二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 悪ノ優シサ -悪ノ小説-
- 日時: 2010/05/23 20:13
- 名前: つきあ (ID: duKjQgRl)
この小説は悪ノPによるボーカロイドオリジナルの悪ノシリーズを小説化したものです。
+登場人物+
リン:14才。レンの双子で、黄色の国の王女様。
レン:14才。リンの双子で、黄色の国の王女様の召し使い。
メイコ:黄色の国の中の赤の村在住の女剣士。
カイト:黄色の国と海を挟んだ隣国の青の国の王子。ミクを愛した。
ミク:黄色の国内の緑の村に住む村一番の美少女。
ハク:ミクと同じく黄色の国内の緑の村に住む、村一人の白髪の娘。
+注意など+
所々設定変えてます。
(例:「緑の国を滅ぼしなさい」と言っているのに「緑の村に住んでいる」など)
ストーリーとずれているかもしれません。
+約束+
個人解釈をここに書かないでください。
自分の解釈と違っていても文句を言わないでください。
「○○かわいそう」などの発言は控えてください。
+目次+
>>1 一話
>>2 二話
>> 三話
>> 四話
Page:1 2
- 第一話 レン視点 ( No.1 )
- 日時: 2010/05/23 20:03
- 名前: つきあ (ID: duKjQgRl)
ある日ある朝ー
…コンコン
少し古めの重いドアを叩く音が響く。
??「…王女。」
…
ガチャッ
??「…ん…」
??「リン王女、お目覚めの時間です…」
リン「私はまだ寝ていたいわ。……レン、その敬語いい加減やめてくれない?」
レン「…もう朝食の用意はできています。」
リ「だぁかぁらぁ、敬語なんてやめなさい! 私達は双子でしょ? 違和感あるし何かやだ。」
鬱陶しそうに言うので城内の人に聞こえないよう、本来ならば禁じられたタメ口で話す。
レ「…で、とにかく起きて。飯さめる。」
リ「最初からそうしてよねっ。じゃ、着替えてくるわ。」
パタパタ…
着替えを取りに走る音。
何もかもいつも通り、何事もない朝だった。
- 第二話 レン視点 ( No.2 )
- 日時: 2010/05/23 20:12
- 名前: つきあ (ID: duKjQgRl)
着替え終わった彼女の姿は、文字通り輝いていた。
「絢爛豪華」な調度品の中を舞っているのは、城内を照らす明かりを反射している、きらびやかなアクセサリーを身に付けた齢14の王女様。
指には指輪、頭にはティアラ、首にはネックレス、足下を見れば…靴にも宝石。
その一つ一つの輝きがギラギラと反射させている。
舞うのを止めて、スカートをつまみ一礼する王女。
リ「見て見て! これ、綺麗でしょう? 新しく買ったのよ!」
満面の笑みでうったえてくる幼顔の一国の王女。
レ「…では、朝食に行きましょうか。」
興味なさげに言う召し使い。
リ「なんなのよレンは! 敬語やめろっつの!」
レ「…リン王女、言葉遣いが乱れています。」
リ「うるさいうるさいうるさあい!!」
今日も朝からリン王女の声が響く…
リ「もう私朝食食べてくるから!レンなんか知らないわ!」
レ「あ…」
ギィイッ… バンッ!
埃が少しかかった重いドアを乱暴に閉じ、リンは去っていった。
(…昔の君はどこにいるのだろう。
あんなリンは…嫌いだ…。)
ドアの埃を拭き取りながらため息をついていた。
- Re: 悪ノ優シサ -悪ノ小説- ( No.3 )
- 日時: 2010/05/23 20:17
- 名前: つきあ (ID: duKjQgRl)
ここまで見て頂き、ありがとうございます。
今日はこれでおしまいかな?
反応があれば三話書こうかな、と思います。
いつか悪ノの絵を描こうかな、と思っています。
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。