二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 冷たい彼の純愛な言葉—REBORN—
- 日時: 2010/06/14 15:32
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
クリック有難うございます!
—お前なんて必要ないんだ馬鹿
—邪魔なんだけど。
『酷くない!?』
(全部冷酷なことばかり言ってる!)
冷たいツナの言葉を真に受けながらも、そんなツナを何処かで好きになっていった。
純粋でギャグ多いです。
切なくて冷酷で甘くてシリアスな物語。
・君の言葉(目次)
無言
第一声 宜しくしたくないから。
第二声 忘れやがって・・・。
第三声
第四声
第五声
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- Re: 冷たい彼の純愛な言葉—REBORN— ( No.1 )
- 日時: 2010/06/14 14:00
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
無言
「・・・」
無言です、ハイ・・・。
少々きつくなってきた私です。
いつもなら「おせぇ」とか、「何やってんの、お前」とか言う彼ですが、
無 言 は 生 ま れ き っ て 初 め て で す 。
「・・・ツナ?」
ガッと頭を掴まれた。
「痛いイタイイタイ!」
「俺の事は綱吉様、だろ」
「す、スイマセン綱吉様!」
パッと離してくれた。
髪が抜けてそうです、ハゲに成るかも・・・。
当の綱吉本人は。
「(ったく、フザケンなよ・・・宿題忘れてきやがって・・・)・・・フン」
「(何で怒ってんだこの人ォォォォォォ(涙)」
- Re: 冷たい彼の純愛な言葉—REBORN— ( No.2 )
- 日時: 2010/06/14 14:16
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
第一声 宜しくしたくないから。
コレは、入学した時の話。
「一年A組か・・・結構知らない人多いな・・・」
そんな事呟きながらクラスメートを確認していた。
後方注意を忘れて。
「・・・退いてよ、邪魔なんだけど」
「・・・ハイ?」
私は後ろを見た。
何か髪型が素晴らしい方が立ってらっしゃった。
思わず口に出してしまったのがこれ。
「凄い髪型ですけど、それって固めてるんですか?」
此処で私の人生が変わってしまったと前から思っている。
彼は凄い険悪な表情で私を見てきた。
勿論私はその表情に気付いて焦った。
「あ、何かゴメン・・・」
「・・・フン」
感じ悪いなオイ。
私は少しだけ安堵の息を吐いた。
——安心するのも束の間。
「ギャウ!?」
「(ギャウ?)だから邪魔だって言ってるでしょ?」
「だ、だからって足踏まないで!」
地味に痛い!
半泣きだよ、もう・・・。
「あの、」
「何?」
「彼方の名前は・・・」
「沢田綱吉、お前と同じクラスだけど、何」
怖い!
私は怯えながら言った。
「宜しく、御願いしますッ・・・」
「宜しくしたくないから」
第一声が、コレだった。
- Re: 冷たい彼の純愛な言葉—REBORN— ( No.3 )
- 日時: 2010/06/14 15:31
- 名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)
第二声 忘れやがって・・・。
あれから高校に来ました。
私は今までイタリアへ行っていました(家庭の理由って奴ですよ)。
メチャクチャトマトが美味しかったです、ハイ。
一応高校は日本でやることに決まったんです。
並盛高校、らしいです。
「・・・何か嫌な予感がするんだよ・・・」
嫌な予感と言うのも、的中するだろう。
そんな事を考えながら、地図を手に、歩き始めた。
◆
並盛高校内。
「・・・あー・・・」
現在メチャクチャピンチ状態。
いや、ただの自己紹介なんだろうけども!
私は結構な人見知りなんだけど。
「・・・」
「どうした?」
担任教師・・・——話しかけないでくれません!?
「・・・さ、沢田刹那です・・・宜しく、おねが、おねがいします・・・」
うっわグダッグダだ私ィィィィィィ!
心の中でギャーギャー騒いでいれば、ガンッと何かの音がした。
目線を移動させれば、そこに居たのは茶髪の癖毛の少年だったりする。
「・・・じゃ、じゃあ席は、さっき机を蹴り上げた沢田の隣だ・・・」
「あ、ハイ・・・」
うん?沢田?
「・・・よ、宜しく・・・?」
「・・・」
眼もあわせてくれずに、彼は空を見上げた。
「・・・忘れやがって・・・」
「・・・ハイ?」
コレが、彼の第二声。
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