二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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霧の海 REBORN!
日時: 2010/05/26 19:15
名前: 青霧 ◆wLSWAKdp4g (ID: tgMaGFHR)

始めましての方、お久しぶりですの方、どうも青霧です。

オリキャラが出したかったのです。はい。我が儘です。はい。←

あ、「青き霧のセカイ」というやつも書いてます。よければですが、そちらも見てみてください。

荒らしはご遠慮しています。


オリキャラ・・・六道闇(ろくどうあん) 女
     “俺”と言う骸とは正反対の双子の妹。海の守護者。


あ、ちなみにあたしは骸大好きです(笑← 


目次

第一章 

プロローグ
第一話 双子
第二話 包帯の下
第三話 うなじにあるモノ
第四話 真実
第五話 雲の壁

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Re: 霧の海 REBORN! ( No.14 )
日時: 2010/05/22 18:17
名前: 青霧 ◆wLSWAKdp4g (ID: IE3lMf.1)



「はぁ———・・・。外せない用ってなんだよぉ・・・」
ツナがため息を付く。
リボーンが言った。
「ま、仕方ねぇな。それよりツナ、早く話を———」
その時。
バカァン!!!!!!!!!!!!!!
一同「うっわぁぁぁぁぁ!!」
窓ガラスが吹っ飛んだ。
そこにあったのは———小さな赤ん坊の姿。
リボーンはすかさず気付いた。
「———ラル、か?」
「あぁ、久しぶりだな、リボーン」
現れたのは灰色のおしゃぶりを提げたアルコバレーノ———ラル・ミルチ。
リボーンは訊ねた。
「なんでお前がここにいるんだ?ラル」
「海の守護者、闇の家庭教師・・・って言ったら分かるか?」
「お前が闇の家庭教師だったのか。だから喋り方がにてんだな」
「いや、あれはアイツの意思だ。俺は何も言っていない」
ツナが訊ねる。
「どういう事?ラル」
ラルは言った。

「———アイツのうなじには“金色の目”がある。六道骸の右目のようにな」

そこにいた全員が、息を飲んだ。

Re: 霧の海 REBORN! ( No.15 )
日時: 2010/05/22 18:37
名前: 青霧 ◆wLSWAKdp4g (ID: IE3lMf.1)



第四話「真実」

「首に目があるってことか!?」
獄寺は驚きの声を上げる。
ラルは頷き、話し出した。
「骸は六道輪廻を使えるだろ?闇は骸の妹だ。何かしらの力を持ってるはずだ。そして闇と出会った時———・・・俺は“それ”を見た。不気味でいて、それでいて金色に輝いていて———正直ゾッとした」
山本が言う。
「・・・じゃあ、闇はどんな力があるんだ?」

「闇は“四神”の力を使えるんだ」

ラルの言葉に、リボーンは驚く。
「・・・あの四神か?」
ラルは頷く。
ツナは訊ねた。
「・・・あの・・・、スッゴク申し訳ないんだけど、四神って何?」
ラルは話し始める。
「四神とは———方位をつかさどる神だ。東の青竜、西の白虎、北の玄武、南の朱雀の事。闇は、その四神の力が使える。青竜の力は大概の攻撃を簡単に避ける事ができ、白虎の力は凄く速く動く事ができ、玄武の力は触った対象の記憶を消す事、気絶させる事ができる。朱雀の力はジャンプ力が超人を超える。いわゆる“無敵”に近い」
闇の驚くべき力を聞き、一同は唖然とする。
そしてラルは驚くべき事を言って去った。

「———アイツは今から四神の力を使い、骸を助けに行くらしい。俺はそれを見守りに来た。じゃあ、また今度な」

Re: 霧の海 REBORN! ( No.16 )
日時: 2010/05/25 19:33
名前: 青霧 ◆wLSWAKdp4g (ID: tgMaGFHR)



「・・・・・・闇!」
尊敬する家庭教師の声に、闇はギクリとする。
そこにいたのは、ラル・ミルチ。
最後に会ったのは遠い異国の地・イタリアだったような気がする。
闇は恐る恐るラルの方を向いた。
「・・・ら、ラル・・・、これはだな、その、リボーンの連絡が急で、その———」
「人のせいにするな。お前のことは全て“イアン”に聞いてある。もちろん反対する気もないが」
闇はゲッとした顔になる。
「イ、イアンのヤロォ・・・」
ポスッとラルは闇の頭に乗る。
「さ、行くぞ。骸を連れ戻しに行くんだろ?」

Re: 霧の海 REBORN! ( No.17 )
日時: 2010/05/26 19:05
名前: 青霧 ◆wLSWAKdp4g (ID: tgMaGFHR)



闇は渋い顔になる。
イアン———イタリアの“アリティアファミリー”のボスにして闇の兄的存在だ。
闇がボンゴレに協力するすると言うと、何度も心配したイアン。
少しウザかったが、今ではとても良き殺し屋仲間だ。
闇は首を振る。
今は骸を助ける事に集中しなければ———
凪が心配そうに闇に言う。
「闇様・・・顔色悪い・・・」
「俺達らけでも大丈夫らしな〜。闇は休んでていいびょん」
「・・・めんどいけど仕方無いね」
いやいや、と闇は手を振る。
「取引するのは俺になってんだ。俺が行かなきゃお前ら帰れって言われるしな」
するとラルが厳しい顔つきになる。
「・・・ま、そうは簡単にいかないみたいだけどな」

Re: 霧の海 REBORN! ( No.18 )
日時: 2010/05/26 19:23
名前: 青霧 ◆wLSWAKdp4g (ID: tgMaGFHR)



第五話「雲の壁」

犬と千種は凄い威圧にバッ!と闇と凪の前に立ち塞がった。
闇はギョッとする。
「!?ど、どうした??」
「闇様!」
隣にいる凪を見ると、少しだけ怯えているようだ。
闇が前を見ると———

「ひ、雲雀??」

そこにいたのは微かに笑みを浮かべている雲雀の姿があった。
犬が雲雀に言う。
「・・・闇に手を出すんじゃねーびょん!!」
「この人は大切な人なんだ。去ってくれ」
雲雀がフッと笑う。
犬と千種、凪がホッとした表情になった。
———刹那、

「君達に用は無いよ。———僕はそこの女に興味があるんだ。六道骸の双子」

犬、千種、凪の顔が凍りついた。


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