二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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信じられない悔しさ—REBORN—
日時: 2010/05/01 22:39
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

—誰も信じられない—

—キミだって、同じだった—

—なのに、何でキミは《また》僕に近づくの・・・?—


登場人物設定

—本当止めてください—
・青空 錬
心に鍵をかけた少女。
普段は何時も家に引きこもっているが外に出てみる事にした。
精神に大きな病を抱えている。
家庭に事情アリ。
容姿:ツナ似。ノーマルツナ似。
所属:?
属性:大空。





頑張りますー!by消失
・目次
プロローグ
第一話 登校

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Re: 信じられない悔しさ—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/05/01 22:28
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

プロローグ


—お前なんか嫌いだよ—

ああ、思い出す。
夢の中でキミは何時も繰り返す。
同じ言葉を何度も何度も。
僕に向かって。
吐き出すように。

—なんで、何で信じてくれないの・・・—

コレは、僕だ。

泣きながら、皆を追いかけるが、皆去っていってしまう。
何度も何度も繰り返される夢。
多分、キミは忘れているだろう。
だけど、・・・

        もう一度。

もう一度信じてもらえるのなら。

戻れるなら。

神様、戻してください。

Re: 信じられない悔しさ—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/05/01 22:38
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第一話 登校


「・・・」

朝、眼が覚めると何時も、体が思うように動かなかったりする。
筋肉が堕ちている所為だった。
「・・・起きないと」
僕はボォッと鏡を見ながら顔を洗い、歯を磨き、呆然と鏡を眺めた。
「・・・学校行こう」
自然にそう思った。
何故思ったのかはわからないが。
僕は、ゆっくりと着替えながら考えていた。



校門前で。
僕は時間間隔が狂っているので、遅刻した。
その所為で風紀委員長がいるのだが—。

何故か驚いた様子で僕を見られた。

「・・・キミ、来れたの?」

不登校だった為、驚かれるのも無理は無い。
僕は声があまり出ない為、こくんと首を下ろした。

「・・・そう。これから遅刻しないようにね」

そう言って、通してくれた。



途中、一人の少年と出くわした。

その少年は、山本武。
僕を見てやはり驚いた様子で見ていた。
「久しぶりなのな、錬!」
「・・・」
首を縦に振る。
山本は僕の頭に手を乗せ、笑った。

「・・・ちこ、く・・・」
「あ・・・!」



「スイマセン、遅刻しました!」
山本は笑いながら担任に言った。
担任は仕方ないといって座らせた。
僕は担任を見る。
「お、錬来たのか・・・!さぁ、座りなさい」
担任は笑っている。
僕はゆっくりと机に座った。
体の筋肉が痛い。
歩きすぎたらしい。
一時間目は無事、終わった。
途端に僕は生徒に囲まれる。
質問攻めに去れるが、声が出せず、口パク。

「錬、久しぶり」

そう言って笑ったのは、綱吉だった。
僕は途端に無表情になる。

「・・・」

何も言わず、僕は教室を出た。


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