二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ボンゴレ一世と亡国の王女
日時: 2010/03/08 16:19
名前: 蒼井瑞希 (ID: 8TaBVFdu)

はじめまして!!蒼井瑞希・14歳女子です。
新人ですが、頑張ります!よろしくお願いします♪

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46



Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.223 )
日時: 2010/04/15 16:12
名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: NN.yKTYg)

 大変遅くなりました(まあ…3日くらいだけどね!)
 もしこの地球上に待っていたという人が一人でもいるならば、すみませんでした!
 えっと…ですね…(何話だったでしょう…)とにかく、いきます♪

 第28話

 夢を見ました。
 私、リンクさんと一緒にいたんですけど、なぜだかその向こうにいるあの人が気になって。
 でもあの人は、リサさんと二人で、どこかに消えてしまうんです。
 必死に待ってっていうんだけど、あの人は幸せそうに笑っていて。私、話しかけようとしたら、お前とはもう関係ないなんて言うんです。
 悲しくて、悲しくて、いっぱい泣きました。
 リンクさんが私に優しい言葉をかけてくれたけど、何の足しにもなりません。
 あの人がいい。あの人じゃなきゃダメ。
 そう思っていたら、急に場面が変わりました。
 今度は私、リンクさんに抱かれていて。
 それを向こうであの人が悲しそうに見てるんです。
 何度も私、あの人を呼びました。
 でも、声はかすれて、言葉にならなくて。
 いつの間にか、夢は覚めていました。
 寒い寒い、雪の降る日。
 初めてリンクさんと眠った、次の日の朝でした。

「おはよう」
「……おはよう」
 レイアは気まずく挨拶を返した。
「昨日はごめんな」
「ううんっ。だ、だって」
 レイアは、まだ少し痛い下腹部をなでた。
「私たち、結婚するんでしょ」
 けっこん。特別な響きがした。
「……」
 リンクの顔がほころぶ。
「そうだなっ」
 二人は、顔を寄せて微笑みあった。
「まだ、眠たい」
「俺も。もうちょっと寝てようか」
「うん、そういえば昨日のしりとりの続き」
「ああ、いつの間にか寝ちゃってたなぁ。どこまでいってたっけ」
「私の『雨』まで」
「うそつけ。俺、そのあと『名簿』っていったよ」
「あれ〜?じゃあ、その時はもう寝ちゃってたかも」
「じゃあ、レイア。『ボ』からな」
「うん」
 レイアはうなずいた。
 この会話が、とても素敵なものに思えた。
 私は、つらいことを忘れて、好きな人と幸せでゆっくりとした時間を過ごしている…
「『ボ』ねぇ……」
 レイアは首をひねった。
(ボ、ボ、ボ…)
「『ボ、ン、ゴ、レ』」
 幸せな時間は、その一言で崩れた。
「え……」
 レイアは振り向いた。
 ドアの方で、リサが笑っていた。
「……リサさん…」
「おはよう」
 ボンゴレ。胸がずきんと痛んだ。
 ボンゴレ、ボンゴレ、ボンゴレ…。
(嫌だ、考えたくない)
 レイアは、唇をかみしめた。
(何で…?何でリサさんそんなこというの…?)
 彼女だって、以前の食事のとき、レイアがジョットを避けたのを、見ていたのに。
「仲良くお泊り会するのはいいけど、もうお昼になるわよ」
「え!?もうそんな時間ですか!?」
 リンクがぎょっとしたように柱にかかった時計を見る。
 短針は、11と12の間にあった。
「レイア、起きよう」
「……うん」
 二人は起き上がった。
「朝ご飯って…」
「シェフがお待ちかねよ」
「よかったー!抜きかと思いましたよ!」
「ふふっ」
 楽しそうに話すリサとリンク。
「あっ」
 リサが、不意にレイアを見る。
「レイアちゃんにお客さまよ」
「え…?」
 私に…お客様?
「ボンゴレの守護者」
「!」
 皆が。少し嬉しい半面、レイアは初めてリサに反感を覚えた。
「……。リンクさん!」
 レイアはリンクを呼んだ。
「さっきの続き『帽子』ね!『ボンゴレ』じゃないよ!」
「!」
 リサが目を開く。
(これは、せめてもの私からの反撃よ)
 レイアはにっと笑って見せた。
(それにしてもボンゴレの皆が私に何の用だろう…?)
 

Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.224 )
日時: 2010/04/15 20:55
名前: 明璃 ◆cFjTObC2sw (ID: HpE/sQXo)
参照: 元あかりです。読み方一緒です。トリップもついでに変えました。

うん。守護者の誰か存じ上げませんが、

とにかく連れて帰れぇぇぇぇぇぇぇ!

ってか、エロいね。(それ言うな

Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.225 )
日時: 2010/04/21 16:06
名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: NN.yKTYg)


 それ言っちゃだめです

Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.226 )
日時: 2010/04/21 17:12
名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: NN.yKTYg)

 ちゃおッス!蒼井です!
 ええと…青い鈴さんに○○○と言われたので、今回は、まあまともです。


 第29話

「おっせーな…」
 Gがいらついたように柱にかかった時計を見る。
「まあまあ、落ち着きなされ。待てば必ずくるでござる」
「まったく…嫌だものね、キレやすい人は」
「なっ…てめえランポウ!最近急に生意気になりやがって!」
「究極に成長期か!?」
 ナックルが声を上げた。
「君たち、本当うるさいね。こんなとこまで呼び出しといて、これ以上イラつかせる気かい?」
 騒ぐ彼らにアラウデイの冷たい視線がかかる。
「今回の目的というのは僕には関係ないのですが。あの二人のことなど、構わない」
 スペードがふっと息をもらす。
「しかし、やはり心配なのでござる。ジョット殿、リサに結婚を迫られているようで…」
 雨月が眉をひそめたとき。
「皆さん」
 レイアがかけてきた。
「おお、レイア!究極に久しぶりだな」
「はい、来てくれて嬉しいです」
 ナックルが二年前と変わらぬ様子でレイアに話しかける。
「でも、皆さんどうしてここに…?」
 レイアが首をかしげると、Gがじっと見つめてくる。
「おい、お前」
「……?」
 なんでしょう、という目でレイアは彼を見た。

「ジョットのために毎朝ボンゴレスープを作る気はねえか?」

「……」
 しばしの沈黙。
「「「「「は…?」」」」」
 毎朝、ボンゴレスープ?
 この時Gは日本で言う味噌汁、つまりはジョットと結婚する気はねえか、と問いかけたつもりだったのだが、その真意は誰にも通じていなかった。
「ボ……ボンゴレスープ…ですか…?」
 ただ、レイア彼女一人は、解釈は違うがその言葉を真面目に受け止めていて。
(つ、つまり私に…ジョットさん専属のシェフになれと…?)
 レイアは内心、ドキドキしていた。
(ちょっと楽しそう…でも、ってことは…)
「ボンゴレ邸に戻らなきゃいけないんですよね…?」
「え、ああ。そうだが」
(私ジョットさんにあんなひどいことしちゃったし…)
 断ろうと思ったが、レイアはピンとひらめいた。
(待って…これ…仲直りのチャンスかも…)
 レイアはあごに手を当てた。
(それに…ジョットさんのホントの気持ち…知りたいし…)
 あの冷たいまなざしは、現か、幻か。
 ちゃんと聞いて、真意を知ろう。
 それで、ジョットが自分を本当は嫌っているとわかったら、彼からずっと離れて、もう二度と会わないようにしよう。
 でも…。
 でももし、好意を少しでも持ってくれているなら、二年前と同じように、楽しくお話ししよう。
「わかりました」
 レイアはうなずいた。
「!」
 Gが嬉しそうな顔をする。
「しばらく、ボンゴレ邸にお邪魔します」
「そうか!」
 レイアは再び、あの屋敷に戻ることになったのだ。



 *おまけ*

 明日からくるというレイアに声をかけ、車で帰る時。
「……わかった」
 さっきまで、ずっと考えるそぶりを見せていたアラウデイが、顔を上げた。
「何がわかったでござるか?」
 後ろの座席にのる雨月が問いかける。
 二つの車のうち、雨月とアラウデイ、そしてGは同じ車だった。
「さっき、彼が言ってたことだ」
 アラウデイがGをさす。
「君もしかして、ジョットと結婚しろって言ってたのかい?」
「ええー!?」
 驚く雨月。
 一方、Gは当然のようにうなずく。
「ったりめえだろ!」
(当たり前…でござるか…)
「残念だけど、彼女には伝わってないよ、おそらく。きっと、ジョットのシェフになってくれ、というような意味で受け取ったはずだ」
「な、何だとーーーーーーーー!?」
 Gの絶叫が響く。
「まあ…いいんでは?これが二人を結ぶ、きっかけになれば…」
「な、なんてこった…」
 いまだ茫然とするGをよそに、アラウデイはあきれたように息をついた。
 
 一方、リサの城では
「ねえ、コックさん!お料理教えてー!」
 というレイアの声が響いていたとか。

Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.227 )
日時: 2010/04/21 19:48
名前: あやっぺ (ID: isn12P1b)

蒼井と明璃〜!!!!!                                                                                       速報、速報(^−^)                                                                                      うちもケータイ買ってもらえる事になったよ                                                                                                    やっと願いが叶った〜♪                                                                                     今度メアド交換してね(^O^)/                                                                                  よろしく☆ 


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46



この掲示板は過去ログ化されています。