二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

鋼の錬金術師 〜天の獣達〜
日時: 2010/07/24 06:18
名前: ななしば (ID: uw8.zgie)

 どうも!or初めまして!!
 思い立ったらすぐ行動がモットー(?)の、ななしばです!
 今回は、自分で考えた完全オリジナル小説の要素が入っております。それでもよければ、見てください。

   ☆ルール☆

・ハガレン嫌いっ!て人は、『戻る』(?)連打!!
・ななしば、ウゼェんだよ!!て人も、連打!!
・荒らしてやる〜て人は、「×」連打!!
・オリジナル、つまんね〜。て人も、連打!!
・この他、ケンカも禁止!!

          以上を守れる方は、大歓迎☆

 *。目次。*
 オリキャラ紹介>>1
 
 第1章「新たな旅」
prologue「旅立ちの朝」>>2
part1「白竜と錬金術師」>>3
part2「戦闘」>>7
part3「ロイとエド」>>8
part4「謎の少年」>>11
part5「テロ発生!?」>>14
part6「セシル」>>23

 *おまけ*
 
 オリキャラ募集!>>15
 ななしばの日常(?)①>>18

Page:1 2 3 4 5 6



Re: 鋼の錬金術師 〜天の獣達〜 ( No.7 )
日時: 2010/07/17 11:10
名前: ななしば (ID: nFA1oz.j)

 part2「戦闘」

 フィーナが追いついた頃には、二人は敵の目の前にいた。
 「すげー数で群れてんな〜…て、Σお前は!!」
 「あ、やっと気付いた。」
 「君…店にいた子だよね。」
  その通り。
 少年は、フィーナを睨む。
 「ここ、危険だよ?」
 「死んでも責任、取らねーぞ。」
 兄(?)の言葉はひどく心外だったが、フィーナはニッコリ微笑んで「大丈夫。」と言った。


 ——あの程度の人間に、竜が殺される訳無いじゃん——


 「「なんか言った?/か?」」
 フィーナははっとした。
 「Σな、何でもっっ!!」
 「ま、いっか。行くぞ!!」
 

 
 「な、何だ、お前!!」
 男が銃を向けてきた。が、すかさず少年…エドは、左足で蹴りを入れる。
 弟のアルの方も、負けてはいない。すでに計100人近く倒してる。
 「よし、私も行くか!」
 ちなみに、女・おまけに子供と言う点で、多くの
 銃口が向いている。
 「不運だったね〜☆」
 フィーナはそう言うと、一人を殴る為、拳を突き出した。
 とたんに……。

    ドゴォォォォォン!!!

 凄い衝撃波が発生して、十数人吹き飛ばされた。
 「「ええええええええ——!!??」」
 「あ、あれ?」
 やった本人が、一番びっくりしている。気合いを
 入れすぎて、大量の力を放出したらしい。
 (やばー…。)

 すると、奴らの仲間がやってきた。
 「うわっ!増えた。」
 「しゃあねえ、やるか!!」
 「兄さん一人でね。」
 「∑えっ!?」
 エドは、しかめっつらで手を合わせ、それを地面に押しつけた。とたんに光が飛び散り、大量のトゲが
 突き出してきた。
 「何あれ!!」
 「錬金術だよ。」
 錬金術………?

 「あーもう、キリがねえ!!」
 「ホントね。」
 敵の数は、増え続けるばかり。
 「こうなったらあれ、やっちゃおうかな〜。」
 「え。(今度は何を…。)」

 フィーナは少し間をおいた後、祈るようにして手を合わせた。
 すると、手元に光が宿る。
 「あ、ありゃ魔法だぞ!」
 男の一人が叫ぶ。そう。フィーナは呪文を心で唱えて、魔法を使えるのである。
 「気付くの遅いよ。」


 
 「お前、すげえ奴なのな。」
 「え、え〜と…。」
 この二人に感心されても、ロクな事なさそう。
 「ねぇ、僕らと来ない?」
 「え??」

 二人は、「こいつがいれば、元の体に戻る方法を
 いち早く見つけられるかも。」と思ったらしい。
  一方フィーナは、仲間と早く合流できるかもと思ったのか、あっさり承諾した。
 
 「オレは、エドワード・エルリック。エドでいいぞ。」
 「僕は、弟のアルフォンス・エルリック。アルって呼んで。」

 「私はフィーナ!よろしくね。エド、アル!!」
 
 これが、長い旅路のスタート地点だった。

Re: 鋼の錬金術師 〜天の獣達〜 ( No.8 )
日時: 2010/07/17 18:00
名前: ななしば (ID: gwo7dxKL)

 part3「ロイとエド」

アナウンス:間もなく〜イーストシティ〜イーストシティ〜……

 「ああ、着くな。」
 エドは、むくりと身体を起こす。そして、目をこすった。
 「東方司令部って、どんなとこ?」
 エドが国家錬金術師…軍の狗<いぬ>をやってると聞いたフィーナがわくわくして言うと、エドは
 顔をしかめた。
 「クソ大佐がいる。」
 「へ?」
 
 クソ大佐って、誰よ……。

     *。*。

  本来ここは、一般人は入れないらしいけど、ホークアイ中尉と言う方に、
 「マスタング大佐に連絡しておくわね。」と言われて、通して貰う事となった。
 エド、クソ大佐ってどうよ…偉い人じゃん。
     *。
     
  エドが、ドアをノックする。
 「大佐、入るぞ〜。」

  ガチャン。

 「やあ、鋼の。」
 ロイ・マスタング大佐は、一瞬フィーナに目をやり、驚いたように目を見開いた。
  (う、まずい…。)
 だがロイは視線をそらし、エドと向き合った。
 「で、二人共。『石』はあきらめたのか?」
 「石…。」
 「うーん、迷ってんだよなあ。」
 ため息が聞こえた。
 「そうか。それじゃ、仕事だ。」
 「「「はい?」」」

 ロイは、静かに言う。
 「ここより南で、テロが発生しているらしくてな。『三人に』行ってもらいたい。」
 反射的に、フィーナは肩を震わせた。

  南には————セシルがいる!!!!

 「しゃーねぇな…行ってやるよ。あ、お前の為じゃねーぞ。」
 「分かっている。私としても、お前に借りをつくるのは、極力避けたいからなぁ(イヤミっぽく。)。」
 良かった、とりあえず一人って感じね。
 それにしてもこの二人…
 「面白い……。」
 「「何か言ったか?」」
 「何でも〜♪」
 「はは…は……。」

 <〜質問!!!!!!!〜>
『鋼の天使』でオリキャラを投稿してくださった皆様へ
 唐突ですみません。オリキャラをこの作品にコピーしてよろしいでしょうか?

※noという方は、この件に関して、無返答でお願いします。
 okという方のだけ、使わせて頂きます。

・ラナ・リシル*魁菜様*

・ノア・マスタング*リリ様*

・ルリ・リリン*柚莉様*
          などです。よろしくお願いします。

Re: 鋼の錬金術師 〜天の獣達〜 ( No.9 )
日時: 2010/07/17 19:46
名前: 妃菜 (ID: RxNXUMDJ)

こんばんは、ななしばさん。
クソ大佐・・。相変わらずエドは大佐が嫌いで;
フィーナちゃん可愛いですね♪
掛け持ち大変だと思いますが、頑張ってくださいね^^

Re: 鋼の錬金術師 〜天の獣達〜 ( No.10 )
日時: 2010/07/18 08:19
名前: ななしば (ID: X9/3/8Rv)

 <妃菜s>

 はい。エドはこれでもかって位の大佐嫌いです。

 フィーナは、私も気に入ってます。セシルやクレアも気に入ってくれるといいな。
皆強いですよ!

Re: 鋼の錬金術師 〜天の獣達〜 ( No.11 )
日時: 2010/07/18 12:40
名前: ななしば (ID: X9/3/8Rv)

 今回から、エド視点でいきます。このパターン、好きで……。

 part4「謎の少年」

 「なんか、だんだん暑くなってきてねーか?」

  ぐっと額の汗を拭う。
 「そりゃそうでしょ。南に行くもん。」
 フィーナが呆れたように言う。それもそうか。

  ここから南に行くには、何度も列車の乗り換えをしなきゃならないから、
 とんでもなく時間がかかる。
 「兄さん、フィーナ、次の駅で降りるよね?」
 「おう。」
 「うん。」
 
   *。*。*。
   トイレ

 「ふう……。」
 オレが手を洗っていると、すぐ後ろの一室から、声がした。
 (何だ………?)
 いやらしいと思われるだろうが、気になって覗いてみた。

 ザ—……
 『ねえギルア。例の子達、見つかった?』
 「いや、まだだね。」
 一人の男が、トランシーバーを持っている。こいつがギルアだろうか。
 「この辺りに一人、いると聞いたけど。確か、国家錬金術師と一緒だって。エレナ、何か考えが
 あるんじゃないか?」
 トランシーバーの向こう側にいるエレナとか言う奴は、高笑いをした。
 『そうね、多分その子、白竜よ。』
 (白竜……。)
  ふいにフィーナの顔が浮かぶ。嫌な予感がして、おいとまする準備をした。すると——
 「一緒の錬金術師の話だけど、確か二つ名は……そう、鋼だった!鋼の錬金術師!!」
 「!!!」

  ヤバイ!そう思って飛び出すと——
 「いぎっ!??」
  今度は、見知らぬガキにナイフを突き付けられた。

  今日はなんて日だよ…………。

 「あんたさっきから、何してんのよ〜〜!!!」
 後ろからガキの服を引っ張る奴がいる。こいつは……。
 「フィーナ!?」
 「?……エド!!」
   *。
 「人間が嫌いだぁ!?」
 「そう言う事……なんだよねえ。」

  アルとフィーナの話によると、こいつの名はカイト。見た目からして8歳位の少年だ。
 オレを待っている時、突然襲い掛かってきたらしいが、フィーナを見るとおとなしくなったそうだ。
 そして事情を訊いた時の第一声が、「人間は嫌いだ。」だった——

 「て、なんじゃそりゃ。」
 心底呆れた。こいつ……
 「分かってる?自分が人間だってこと。」
 ……よく言ってくれた、弟よ。
  しかし、急にカイトの目つきが鋭くなった。そして、
 「僕は、人間なんかじゃない。」
 と言ったのだ。
 「…………。」
  オレ達は(フィーナを除く)ますます呆れて、こいつが去るのを待った。

 ……しかしカイトは、オレ達について行く気なようだ……。


Page:1 2 3 4 5 6



この掲示板は過去ログ化されています。