二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ひぐらしのなく頃に 再
日時: 2010/05/07 17:43
名前: 羽蛇瑠 (ID: is8naGvj)
参照: カキコ最後の小説……だと思う

カキコで1つだけ小説を書く事になりました羽蛇瑠と申します
もちろん荒らしや文句などは通報します
この小説はひぐらしのなく頃に解の自作続編小説です

キャラクター紹介>>2

小説置き場
プロローグ>>1
神殺し編
第1話>>5 第2話>>10

ひぐらしのなく頃に関連曲
[with you‐絆‐]>>11
[]
[Dear YOU‐Cry‐]>>17
[]
[]
[Dear You -kind-]>>34
[Dear YOU‐Hope‐]>>18
[Dear you -Believe- ]>>33
ではごゆっくり

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Re: ひぐらしのなく頃に 再 ( No.35 )
日時: 2010/05/07 19:10
名前: 雲丹 ◆HCrIwjIY4M (ID: KoErH5Nm)

どうもお久し振りですww

最新話読ませて頂きました
内容がすごくいいです!文もとってもお上手ですね(●^∀^●)

では次の話楽しみに待ってます(´∀`)ノシ

Re: ひぐらしのなく頃に 再 ( No.36 )
日時: 2010/05/07 19:34
名前: 羽蛇瑠 (ID: is8naGvj)
参照: 梨花視点

時移し編
第5話 [思いの強さ]

『僕の最後の力を使って全てのカケラを再生させます』
羽入はそう言って不思議な事を言い出した

「全てのカケラを再生…させる?」
「はい」
意味がさっぱりだった
カケラを再生?…不思議にそのカケラと言う単語に心当たりがあった
それを私は羽入に聞く
「そのカケラと言うのはひょっとして…圭一達が今まで惨劇を起こしてしまって来たあの多の世界の事?」
私が言うカケラと言う物は今まで乗り越える事が出来なかった数多の世界の事だ
羽入の返事は………


「はい」
「!!?」

どこと無くハッキリと言った
私は少し考えた……カケラを再生させるってどう言う事?
そして出て来た答えは……

要するに……





惨劇が起こった世界に戻すって事?

そう聞くと羽入は答えてはくれなかった……多分そう言う事なのだろう……
今までの惨劇を再生させるって事は…例えば圭一が疑心暗鬼に囚われ,レナと魅音を殺した世界や…
詩音が復讐の為に次々に人を殺して行ったあの世界や…ガス災害で雛見沢が滅んだ世界や……
私達が鷹野に殺されたあの世界を!!再び繰り返すって訳!!?
「そうなの羽入!!?」
私はその質問に怒りと言う感情も交じっていた
もう繰り返したくない惨劇に再び飛び込めって言われた感じにも聞こえたから……
でも私は今気付く……これは……

羽入を助ける為の条件なんだって……!!
すると羽入が私にいろいろと説明する

「梨花…今から説明します。落ち着いてください
梨花の言うとおり…カケラを再生させ,梨花達にはそのカケラに飛び込んで貰います
しかし死にに行けとは言いません。ただそのカケラを正しく導いて欲しいのです」
「みち…びく…?」
「はい…簡単に言いますと,圭一達が起こしてしまった惨劇を止めれば良いのです
そしてそれぞれ自分の罪に気付いた時,そのカケラは美しく光り出し,正しく導かれたカケラとなります。
そして再生された全てのカケラを正しく導き,その全てのカケラを紡げば…僕も再生します」

その説明の最後の言葉…羽入も再生する…この一言がどれだけ嬉しかったか…
でも……1つ気に残る事があった……

羽入の最後の力を使って全てのカケラを再生させる……最後の力?

羽入の最後の力!?

この言葉からすると羽入は残り全ての力を使ってカケラを再生すると思う
つまりこれって……





「羽入は消えてしまうの!!?」
「………………………………」
羽入はまた黙ったきりだった
待ってよ…ただでさえ今も死人の羽入だって言うのに……魂さえも消えてしまうって事!?
つまりカケラを再生させてもその世界には羽入の魂も無いって事?
答えたよ羽入!!
「はい!!!」

「!!?」

今までの中で一番ハッキリと答えられた残酷な返事だった

「…私がカケラを再生させる事を選んだら羽入は完全に死んでしまう…
それにもし惨劇に打ち負けてしまったら私達は本当に死んでしまう……
そして羽入がいない事で世界をやり直す事が出来ない…?」
私はガクガクと震えていた
さっき羽入が助けを遠慮したのはきっとこの為だろう…
私達が巻き込まれない為にこの方法を言おうとしなかったのだろう…
もし私が死んだらコンテニューも出来ないからその世界で古出梨花の人生も終わってしまう…
羽入はそんな事を望んでいない…だから私達を救おうと遠慮してたんだ
私は今頃羽入の優しさに気付くがその事実を知るとカケラの再生を恐れて怯えていた
でも私…さっき言ってたわよね…?…羽入に……


—助けるって!!—

本当に怖くなった…1度の失敗が命取り…と言うよりもリアルに死んでしまう……
全てまカケラを正しく導くと言う難しい条件をクリアしないと羽入は生き返らない……
でもこの世界に羽入はいない…それが嫌だから私は羽入を助けると言った…!!…言ったのに……!!


「羽入…?」
私は怯えながら羽入に声を掛けると優しく返事してくれた
「何ですか?梨花…」
私はただ言いたい一言を言った





「許して……」
「梨花?」
「羽入を助けるって…羽入を助けるってあんなに言った私が死ぬ事を怯えてる事を……許して……」

きっと羽入は泣くだろう…そして怒るだろう…
私があんなに信じろって言ったのに…助けるってハッキリ言ったのに……今更怖がってる私に……
ほら…今羽入は涙を流している…そして何か言いたげそうに口いっぱいに怒りの台詞が入ってる……
さぁ…言って良いのよ?あなたの期待を裏切った私にボロカス言っても怒ったりはいないわ…素直に受け止める





「嘘ですっ!!!」


その台詞は怒っている感じは無かった
むしろ……否定している感じに聞こえた

「梨花は嘘付きじゃないのです!!それは100年間梨花を見て来た僕だから分かる事です!!
梨花は必死に運命に抗おうとした!!何度挫けても立ちあがるのが梨花です!!
圭一達と言う素晴らしい仲間達と一緒に僕を助けるというあの梨花の言葉に嘘と言う感情なんて無かったのです!!
信じろと言ってくれた梨花の優しさに偽りなんてありませんでした!!
梨花が怯えたのは死ぬかも知れない恐怖の事です!!絶対に僕を助けると言う事に怯えたんじゃないはずです!!
僕はそう信じてます!!そして梨花達が僕を助け,あの素晴らしい世界に引きずり戻してくれる事を信じてるのです!!」

私はまた涙を零す
こんな私を…羽入が許してくれた…それよりも信じてくれた……
その事に私の心は恐怖から解放された
そしてまた立ち上がってくれた

「ええ…そうね…私は言ってしまったものね…あんたを助けるって……みんなで助けるって……

今更死を恐れる私じゃないわ!!それにこれは運命じゃない!!再生だ!!
もう何が起こるかは知っている!!それを引っ繰り返すだけの事!!信じる力があればどんな世界だって変えられる!!
例え変えられない運命だとしても変えて見せる!!私達は運命を変えて見せた!!だから出来る!!

私達は羽入!!あんたを絶対に助ける!!信じないと承知しないわよ!?」
「はいなのです!!」

私はもう迷わない…絶対に迷わない。仲間を助けると言う行為に迷ったりはしない
そう決めた……そして……

再生の時が来た!!

Re: ひぐらしのなく頃に 再 ( No.37 )
日時: 2010/05/07 19:29
名前: 羽蛇瑠 (ID: is8naGvj)

雲丹
久しぶりです
最新話更新しました↑
文が上手な方は沢山います。僕なんかまだまだです

Re: ひぐらしのなく頃に 再 ( No.38 )
日時: 2010/05/08 18:16
名前: 千愛 ◆elL9xUvTdI (ID: u7NWpt/V)

初めまして!!

私ひぐらし大好きなんです><

応援してるので頑張ってくださいヾ(>ω<。)ノシ

Re: ひぐらしのなく頃に 再 ( No.39 )
日時: 2010/05/08 20:19
名前: 羽蛇瑠 (ID: is8naGvj)

千愛さん
はじめまして(^.^)
応援に答えるように頑張ります


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