二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ヒバード少女と雲雀の日常—REBORN—
- 日時: 2010/05/21 21:25
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
クリック有難うございます!
今回はヒバードが人間の女の子に獣人化します。
一応女の子ですよ(一応って何by雲雀)
が、頑張ります!:汗(誤魔化したねby雲雀)
・目次
第零話
第一話 黄色い彼女
第二話 戸惑い
第三話 鳥は学校に行く
第四話
- Re: ヒバード少女と雲雀の日常—REBORN— ( No.1 )
- 日時: 2010/05/21 20:43
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第零話
空を見上げて僕は思う。
もしもヒバードみたいに飛べたら。
なんてバカな事を想いながら、ヒバードを手に乗せる。
また下手な歌を歌ってる・・・。
ちゃんと教えたはずなのに。
僕は溜息を吐いて、ヒバードを見た。
—もしも、人間になれたら!—
なんてヒバードもオモッテルのだろうか。
僕は少しだけ笑って、再び眼を閉じた。
- Re: ヒバード少女と雲雀の日常—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/05/21 20:52
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第一話 黄色い彼女
「ヒバリ、ヒバリ!」
「ん・・・?」
ヒバードの声かと思って目を開ける。
だけど、そこに居たのは・・・。
「ヒバリ!起きた!」
「キミ・・・誰?」
黄色い髪の少女。
同じ色の黄色い服を着ていた。
すると不思議そうな表情をして、
「何言ってるの?私はヒバードだよ?」
「・・・何言ってるの?咬み殺すよ?」
僕はトンファーを取り出して、言う。
すると少女はオドオドと慌てて、
「ヒバードだよ!ホラ、空も飛べるんだよ!」
「!」
フェンスに足をかけて飛ぼうとする彼女を危機一髪のところで抱きとめる。
「ヒバリ?」
「・・・もういい、判ったから」
すると彼女はニコッと笑ってフェンスから屋上の地面に足を付いた。
「ミードーリータナービクー」
「・・・キミ、住む場所無いの?」
「・・・無いよ、何時も空の上だから」
そう言って笑った。
いや、笑い事じゃないんだけど。
どうしようか・・・この子。
「・・・キミ、僕の家に住みなよ」
「本当?有難うヒバリ!」
嬉しそうに笑う彼女——ヒバードは、澄み渡る空に向かって校歌を歌いだした。
下手な歌、
そう思いながら僕はその歌声を聞いていた。
- Re: ヒバード少女と雲雀の日常—REBORN— ( No.3 )
- 日時: 2010/05/21 20:54
- 名前: 晴樹 (ID: wQzgmA98)
- 参照: Dグレにはまっている今日この頃
こんにちわ、蒼炎さん、晴樹っていいます。
ヒバード擬人化か、なんかおもしろそうですね!!
- Re: ヒバード少女と雲雀の日常—REBORN— ( No.4 )
- 日時: 2010/05/21 21:03
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第二話 戸惑い
「ここだよ」
「ヒバリの部屋!」
キャっきゃと黄色い声で騒ぐ彼女を見ながら、僕は溜息を吐く。
何故、僕がこんな見知らぬ少女を?
もう一度彼女を見る。
黄色い髪、黄色い服。
それにこの声。
ヒバード、そのものだ。
本当にヒバード?
いや、そんな訳無い。
「ヒバリ!」
「何?」
「お腹減った・・・」
シュン、と体を縮めるヒバード(仮)。
確かに、今はもう八時だし・・・。
僕は台所へ向かった。
しばらくして、僕は料理を持って彼女の居る部屋へ向かった。
「ワー!ヒバリ、凄く美味しそう!」
そう言って箸を持って食べ始め「ヒバリ、お箸って同使うの?」
「・・・使い方、ワカラナイの?」
「・・・うん」
僕は彼女に箸の使い方を教えた。
すると彼女は最初は戸惑ったが、うまく箸を使いこなして間食した。
「美味しかった!有難う、ヒバリ!」
「・・・うん」
僕はうなづいた。
彼女は結構覚えるのが早いらしい。
すると彼女はニコニコ笑って僕の頭に顎を乗せた。
・・・重い。
「ヒバリ!聞いて聞いて!ミードーリータナービクー♪」
校歌を一通り歌い、満足したのか、ソファーで寝始めた。
「・・・でも」
僕は、キミの事が気に入ったみたいだ。
クスリ、と笑いながら僕は呟いた。
- Re: ヒバード少女と雲雀の日常—REBORN— ( No.5 )
- 日時: 2010/05/21 21:25
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第三話 鳥は学校に行く
「ねぇ、早くおきなよ」
「んにゅ?」
眼をこすりながら彼女は起き上がった。
・・・髪、跳ねすぎ。
「ホラ、髪直しなよ」
「うわっ!」
驚いたように後ろにつんのめる彼女。
僕は手早く彼女の髪を治した。
綺麗に髪がストレートに伸びる。
「ハァ・・・キミ、大人しく家で待ってなよ?」
「ヒバードも一緒に学校行きたい!」
ヒバードが叫ぶ。
だけど連れて行くわけには行かない。
・・・色々と問題がおきそうだから。
「僕の言う事が聞けないの?」
「うっ・・・判った・・・」
シュン、と彼女は縮こまる。
僕は踵を返し、玄関を出た。
「・・・だけど!」
バッと私は飛び起きる。
「ヒバードはヒバリの隣に何時も居ないとだめなの!ヒバリ!」
ダッシュで私は走った。
◆
「アレ?」
完全に迷ってしまった。
羽根が無いって言うのは、本当不便だよ。
「・・・うー・・・」
「オイ、」
「・・・赤ん坊?」
確かヒバリと親しげに話していた赤ちゃんだ。
私はニコッと笑って赤ん坊に話しかける。
「私、ヒバード!ねぇ、並盛中って何処にあるか知ってる?」
「(ヒバード?)あぁ、一緒に行くか?」
「うん!」
私は赤ん坊を肩に乗せ、歩き始めた。
◆
「着いた!赤ん坊、有難う!」
「あぁ」
私は校舎にスキップしながら入って行った。
◆
廊下を歩いていると黄色い髪の少女に合った。
通り過ぎただけだけど。
俺は彼女の容姿に見ほれた。
綺麗な髪に綺麗な黒い眼。まるで鳥のような身軽さで・・・。
彼女は俺にも目もくれず、去って行った。
◆
バァァァァァァンッ
「ヒバリーーーーーーー!」
「!?」
私は思いっきりヒバリに飛び掛った。
ヒバリは後ろに倒れる。
「キミ・・・!何で居るの・・・」
「だってヒバード寂しかったから・・・」
直ぐにシュン、としおれる。
「ハァ・・・判ったよ、だけど、ちゃんと応接室で大人しくしてるんだよ?」
「うん!」
「(大丈夫かな・・・)」
意外と心配をするヒバリでした。
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