二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 冷酷なキミは誰を信じる?—REBORN—
- 日時: 2010/05/24 19:42
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
クリック有難うございます!
何かじめじめしてきて気持ち悪いです・・・。
でもまぁ、書き続けようと思います。
今回はツナが冷酷です、ハイ。
酷いですなんかボンゴレ自体が。
そんなの「イヤ!」って方はUターン!
御願いします!
コメント皆さん有難うございます!
・目次
第零話
第一話 クローンキミ
第二話 涙流す
第三話 気持ち衝動
第四話
第五話
Page:1 2
- Re: 冷酷なキミは誰を信じる?—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/05/24 19:04
- 名前: ツン萌え ◆ni3QXiMRvk (ID: iGvI5nur)
始めまして!
てか・・・なんか凄ぇ・・・!
そんな感じの話、結構好きなんです!
頑張ってください!
あ、おお振り知ってたら僕の鑑定に
来てみてください!
- Re: 冷酷なキミは誰を信じる?—REBORN— ( No.3 )
- 日時: 2010/05/24 19:11
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第一話 クローンキミ
「始めまして、ボンゴレ十代目」
俺は笑う。
彼と同じ顔で、髪で表情で。
彼は驚く様子も無く、俺を見る。
「・・・お前は」
「俺はキミだよ!俺の名前は沢田刹那——・・・会いたかった!」
俺は満面の笑みで言う。
「・・・」
何も答えない彼は、カツカツと学校の廊下を歩いた。
「ま、待ッてよ!」
「・・・」
俺は追いかける。
転びそうになるが・・・何とか歩き続ける。
「お、俺さ、本当キミと会いたかったんだ。俺とソックリなキミに」
「・・・似てない」
そう呟いて俺を突き放す彼。
「何で、避けるの?」
「・・・」
「何で関わろうとしない?」
「五月蝿い」
イラッとしたような声が廊下に響いた。
「大体お前何?いきなり現れたかと思えばもう一人の俺って・・・」
「だから、俺はキミの・・・クローンなんだ」
「・・・クローン?」
「うん、九代目に頼まれてきたんだ。君に会いに」
「・・・」
彼は怪訝そうにして顔をゆがめた。
「・・・フゥン・・・」
もう一人の俺ね・・・
確かに外見ともに似ているが。
まるで中身が全く正反対だ。
そう考えていた綱吉だが——・・・結局考えるのはやめにした。
「・・・お前なんで着いてくるの?」
「だって、俺、同じクラスになったんだよ」
「・・・」
内心驚いた。
九代目の差し金か・・・内心で舌打ちをした。
「よろしくね、綱吉」
「・・・全然宜しくしたくない」
- Re: 冷酷なキミは誰を信じる?—REBORN— ( No.4 )
- 日時: 2010/05/24 19:13
- 名前: ツン萌え ◆ni3QXiMRvk (ID: iGvI5nur)
黒ツナ・・・いや、冷たいツナですか?
かっこいいな・・・!!!
- Re: 冷酷なキミは誰を信じる?—REBORN— ( No.5 )
- 日時: 2010/05/24 19:29
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第二話 涙流す
家に帰れば。
「お帰り」
「何でお前が居るの」
彼女が居た。
「だって九代目に一緒に居候させてもらいなさいって言われたんだもん」
「俺の顔で言うなきもい」
「んなこといわれても困るよ・・・」
彼女は苦笑いをしながら俺の手を何故か握った。
「・・・離せ」
「ヤダよ」
「何で」
「だって、綱吉悲しそうだし、握ってないと寂しいでしょ?」
「・・・」
寂しい?
俺が?
「・・・そんな訳ねェだろ」
「・・・いや、寂しいよ、十分。だって泣いてるじゃないか」
「・・・!」
自分の頬を触る。
濡れていた。
泣いてる・・・?俺が・・・。
「そんな訳・・・」
「大丈夫だよ?俺、一生懸命頑張って役に立つから」
「・・・」
ニコッと笑う自称もう一人の俺。
「ッ」
「綱吉!?」
俺はダッシュで自分の部屋に向かった。
バタンッ
「・・・ッ」
—死ね、化け物!
—お前なんか誰も必要として無いんだよ!
まだ流れる涙をそのままに、扉を背に、ズルズルと座り込む。
「・・・」
湧き上がってくる衝動を無理矢理押さえ、俺は涙を無理矢理止めた。
- Re: 冷酷なキミは誰を信じる?—REBORN— ( No.6 )
- 日時: 2010/05/24 19:42
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第三話 気持ち衝動
「綱吉ッ俺なんか変なこと言った!?な、何かゴメン!」
「・・・」
部屋から出ればそんな言葉が返ってきた。
俺は無言で台所へと向かう。
「・・・」
「つ、綱吉・・・」
「怒ってない」
「・・・え」
「怒ってないからもう話しかけないで」
「・・・ッ」
彼女は何か辛そうに唇をかんだ。
「う・・・」
「!?」
何で泣いてるんだこいつ!
俺は一瞬焦る。
だけど、た、他人だ。
他人だ、そうだ他人なんだコイツは!
「・・・うっく・・・」
「・・・ッあーもう!泣くな!」
「ぐふっ」
俺は無理矢理彼女にティッシュを顔面にこすりつけた。
苦しそうに彼女がうめく。
「プハッ!綱吉・・・痛い・・・」
「・・・フン」
勝手に泣くからだ。
「・・・ハハ」
「?何笑ってるの」
「だって、綱吉、凄く焦ってたから・・・」
爆笑する彼女。
自然と顔が暑くなるのが判る。
「う、五月蝿い」
ソッポを向くと彼女はフと、窓際を見た。
「・・・誰か来る」
「ハ?」
バァァァァンッ
「沢田綱吉・・・また、キミは彼女を苛めたんだね」
「・・・ッ・・・雲雀・・・」
大空が氷の如く冷たい眼をするようになった記憶の破片。
その理由は・・・一体何にあるのだろう。
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