二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- tales of vesperia 星のきらめき
- 日時: 2010/06/18 17:28
- 名前: リクア (ID: lDEsvGbw)
どうも。初投稿ですっ!なので色々ヘンな部分はあります。文章ヘンかもしれませんが、よろしくお願いします!
それではどぞ。
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- Re: tales of vesperia 星のきらめき ( No.1 )
- 日時: 2010/06/18 18:00
- 名前: リクア (ID: lDEsvGbw)
〜第一話 日常〜
ここは世界の首都、「帝都」だ。色々な身分の人が集まる。広場にはいつも子供たちの笑う声が響く。美しく整備されている街には、いつも活気があふれているにぎやかな場所である。
「おう、ユーリ!今日もなんか仕事か?」
突然、広場を歩いていた俺に、立ちならんでいる店のうちの1つの店主が、威勢よく声をかけてきた。そう。俺の名前はユーリ・ローウェル。俺は片手をあげてこたえる。
「別に仕事なんて呼べることじゃねえさ。」
俺の言葉を聞くと、店主は違いない!と笑って、店に並んでいたリンゴを1つ、俺に投げてよこした。俺は軽く笑うと、また歩き出した。俺の傍らには、子犬がテコテコと歩く。名前はリンク。まだ幼さを感じさせる丸っこい体に、ピョンと出た尻尾を揺らしている。
今日は、帝都の下町と呼ばれいる区域の家の修理をする。今回だけでむ5件くらいはもう掛け持ちしている。坂を下り、まず1件目の家を訪ねる。ここの修理はもう何回もしたことがある。コンコン、と軽くノックをして家に入る。
「あ!ローウェル兄ちゃんだ。ねえねえ、今日は遊びに来てくれたの?」
家に入るなり元気な声が聞えた。この家に住んでいるアリーという名前の男の子だ。
「ん?悪いな。今日は修理なんだよ。」
俺は駆け寄ってきたアリーの頭を撫でながら言った。アリーは少し残念そうな顔をしたが、すぐに親に知らせに行って、俺は作業を終わらせた。それから残りの4件を回って、俺が下宿している部屋へ戻る頃には、もう日はだいぶ傾いていた。これが俺の日常だ。毎日用心棒的な仕事(仕事と呼んでいいのか分からないが)をして過ごしている。修理は格安で請け負っている。俺は部屋に入り、帰りがてら買ってきた食材をテーブルの上に置く。ベッドに腰をおろして、腰につけていた荷物も置いた。リンクはワンッ!と一声元気に吠えた。俺はクスッと笑ってリンクの頭をなでてやる。リンクは嬉しそうに尻尾を振って、やがて仰向けに寝っ転がってしまった。
「よしよし。そろそろ飯あげるからな。」
俺は部屋の隅に置いてある棚から、ドッグフードを取り出して、リンクのさらにザラザラと入れてやる。リンクはそれをものすごい勢いで食べ始める。俺はベッドに横になる。と同時に、ものすごい眠気が襲ってきた。今日は街中走り回った挙句、力仕事も多かったから、かなり疲れた。俺はその眠気に実を任せ、眠りに就いた。
第二話に続く
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