二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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リボーン×人柱アリス×暗い森のサーカス 空の彼方から現れた。
日時: 2010/02/04 15:51
名前: 蒼 (ID: PU7uEkRW)

第零章

彼方は誰を信じますか?

彼方は物語を信じますか?

彼方は出会いを信じますか?

彼方は、運命を信じますか?

最後まで、信じれますか。

心を失った、彼を救うのは、

誰なんでしょうね?

記憶を失った彼を救うのは誰なんでしょうね。

物語の歯車は回り始める・・・。

物語のページは書き込まれる・・・。

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Re: リボーン 空の彼方から現れた。 ( No.1 )
日時: 2010/02/04 15:42
名前: 蒼 (ID: PU7uEkRW)

キャラクター
死神 蒼 「五番目アリス」
最強のアリス。リボーン達のこの世界を管理しに来た。
・容姿
真っ黒な髪をロングにしている。
髪留めに真っ赤なリボン。
腰に真っ赤なリボンにアリスの黒い服。(メイドみたいな)
眼は真っ赤。
・武器
真っ黒な鎌。真っ黒なジョーカーの紋章が刻まれている。
・所属
人柱アリス
暗い森のサーカス

     人柱アリス
ある所に小さな夢がありました。
誰が見たのか分からない、それは小さな夢でした。
小さな夢は思いました。
このまま消えていくのは嫌だ。
どうすれば、人に僕を見てもらえるだろう。
小さな夢は考えて考えて、そしてついに思いつきました。
人間を自分の中に迷い込ませて、
世界を作らせればいいと。

一番目アリスは勇ましく、剣を片手に不思議の国。
色んなものを切り捨てて、真っ赤な道を敷いていった。
そんなアリスは森の奥。
罪人のように閉じ込められて。
森に出来た道以外に彼女の生を知るすべはなし。

2番目アリスはおとなしく、
歌を歌って不思議の国。色んな音を溢れさせて、狂った世界を生み出した。
そんなアリスは、薔薇の花。
いかれた男に撃ち殺されて。
真っ赤な花を一輪咲かせ、
皆に愛でられ枯れて行く。

3番目アリスは幼い子。
綺麗な姿で不思議の国。いろんな人を惑わせて、おかしな国を創り上げた。
そんなアリスは国の女王。歪な夢に取りつかれて。
朽ち行く体に怯えながら、
国の頂点に君臨する。
森の小道をたどったり、薔薇の木の下でお茶会。
お城からの招待状は、ハートのトランプ。

4番目アリスは双子のコ。好奇心から不思議の国。
色んな扉を潜り抜けて、ついさっきやってきたばかり。

気の強い姉と、賢い弟。

一番アリスに近かったけど、二人の夢は覚めないまま、不思議の国を彷徨った。

Re: リボーン 空の彼方から現れた。 ( No.2 )
日時: 2010/02/04 15:51
名前: 蒼 (ID: PU7uEkRW)


森のね、奥の奥にあるんだ。そのサーカス。
座長は、大きな眼に高い背、10メートル。

キャストは皆愉快、容姿かたちは変だけれど
とっても楽しいんだ!暗い森のサーカス

二つ頭ミセモノ、異形の歌姫に
冷たいもの食べるの、青い獣が

望まれて生まれてきたわけじゃない この体
何でそんな目で見ているの顔が腐ってく

「苦しいよ苦しくて仕方が無い。」と

彼女は言ったんだ それでもこのサーカスは続くんだ

楽しいよ楽しいよ このサーカスは楽しい
腐った実、解ける眼に溺れた肌が映るの

死にたいよ死にたいよここから出してください

「それは無理な事」と誰かが言っていた気がする。

暗い森のサーカス

Re: リボーン×人柱アリス×暗い森のサーカス 空の彼方から現れた。 ( No.3 )
日時: 2010/02/04 16:03
名前: 蒼 (ID: PU7uEkRW)

第一章 ハジマリ

「—五番目アリス。」
眼を覚ます。彼女の眼は真っ赤だった。
赤いリボン、黒いアリスの服。
「なんだい?」
「そろそろ、出発の時間だ。」
赤いアリスがそういった。
「分かった・・・。物語の準備をしないとね。」

——

「転校生を紹介する。」

「姫華怖いィぃ・・・。」
「大丈夫だ。俺達が守ってやるのな。」
「そうっすよ。」

彼らの隣には、空は居ない。

「入って来い。」

あるのは、

「はい。」
「自己紹介をしてくれ。」
「死神 蒼です。宜しく・・・。」

ニコッと笑う。頭に付いた赤いリボンがゆれる。

「クスクス・・・。」

あるのは、歪な夢に取り付かれた者だけ・・・。

愚かな姫と、愚かな騎士だけ・・・。

「空は、何処に居る?」

Re: リボーン×人柱アリス×暗い森のサーカス 空の彼方から現れた。 ( No.4 )
日時: 2010/02/04 16:14
名前: 蒼 (ID: PU7uEkRW)

第二章 スペードとハートとクローバーとダイヤ

「蒼ちゃん。」
「なんだい?姫華さん・・・。」
屋上にいきなり呼び出された。
「姫華のジャマ、しないでねえ?」
いきなり何言うんだ。この愚かな姫は・・・。
「ジャマって何?」
「姫華わあ。この並盛の姫なのお。だからあ、それをジャマしないでよお?」
「クスクス・・・。どうかな?」
そう言って屋上から出て行く。

———

「クスクス・・・。」
笑いながら廊下を歩いていた時の事。
「お、蒼じゃないか。何してるんだ?」
山本武が話しかけてきた。
「いや?姫華さんに呼ばれて屋上に行って来ただけだよ。じゃあ僕は早退をするつもりだから。」
「そうか。じゃあな!」

空に会いに行こう。
真実の、我等の空に—。

Re: リボーン×人柱アリス×暗い森のサーカス 空の彼方から現れた。 ( No.5 )
日時: 2010/02/04 16:27
名前: 蒼 (ID: PU7uEkRW)

第三章 空の音

「ここ、か。」

そこは廃墟となった病院。そこに—。
彼は居る。
「はいろうか———。」

———精神病棟

コンコン・・・。
「・・・反応は無い、か・・・。」
そのまま入った。
「始めまして。大空。」
そういった。彼はただ、虚空を見つめていた。
私はソレをただ、見ていた。
そして、笑って、彼に近づいた時——。
「来る、な。」
そう一言話した。
「僕は、死神蒼。この度並盛中に転校して来たんだ。そして、人柱アリスでもあります。」
「人柱、アリス・・・。」
「彼方の、運命を、かえにきました。」
「!なか、ま?」
「ハイ。他にも居ますが、いつか話しましょう。」
「ッ・・・!俺は・・・。大丈夫なの?」
「ハイ。私達が居る限り、守ります。・・・毎日、ここに来てもいいですか?」
「君、だけなら—。」
「有難うございます。」

準備は整った。青空と、闇色の物語の準備が・・・。
後は、進むだけ——。


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