二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 猛将二人を預かりました。(三国無双、戦国無双)
- 日時: 2010/05/13 21:23
- 名前: 松風&赤兎 ◆/5gOoPqQ1o (ID: F35/ckfZ)
私は謎魔 アリカ(めいま ありか)。ハーフというのを気にしているのだけど、綺麗と言ってくれる人もいるからそれでいい。でも、私を嫌う人もいる。
私は芸能活動をしている。売れていて、それを嫌う人もいる。それでもいい、実力だもの。努力しない人間が下なのは当たり前。血が滲むような努力をした人間が上にいないなんてありえない。
私の人生は、そんな人生でした……。
クリックthank you!! 松風&赤兎です! このたび、『猛将二人を預かりました。』という小説を書かせていただきます!その猛将は、三国無双の呂布奉先様と、戦国無双の前田慶次殿です。
うちの無愛想クールヒロインが、このハチャメチャな二人に振り回されますよ〜(笑)
ルールは特にありませんが、荒らしや人を傷つけることはしないで下さい! それだけです。
文才の欠片もない松風&赤兎ですが、挫折だけはしないように頑張ります!
「猛将二人を預かりました。」
登場人物>>1
第零話「……誰……」>>2
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- Re: 猛将二人を預かりました。(三国無双、戦国無双) ( No.1 )
- 日時: 2010/05/13 21:04
- 名前: 松風&赤兎 ◆/5gOoPqQ1o (ID: F35/ckfZ)
〜登場人物〜
名前 謎魔 アリカ(めいま ありか)
性別 女
性格 無口で無愛想で口数が少ない。クールで冷静沈着。物事に動じないが、呂布と前田慶次が来たときは流石に驚いた。
年齢 18歳
容姿 美しい銀髪は地面に着く長さを持っているが、毛先は整っていて綺麗な髪。妖艶な真紅の瞳。呂布と前田慶次からは「絶世の美女」と称えられる。人形のように整った顔立ちをしている。色白で細身のスタイル抜群。174㎝。
設定 血の滲むような努力をして芸能界の頂点と言っていいほど人気なアイドルになった。歌手活動もしていて、狂気と恐怖に包まれた不思議な曲を歌いこなす。結構嫌われ者。金持ちのお嬢様。両親は幼いころに他界していて、財産は全部アリカのもの。
一人称 私
- Re: 猛将二人を預かりました。(三国無双、戦国無双) ( No.2 )
- 日時: 2010/05/13 22:05
- 名前: 松風&赤兎 ◆/5gOoPqQ1o (ID: F35/ckfZ)
第零話「……誰……」
「お? お前、呂布だろ? 妲己に気に入られてた」
「貴様……前田慶次か」
時は2010年。この時代にいるはずない武装した大男二人が顔を見合わせていた。
遠呂智が現れてから、戦国の世と三国の世が一緒にされ、訳のわからない世界が生まれた。が、二人はさらに訳のわからない世界に来てしまったのだ。
「……ここはどこだ? 呂布、わからねぇか?」
「ふん、俺が解るわけなかろう」
知に長けているとは思えない、二人の馬鹿らしい会話は続く。
「どこかの屋敷っぽいねぇ」
「どこの屋敷だろうな」
二人が知るはずもないだろう。なんせここは2010年。
「ここは中国なのか?」
「中国だろうな」
呂布さん大外れ。ここは日本ですよ。
「誰かいないのかー?」
前田慶次が大声を出して人を探す。が、何の返事も帰ってこない。
「いないな」
「だねぇ」
なぜここまで落ち着いていられるのか解らないが、とにかく落ち着いていた。
「……貴方達、誰……?」
- Re: 猛将二人を預かりました。(三国無双、戦国無双) ( No.3 )
- 日時: 2010/05/14 16:43
- 名前: 松風&赤兎 ◆/5gOoPqQ1o (ID: F35/ckfZ)
第壱話「三国とか戦国とか」
「俺は呂布。呂奉先だ」
「天下御免の傾奇者、前田慶次だ!」
「……」
呂布さんは三国志の方と言うことで知っている。前田慶次さんは……。漫画の花の慶次で……。でも、全然違うのね。
「俺達に行くあてはない。貴様、名を何というのだ?」
「……謎魔 アリカ」
「アリカ嬢でいいかい? じゃ、ヨロシクー」
「……」
私はまだ何も……。それより、こんなことしていられない。作詞の依頼があったの。
「いても構わないけど……。邪魔はしないで」
「それは解らんな」
「……」
断固言わないで。
「……部屋はあるわ。呂布さんはこの部屋を、前田さんはこの部屋を使ってちょうだい」
「りょーかーい」
「飯を用意しておけよ」
「……」
居候のくせに、何て図々しい……。それより、何故私はこの二人を入れてしまったの……。もう今更ね。
「作詞、しなきゃ」
-跪いて捧げよ-
私の足元に跪き捧げなさい 私にしか言わない愛の言葉を
私も貴方の愛しか聞こえないわ
たとえば貴方が逃げようとするのなら その綺麗な足首に鎖をつけるわ
それでもまだ逃げるというのなら その細い手首に手錠をつけるわ
それでも私に愛を誓わないのなら その白い首に首輪をつけるわ
*私は貴方しか愛せない 貴方も私しか愛せない
これは運命でしょう 貴方がその運命に逆らうというのなら
私は時を狂わせましょう*
いつか 貴方の目には私しか映らない
私の掌に口づけて誓いなさい 『貴女だけを一生愛す』と誓いなさい
私は貴方だけを一生愛す
たとえば貴方が死のうとするのなら 私も後を追うことでしょう
それでもまだ死にたいと望むなら 私が殺して差し上げましょう
それでは足りないというのなら どの処刑台がお好みですか
貴方は断頭台に立つ 貴方は断頭台に立つ
どんな覚悟なのか見せていただきましょう 貴方から流れる紅い血
一滴も残さず飲み干しましょう
来世で また巡り逢いましょう
*repeat
時は狂い 地は歪むことでしょう
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「……」
完成。こんな作詞ばかり頼まれているから、感性が変になったわ。後悔なんてしていない。私はこれで売れているのだから。
「おい、アリカ!! 飯はまだかー!?」
「……」
飢えた獣が咆哮している。
「……少し、待って」
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