん…何て言ってた…?」
アレンは、そのまま口にした。
あの時の記憶を。
______葵、葵。 いい?この森の秘密は、
あなたが、信頼できる人にだけ、
教えなさい…_______
_____待っていれば、いずれきっと来るわ…_____
___私には見える…葵が…
誰かと楽しそうに話してるのが…___
_____大丈夫よ。この森には、私がおまじないをかけたから…。_____
____それから…これだけは約束して…
あなたは、これからもあなたで在り続けなさい…。____
____ソシテ…人ヲ信ジル心ヲ忘レナイデ…____
その記憶を聞き終えた後、葵は目から一筋の涙を流した。
「…うん…母さんだ…。」
声にならない声で呟く。
「母さんだ…記憶に出てきた…。」
「葵…この森の秘密って何なんです?それに…___。」
その時、空に龍が現れた。
澄み切った空の色に溶け込む程美しい龍。
「っ!!龍!?」
アレンが驚いた顔をした。
「あれは相棒の漣。神龍の一種なんだ。」
漣は地上へと舞い降りると、小さくなり、葵の手に巻きついた。
「…神の…龍……。」
後半忘れ去られていた神田がやっと言葉をはっした。
「……この子が…。」
アレンは漣のことを見つめた。
次の瞬間、遠くで爆発音が聞こえた。
「!?今の音…。」
アレンの左目が反応した。
「アクマか…。」
いつの間にか、神田は横に来ていた。
「神田…。」
アレンが神田を見つめた。
「…確かめるしかないだろ…。」
「ですよね…。」
この2人の言っている言葉の意味は何だろう?
「とりあえず今はあそこに行くしかないようです。」
「漣に乗れば楽だよ。」
葵が漣の巻きついている左手をそっと、空にさし出した。
すると、漣は急にでかくなり、葵とアレンを背に、神田を咥えた。
「…落とすなよ…。(怒」
あ…やっぱり怒ってる。
さっき爆発音が聞こえた所では、すでに戦いが始まっていた。
アクマが破壊される、生々しい音が響き渡っていた。
「漣、あそこに降ろして…。」
葵の言葉を聞くと、漣は言うとおりに動いた。
「君の命令をきくんですね…。」
「…まぁね…、だってこいつは…。」
漣が地上に舞い降りた。
神田は一気に着陸。
葵達は背中からスルリと降りた。
そんな中、アレンと神田が見た光景は、信じられないものだった。
狼や鳥、鹿などという普通の動物達が、アクマを倒していく光景。
「ね…?倒してるでしょう?」
葵が2人が硬直しているのを見て、頬笑みかけた。
「…漣は戦わないんですか?」
アレンの銀色の目が、葵を映した。
「____…戦うよ。でも…____。」
ザァァァァアアアアアアア
風が声を遮った。
アレンと神田が一瞬目を閉じた。
次に目を開けた時には、アクマの姿はどこにもなかった。
「アレン達なら…いいかな…。」
葵はゆっくりと口を開いた。
「教えるよ、この森の秘密と、僕の記憶の事…。」
動物たちが次々に寄り添ってくる中、葵は話し始めた。
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