二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

BLEACH — 黄金の楼閣 —
日時: 2010/02/11 23:08
名前: song (ID: p17IpJNR)

 こんにちは。songです。以前のスレが復活して油断していたので、保存メモは全て失ってしまいました。
 と、いうワケで一からやり直しです。長くなるかもしれませんが、よろしくお願いします。

Page:1 2



Re: BLEACH — 黄金の楼閣 — ( No.5 )
日時: 2010/02/18 18:42
名前: song (ID: p17IpJNR)

 第一話 黒い仮面


「緊急事態ッ!!! 山本元柳斎重國総隊長に至急言伝をッ!!!」
 地獄蝶に乗って尸魂界全土へ大事件の情報が瞬く間に伝わった。
「特級死刑囚の元零番・隊王族特務第六席……呉 黒一(ウ・ヘンイー)が脱走しましたッ!!!」
 異常事態に震撼する尸魂界。すぐさま隊長位は召集を受けた。
「事態は火急であるッ! 旅禍の騒ぎとくくりを穿き違えるな。零番隊の力を甘く見る出ない。おのおの覚悟の元、全力で奴を抹殺せよッ!」
 いつになく力を入れる元柳斎。彼は自前の杖で床をダンッと打ち、一番隊舎内に響きを轟かせた。

 二番隊・四番隊・十二番隊は隊舎で待機。
 三番隊・五番隊・六番隊・十一番隊は瀞霊廷の東西南北門の守護。
 残る隊は隊長の指示に従い流魂街の守備を固めよ!!!

「なるほどねぇ……実戦部隊意外は流魂街のお守りか」
 享楽はえらく上機嫌に話す。
「まぁいいんじゃねぇーか? どの道最前線は瀞霊廷内だ。どこに潜伏してるか知らねぇが、暫くは退屈しないで済みそうだ」
 ニタリと妖しく笑う剣八。
「野蛮なコトだネェ……ところで総隊長、なぜ我が隊にわざわざ待機命令ヲ?」
 すると、涅が命令に不満な様子で元柳斎に問いだした。
「愚問じゃ。お主を戦線に向ければどうなるか……解せんわけではあるまいな?」
 元柳斎は涅を鋭く睨む。
「フン。何のコトだか……検討がつきませんネェ」
 涅は目を元柳斎からそらした。
「まぁ良い。十二番隊には戦況に応じて出撃命令を下す。それまでは自粛じゃ」
「ホホ……手厳しい」
 涅もさすがに観念した模様。

Re: BLEACH — 黄金の楼閣 — ( No.6 )
日時: 2010/03/02 12:15
名前: 秋空 (ID: QPMsskdF)
参照:  

久し振りです。
二番隊はバリバリの実戦部隊な気がするんですが何故待機なんだろうと(苦笑

八番隊は実戦部隊か実戦部隊じゃないかは兎も角,京楽さんは隊長格でも凄く強い方な気がしますvv
では!

Re: BLEACH — 黄金の楼閣 — ( No.7 )
日時: 2010/03/03 22:56
名前: song (ID: p17IpJNR)

 どうもです。
 二番隊は実戦部隊というよりは、隠密部隊。表立って護挺十三隊の任務に参加することはまずないと私は考えたわけです。はい。
 享楽の『実戦部隊以外』という言葉はこれからのライナーに沿った示唆ですから、あまり気にしないでください(笑)

Re: BLEACH — 黄金の楼閣 — ( No.8 )
日時: 2010/03/03 23:14
名前: song (ID: p17IpJNR)

 ***

 東流魂街47区・鍵詰(カギヅメ)の閑静な森林が茂る一角で、もうもうと砂煙は立ち上る。加えて、地震にしてはあまりにも強く揺れ、爆発にしてはあまりにも強い風が吹いた。
「おえッ! ゲホゲホッ!!!」
 すると、砂煙にむせながらその中から人影が現れる。
「やっと着いた。ここは——どこだ?」
 キョロキョロとあたりを見回す人影はなりふり構わず歩き出した。
「随分静かなところだな……」
 やがて砂煙が晴れてその姿がはっきりと映える。

 オレンジの短髪に赤銅色の瞳、漢服を思わせる中国風の白黒服。加えて、漆黒の拵え(こしらえ)に漆黒の鞘(さや)の太刀を一振り身に着けている。

 妙に風が吹き荒れ、彼の周囲の草木はざわめく。
「さぁ……呉 黒一(ウ・ヘンイー)の脱獄開始だ!!!」

Re: BLEACH — 黄金の楼閣 — ( No.9 )
日時: 2010/03/07 19:06
名前: 秋空 (ID: y5qheDIH)

song様へ
まぁ,正直護邸一三隊は完全な実戦部隊ですしね(笑
確かに二番隊の件はその通りだと思いますvv
まぁ,隊長の強さと部隊の性格は違うとは思いますよ?

呉 黒一…前から思ってたですが随分今の一護とは性質が違うですよね...どうしてか…

少し気になります♪


Page:1 2



この掲示板は過去ログ化されています。