二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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銀魂  僕の愛した——
日時: 2010/06/20 22:20
名前: 九条 紀音 (ID: g7gck1Ss)

こんばんわw初めましてです^^
九条紀音くじょうきおんと言います。
小説書くのは初めてなので、どうか宜しくです!!

じゃぁ、小説について説明します。

まず、見たとおり銀魂の小説です。
あたしの作ったオリキャラが主人公として登場します。
こういうのが嫌いだったら見ないほうがいいですよ!!
あと、いろいろ見苦しいと思いますが、見てくれたらなるべく感想が欲しいな・・・と思います。
あと、あんまり更新できないから遅くなってしまいますがご理解願います;;

それではどうぞー^^

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Re: 銀魂  僕の愛した—— ( No.1 )
日時: 2010/06/20 22:28
名前: 九条 紀音 (ID: g7gck1Ss)



物心ついたときから、刀を握っていた。

刀の名前は何だっけ・・・・


———そうだ美空みそらだ。

でも、名前みたいに全然きれいじゃない。いつも、真っ赤に染まってる。


僕は周りからはどんな風に見られているのかな。


考えた事もないや。でも、でも———

たとえ僕に仲間がいても、どうせ一人になっちゃうな。


僕は群れる事苦手だから、すぐ殺しちゃうもんね。

ふふっ、僕には美空がついてるもん。寂しくないよ。

あぁ、人間は脆くて脆くて、とっても汚い。


僕も人間だって?

そう。その通り。でも、普通の人間とはかけ離れている事が出来れば、かまわない。


———僕を蔑むかい?いいよ。どうせ、君も殺しちゃうんだ。


じゃぁね、バイバイ。







Re: 銀魂  僕の愛した—— ( No.2 )
日時: 2010/06/23 21:46
名前: 九条 紀音 (ID: pKqccoe0)

1,

戦場。


真っ赤に染まった地面。腐臭の混ざった空気。


すべてがすべて、彼は愛している。

戦う事も、殺しあう事も、何もかも愛していた。

そこ以外に、彼の存在意義が無かったから——


戦う事しか知らなかったから。

でも、彼は渇いている。


いくら血をぶちまけようと、いくら肉塊にくかいに埋もれようと、いくらいくらいくら————

渇いて、渇きは収まらなかった。

どうして渇くのか、彼は知らない。


知る事も無いはず。

だって、彼は———


愛された事が無いから。

Re: 銀魂  僕の愛した—— ( No.3 )
日時: 2010/06/29 20:58
名前: 九条 紀音 (ID: pKqccoe0)

2、

雨が降っている。
少年の体を、冷たくどんどん冷やしてゆく。

ザアザア、ザアザアザアと止むことなく。


少年の目も、そんな冷たい雨のように冷めていた。

彼の目に映るものは屍。

生気の無い、冷たくなった屍のみだ。

頼るものは己のみ。愛するのも己のみ。

彼には自分以外、何も無い。


彼の名は美空舞雪みそらまいゆき


またの名を———


零鬼れいきの舞雪。


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