二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【復活、デュラ中心】16獣の咆哮-情報屋の手中【コメ大歓迎】
- 日時: 2010/07/05 17:16
- 名前: 樹 (ID: I7JGXvEN)
- 参照: http://renrinmiku.blog70.fc2.com/
・初心者です。
・書き方よく変えます。
・アドバイス、嬉しいです。
・内容は考えてません、その場で切り抜けます=リクエストはできるだけ従います。
・タイトルでは略しましたが、
家庭教師ヒットマンREBORN!
デュラララ!!
VOCALOID
オリジナルキャラクター
D,Gray-man
結界師
犬夜叉
の組合わせてす。
と、完全なる予定なので増減可能性ありです。
初めまして。樹です。
いろんなサイトに顔出してるんで、知ってる人がいたら嬉しいです。
上記に書いてあることが不満な方は他の方の小説を見ることをお勧めします。
参照は俺のブログです。
良ければどうぞ...
生暖かい目で見てやってください><
あ、投げるなら石ではなく、自販機でお願いします。
それから、訪問してコメントorアドバイス下さった方の小説はよろしければ見に行貸せていただきます(`・ω・´)
〜本編〜
第無章 >>2
第一章 >>5
第二章 >>6
第三章 >>8
第四章 >>13
第五章 >>27
第六章 >>29
第七章 >>32
第八章 >>43
第九章 >>56
第十章 >>62
第十一章>>65
第十二章>>67
第十三章>>68
第十四章>>69
第十五章>>70
第十六章>>71
第十七章>>72
第十八章>>73
第十九章>>74
第二十章>>75
〜番外編〜
参照100祝い >>48
参照200祝い >>66
〜コメントしてくださった方〜
(☆が付いてる方は友達)
・☆燈玖黐(/初コメ有難うございます!)
・☆菜流(/今回も来てくれてorアドバイス有難う!)
・☆yuki(/原作知らないのに来てくれてしかもコメントしてくれて凄く嬉しいよ><)
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- Re: 【復活、デュラ中心】16獣の咆哮-情報屋の手中【コメ大歓迎】 ( No.71 )
- 日時: 2010/06/10 20:53
- 名前: 樹 ◆YJ5DWMTmns (ID: I7JGXvEN)
- 参照: http://renrinmiku.blog70.fc2.com/
第十六章
———烏森 森付近〜校舎 集合手配———
ヒュンッ ガッ ドゴウッ!!
豪快な音が鳴り響く中、それを静かに眺めている二人。
諷の方が口を開く。
「このままやってても話が進まないよな」
ぼそり、と呟かれた小さな言葉。それは陸にだけ届いた。
陸は"そうだな.........."と短く返すと少し考え始めた。
考えてる最中に諷が言葉を続けた。
「もう、集合するか?」
"集合" その言葉に少しだけ反応する陸。
「確かにそっちの方が早いが......
難易度が上がりすぎないか?」
その問いに考える間もなくすぐに返答する諷。
「ボンゴレⅩの力を試すにはちょうどいいだろう」
それに返答しようとした陸だが再び考え始めて言葉を止める。
暫くした後、
「そう...だな」
と小さく返した。
次の瞬間二人の姿がそこから消えた。
木の下では未だに激しい戦闘が続いていた——
中等部校舎———
「誰もいませんね」
獄寺隼人が呟いたその言葉通りにそこには二人以外の気配がしなかった。
「何か.......怖いね」
と、情けない声を零したのがボンゴレⅩの沢田綱吉。
二人は未だに決壊の中。
………数分経過………
そこには諷の姿があった。
「「!?」」
ほんの一瞬、瞬きした間に諷がそこにいた。
「あーっ!!」
獄寺隼人が諷を指さし大きな声を上げる。
「テメェッ 出やがったな!」
ダイナマイトを6本ほど取り出すと諷に投げようとする。
しかし、それを慌てて綱吉が腕をつかんで止めた。
「だ、駄目だよ!」
当たり前のように此処で投げたら自滅と同じだ。
「斬解」
小さな言葉とともに結界が切れる様にして解かれた。
「え? あ.......」
しかし、それきり諷はクルリと綱吉達に背を向け窓枠を飛び越えて外へ出た。
「っ!! 待てェッ!!!」
慌てて獄寺隼人が窓に駆け寄る。
諷は、風で落下速度を落とし地面にいとも簡単に着地した。
「追いかけないと!」
反射的にその言葉が出た。
ごくんっ
死ぬ気弾を飲み込み綱吉は諷を追いかけて窓枠を超えた。
一方の獄寺も匣を使い下へと降りる。
諷は二人が付いて来たのを確認すると木の枝をものすごい速さで移動し始めた。
誘導するように———
———舞台裏———
現在の入室者〜諷、陸、燈、剋〜
燈「継承の方はどうですか?」
陸「順調だ」
剋「随分大人数でやってるようだが」
諷「まあ、途中で人が増えてくるからな」
燈「それで、貴方達の継承の鍵にボンゴレ側は気が付きそうですか?」
諷「それは今から検討だ」
陸「嗚呼」
陸「超直感を持っているボンゴレⅩで試す」
剋「無理はするなよ」
陸「分かってる」
燈「気を付けて」
- Re: 【復活、デュラ中心】16獣の咆哮-情報屋の手中【コメ大歓迎】 ( No.72 )
- 日時: 2010/06/10 20:52
- 名前: 樹 ◆YJ5DWMTmns (ID: I7JGXvEN)
- 参照: http://renrinmiku.blog70.fc2.com/
第十七章
———校門付近 思わぬ乱入者———
同時刻、山本、笹川 側。
「誰...........?」
山本、笹川の二人は目の前にいる見慣れない人物(?)に戸惑っていた。
一人は人間。問題はない。
そしてもう一人。それは見かけない服で腰に刀を持っていて犬耳が頭から生えていて......
まぁ、自分も背中に刀をしょっているんだが。
相手もそれを見て普通じゃないと察したのかそれについては指摘してこなかった。
そして、返答したのは人間の方。
「えっと、私はかごめ。こっちは犬夜叉」
「俺は山本武っていうんだ」
「俺は極限に笹川了平だぞ!」
返答と言っても自己紹介に変わる。
「あの......えっと」
かごめが次の言葉を述べようとした時、時音が遮った。
「誰!」
此方に走って来ながら式を構える。
それは明らかに犬夜叉に構えられ..........
「結っ!!」
緑色の結界が成形され犬夜叉が閉じ込められる。
「貴方......奴よね」
結界の前に立つと小さく呟いた。
………………。
「は? アヤカシ?」
本気で知らない、というような表情の犬夜叉。
「もしかして、妖怪の事?」
かごめが時音に問う。
「妖怪.....。まぁ、そうかもね」
「それなら、犬夜叉は半奴っていって...」
「でもっ! 悪い奴じゃないから」
かごめが時音の言葉を聞き必死に弁解しようとする。
しかし、時音は冷たく、
「此処の土地にいたら本物の妖怪になりかねないわ。
そっちの都合は分からないけど、此処から出て行って」
そう述べる。
「でも、此処に妖怪が居るんです!」
かごめは此処に来た理由を述べる。
「そりゃぁ......居るけど」
普通に述べられた言葉に多少驚くかごめ。
しかし、気にせず時音は言葉を続けた。
「それを狩るのが私たちの仕事だからね」
更に驚くかごめ。犬夜叉も多少驚きを見せる。
そしてその会話の最中にまた新しい人影が現れた。
山本、笹川は更に押し避け、陸までがその地に来た。
「犬夜叉とやら。妖怪を狩るのを手伝って欲しい」
来て早々呟かれた急な言葉。
「「は?」」
数人の声が重なった。
陸は気にせず犬夜叉、かごめに説明をした。
山本たちもこの状況を理解できてないため一緒に聞くはめになったが。
説明が終わると、陸はかごめに矢を結界につきさせと言った。
疑問符を浮かべたもののかごめは素直に従い、矢を一本ぬくと結界につきたてた。
バチッ!!
激しい火花の直後、結界がスゥッと解かれた。
解かれたとほぼ同時、陸のてが犬夜叉の額に一瞬だけ触れた。
「これでこの地にいても力が暴走することはない」
鋼夜に欠けたものと同じもの。それを犬夜叉にもかけたのだ。
「これでいいだろう」
そう述べて時音の方を向く。
時音はあきれた表情でうなずいた。
それを見て再び陸は犬夜叉の方に向き直った。
そして、犬夜叉の耳元で何かを呟いた。
犬夜叉は分かった、とだけ返答した。
「じゃぁ、また後でな」
その場にいた全員に陸は言葉を発すると、素早くその場から居なくなった。
「あっ!」
居なくなってから声を上げたのは山本と笹川。
陸が己たちが狙うべき相手だったのにすっかり手を出さずに帰らせてしまった。
取りあえず追わなければ。
二人はだっと走り、陸を追いかけた。
———舞台裏———
現在の入室者〜鴎、夜叉、雪音、樹〜
雪音「あの、さっきは御免なさい」
鴎「大丈夫ですよー」
鴎「ね?」
夜叉「お、おう」
鴎「暴走しないようにもしてくれたしね」
雪音「あの人たち、何者なんだろう」
夜叉「あいつらは妖怪じゃなかった」
夜叉「でも雪音からは妖怪のにおいがした」
鴎「だいぶ早くなったわねー」
鴎「って、雪音さんが!?」
雪音「んー 白尾も妖怪って言うんだろうか......」
鴎「白尾?」
雪音「妖怪を見つける為の犬よ」
鴎「犬夜叉みたいなものか」
雪音「白尾は戦わないわ」
雪音「白尾も多分奴だと思う」
鴎「えっと、そっちでは妖怪の事をアヤカシって言ってるのよね」
樹「ややこしくて悪い」
- Re: 【復活、デュラ中心】16獣の咆哮-情報屋の手中【コメ大歓迎】 ( No.73 )
- 日時: 2010/06/14 17:26
- 名前: 樹 ◆YJ5DWMTmns (ID: I7JGXvEN)
- 参照: http://renrinmiku.blog70.fc2.com/
第十八章
———烏森学園-森 集合———
ダダダッ!!
三人の走る足音だけが響く。
陸、山本、笹川の三人だ。
陸の方は二人に速度を合わせてるようにも見える。
そして、森に入れば同然の事に............
ヒュゥンッ ゴッ!! ガガガガガッ
乱闘。
雲雀、クローム、セルティ、杏里の戦闘だ。
未だ続いている四人の戦闘の中に陸は向かっていく。
そして、そのまま乱闘の真ん中を
"すりぬけた"
あの乱闘の中をいとも簡単に飛び越える。
そして、勿論それに反応するのが四人。
「雲の人.........あれ...」
「言われなくても分かってるよ」
最初に動き始めたのがボンゴレ側の二人、
雲雀の方については珍しく直ぐに戦闘をやめ、陸を追いかけ始めた。
それは、今まで相手していた二人と、陸のレベルが違うことを分かっているからだ。
きっと、こいつを追いかければさらに楽しい戦闘が味わえる、と。
そして、その後ろからはやはり山本たちが追いかける。
セルティと杏里は突然の事に顔を見合わせた後、
杏里はセルティのバイクに乗り、五人を追いかけた。
向かうは森の中心部———
森校舎側、入口———
同じような状況で諷を追い掛けているのは綱吉達。
「チッ 何て早いんだっ」
獄寺は匣、綱吉は死ぬ気を炎を使った出力でも諷に追い付くことは不可能だった。
しかし、間を開けられることはない。
此方も綱吉達に諷がスピードを合わせているようだった。
そして......此方も向かうは森、中心部———
高等部校舎、屋上———
今まで、大した動きを見せなかったリボーンとビアンキの二人。
この二人は今高等部を見終わり屋上にいた。
高いところから一部始終を見よう、ということらしい。
そして、その位置からはわずかな隙間から人の動きが見えた。
その人がある場所を目指して一斉に動き始めたことも。
「......妙だな」
リボーンが口を開く。
ビアンキは同意するように頷き、言葉を返す。
「そうね。ツナ達だけじゃなくて敵も一斉に森の中心に向かって移動してる」
ビアンキの言うように、ボンゴレ側や諷と陸だけではなく、
セルティ、杏里をはじめ静雄、化け犬達が一斉に移動していた。
「なにか企んでやがるな」
その光景は明らかにおかしい。リボーンでなくてもその結論に結び付いただろう。
「暫く見守るか」
いよいよ森の中心に近づいてきた、という時
諷と陸の姿が一瞬にして消えた。
いや、消えたと言うより今までとは比べ物にならない早さで移動した。
当たり前のように全員の視界から完全に消えた。
その場では全員止まるものの、直ぐに動き始めた。
その原因は......
森の完全な中心部から誘ってるようにしか思えないほどの
強大な妖気殺気が伝わってきたからだ........
———舞台裏———
現在の入室者〜樹〜
樹「よくリア友の坤に」
樹「内容が分からないと言われるんだが」
樹「この小説を読んでる人(仮にも居たら)」
樹「内容、分かりにくいとかないか?」
樹「オリキャラの区別が付かないとか」
樹「表現がおかしいとか」
樹「此処が分かりにくいとかあったらコメントで言って欲しい」
樹「出来るだけ繊細に教えようと思う」
樹「今回は舞台裏ネタなしになってしまうが」
樹「この機会に」
樹「読んでくれてる方有難う御座います」
- Re: 【復活、デュラ中心】16獣の咆哮-情報屋の手中【コメ大歓迎】 ( No.74 )
- 日時: 2010/06/19 10:26
- 名前: 樹 ◆YJ5DWMTmns (ID: I7JGXvEN)
- 参照: http://renrinmiku.blog70.fc2.com/
第十九章
———烏森学園-森中心部 本番———
ひゅぉぉぉおおお
やや強めの風が通り過ぎた。
広場のようにそこだけ見通しのいい場所にいたのは...
系8匹の獣。
その中のわずかな何匹かはみたことのある様な気もするが、
模様が似ている、というだけで大きさは明らかに違っていた。
そして、皆似ているようだが二種類に分けられるようだ。
狼と山犬に。
見分けはよくわからないが、見た目で分けると、
白い狼が二匹。
白っぽいが黄色かかった狼が一匹。
灰色の狼が一匹。
黒い山犬が一匹。
白く、尾が斑模様の山犬が一匹(予想で斑御と思われる)
黒く、尾が白い山犬が一匹(予想で白尾と思われる)
紺色の山犬が一匹(予想で鋼夜と思われる)
そして、この三匹の妖気はあり得ないほどのレベル。
しかし一見暴走している様子はない。
それに加え最初は気付かなかったが獣に似た人影が三人。
そのうちの二人は姿が似て見分けるのは難しい。
目の色とわずかな髪形の違いだろうか。
そして、もう一人は完全に姿が違っていた。
なんと言うか、頭から犬耳生えていて、昔の人のような服装。
とにかく、中央部に獣のような輩が集まっていた。
この中に諷と陸が居るのだろうが、それを見分けるのは不可能に近い。
このごちゃごちゃした中で戦闘などされたら余計無理だろう。
相手側はそれが狙いなのだろうが。
そして、綱吉側が困ってるのと同様、味方のはずの静雄や杏里も如けた顔をしていた。
多分彼等も見分けがつかないのだろう。
そして、少しあとから駆け付けた時音と良守は来るなり状況を把握したらしいものの、
時音はあきれたように頭を抱え、良守は把握はしているものの唖然としていた。
《始めよう》
白い狼の内の一匹が低い声で言った。
それを合図に戦闘が始まった。
仕掛けたのは獣側。綱吉達に向かって容赦なしに襲いかかってくる。
一発目は獄寺の匣で防いだものの...
「十代目! どうしますか?」
破られるのも時間の問題だろう。
しかし綱吉は答えず、唯柄に会わず考えているだけ。
———目的は相手を倒すことじゃない。
でも何もしなければいずれ此方が倒されてしまう
ならばどうすればいい?
陸と諷を見分けてネックレスを取れば———
「そうだ、ネックレスだ!」
ふ、と綱吉は顔を上げ狼、山犬の中にネックレスを付けている者はいないかと探す。
しかし、漬けているのは3"人"だった。
獣に似た人影三人がネックレスを付けていた。しかし、その形は最初に見せられたものとは全く形が違っていた。
もしかしたら、此処にはいないのか?
いや、変化したらネックレスが消えるとか?
多分二つ目の可能性は低いだろう。
ネックレスが消えれば継承にはならないからだ。
かといって、一つ目もあまり信じがたい。
先程"はじめよう"と指示したあの狼。彼がきっと陸なのだろう。
しかし、もう一匹の白い狼とまぎれて区別がすでに付かなくなってしまっている。
色が関係あるのだとしたら、もう一匹は黒い山犬か紺色の山犬辺りだろう。
しかし、それが動きまわっているのだから見当を一回つけても直ぐに分からなくなってしまう。
———どうすれば......———
考えるも浮かんでくる答えはない。
「どうにかして陸さんと諷さんを探しださないと......」
一人で考えていても仕方ない、己の見方に声をかける。
「知ってる人はいないの?」
案外、簡単に見方が答えてくれた。雲雀さんだ。
———知ってる人?
翔さんとか、臨也さんとかかな?
いや、何かもっと身近にいるような......———
と、その時バチィッと何かがはじけるような音がした。
「くっ」
同時に獄寺くんのうめき声が重なった。
「獄寺くん!?」
獄寺くんの匣をよく見るとひびが入っていた。
そして、そのひびに突き刺さっているのは緑色の瞳の獣に似た少女。
言うに桜狼雪の短刀だった。
そして、雪がわずかに短刀を握る手に力を込めると音を立てて盾が崩れ落ちた。
そして、それもつかの間、雪の匣の晴狼が雪の後ろから現れる。
その背中に雪は飛び乗ると、そのままの勢いで此方へ攻撃を仕掛けてきた。
牙か此方へ向けられた瞬間。
ゴウッ!!
クロームの出した幻覚の火柱が立ち晴狼へと直撃した。
いや、直撃したように見えたが正確に言うと、
直撃しそうになった瞬間、雪が後ろへ飛び素早く晴狼を匣に戻した。
地面に着地すると受け身がてら後ろへ飛んだ。
そして、匣からは再び晴狼が出現する。
———今の攻撃から考えてまだ攻撃してこない奴らの攻撃力はすさまじいだろう。
特に妖気の凄いあの三匹。
早く結論を出さなければ危ない状況になるのは目に見える———
「どうすれば......」
「ゆっくり考えてて大丈夫なのな。
時間はこっちで稼ぐからさ」
俺が呟いた情けのない言葉に直ぐに返答してくれたのが山本。
そして、それに続くように何人かも同意してくれた。
———確かに身近にいたような気がするんだ。
誰よりも陸さんと諷さんの事を知っている人が———
———舞台裏———
現在の入室者〜彌瘡、麗美、甘楽〜
甘楽「わ〜 皆さん久しぶりですねぇ☆」
麗美「ほーんとっ 久しぶりだね♪」
彌瘡「相変わらずですね」
甘楽「それでそれで、どうですかー?」
甘楽「継承の方♪」
彌瘡「甘楽三の方がよく知っているでしょう?」
彌瘡「順調ですよ」
麗美「麗美は退屈ー」
麗美「もっとさぁ、遊びたよぉー」
甘楽「近々麗美にも出番が来ると思いますよう☆」
麗美「ホント!?」
彌瘡「単純ですね」
甘楽「まぁまぁ」
彌瘡「それにしても第一継承に思った以上に時間がかかってますね」
甘楽「この調子で言ったら随分いかんがかかりますねぇ〜」
麗美「えー そんなのやだよぉ」
麗美「退屈キラーい!」
彌瘡「二人同時だから長いと考えたいですね」
甘楽「だといいですねー」
- Re: 【復活、デュラ中心】16獣の咆哮-情報屋の手中【コメ大歓迎】 ( No.75 )
- 日時: 2010/07/05 17:14
- 名前: 樹 ◆YJ5DWMTmns (ID: I7JGXvEN)
- 参照: http://renrinmiku.blog70.fc2.com/
第二十章
———烏森学園-中心部 唯一の光———
ガガガガガッ グォオオオ ガキィッ!!
「..........っ」
獣の牙と武器が交わる。
戦闘はどんどんヒートアップしていく。
その中ツナ側は相手の違いもつかなくなってくる。
———諷、陸、16獣......———
皆が時間を稼いでくれてる中、ツナは未だに考えがまとまらない。
・・・。
『継承の度に分からないところは説明しましょう』
っ!!
「そうだ! 燈さんと剋さんなら!」
そのツナの声に反応する見方たち。
そして同じように反応する獣が二匹。しかしその二匹は直ぐに気配を消した。
「そうだな。情報の内こちらにこの中から見つけるのは不可能だ。
もともとこういう試練なのかもしれねーな」
「だとしたらその辺にいるんじゃないっスか?」
突如現れたリボーンに驚きもせず返答する獄寺。
———そうか...だったら近くに入れるかもしれない!———
「燈さん! 剋さん!」
ツナはもう最後の頼みの綱、と祈りながら二人の名前を口にした。
ヒュゥゥゥゥッ
と、直ぐ隣が光り始めた。
直ぐに光は消えその光は出てきた人影のネックレスへと消えた。
呼んだ二人だ。
「どうかしましたか?」
燈さんは分かっているのだろうがそう問いかけてくる。
「あの......陸さんと諷さんの違いを教えてもらえないでしょうか?」
恐る恐るツナが問いかけるとニコと笑みを浮かべて明かりが答えた。
「光を追いなさい」
ふ、と獣達の方を見ると全員が止まっていた。
諷と陸はこの時を待っていたかのように。
ツナは改めて自分が合っていたと実感する。
と、次の瞬間獣の中の二匹が片方は黒く、片方は白く光り始めた。
振り向くと燈さんと剋さんのネックレスも光っていた。
「黒い方が風。白い方が陸だ」
剋さんがそういうのと俺等が動き始めるのはほぼ同時だった。
「やってヤローじゃねぇかっ!」
「うしっ 本気で暴れるぜ!」
「僕の獲物だよ」
全員が総勢力で獣達に向かった。
光は消えないが、明らかに相手の妖気が変わった。
これからがいかにも本番といった感じだ———
———舞台裏———
現在の入室者〜彌瘡、樹〜
彌瘡「流石に長すぎじゃないですか?」
樹「まぁね」
樹「何も考えてないから」
彌瘡「後何回で終わりそうですか?」
樹「数回」
彌瘡「・・・。」
樹「キャラ使いすぎて全部のキャラが活かせそうにない」
彌瘡「言わんこっちゃない」
彌瘡「余りに出番なくて忘れられてる人とかいるんじゃないですか?」
樹「了平とか鋼夜とかね」
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