二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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銀魂 〜鎖国の中の白夜叉〜
日時: 2010/07/22 14:09
名前: 玄黒&モノクロ (ID: EE/vzbC4)

 お初っす、玄黒と書きまして「げんこく」と読むことが多分可能な者です。
 まぁ〜このスレはわし(わしってなんだよオイ!by新八)がやるとだいぶノロいものになります。
そんときゃあ、モノさんに頼もうと思います。

最初に注意が的なものを書いてみますよ。

1、オリキャラ多数ですよ銀さん!
2、キャラ崩壊注意する必要ないアル!
3、スレが遅いだと!? 器が小せぇなぁオイ!

はーい銀さんお疲れさん。
じゃ! やっていこうとおもいまっす!

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Re: 銀魂 〜鎖国の中の白夜叉〜 ( No.4 )
日時: 2010/07/22 14:13
名前: 玄黒&モノクロ (ID: EE/vzbC4)

 第二訓 記憶喪失なんて昭和時代の叩いて直るテレビと同類

 浜に埋まってい…うちあがっていた異人少年は、銀時たちとともに万事屋に向かった。
 そして神楽の強行策(武器の傘で頭を殴り続ける)によって、なんとか名前を思い出した。
 4人は万事屋のソファーに座っている。
 少年が悠長な日本語で話し始めた。

「俺の名前…たしかジョン・ルビーだったと思います」
「黒髪の緑目が何言ってるアル」
「神楽ちゃんそういうのは触れない方が相手のためだから」

 銀時が苺牛乳をズルズルとすすっている。

「なにあんた、神楽のあれで意識戻ったのに神楽のそれで記憶戻んないの?」
「…じゃ、ないでしょうか」

 新八が奥から湯呑みに入ったお茶を持ってきた。

「君は、ジョンさんでいいですよね?」
「俺はぁ…新八さんで?」
「んなのめんどくさいアル。銀ちゃん、新八、神楽様で良いアルよ」
「神楽! テメェなに自分だけナチュラルに様付けさせようとしてんだ!」

 出されたお茶を、ジョンと名乗る少年は一口飲んだ。
 彼は目を見開いた。

「こ、これは…!?」

 銀時が立ちあがった。

「なんだ、なにか思い出したか!?」
「い、いや、そうじゃないんですけど、これ…なんて飲み物ですか!?」
「え、ただの麦茶ですけど…」

 ジョンは湯呑みをまじまじと見つめた。
 自分が写っている。

「これ…俺が今まで飲んだ飲み物より、一番おいしいです!」
「庶民の味ですがね…」
「おまけに新八が入れたアル。そういう毒混ぜたんじゃないアルか?」
「そんな毒あったら姉上にあげたい…」

 銀時、新八、神楽は、頭の中で一人の女性を思い出し、青ざめた。ジョンは?が浮かんでいる。

「ところでジョン」

 銀時が空気を切り替えた。

「なんですか…その、銀さん」
「銀時さんのが気分いいな〜ジョンくん」
「なんですか…? 銀時、さん」

 銀時がニッと笑う。悪だくみをしている、というのが新八と神楽によくわかった。

「あんたが望むんなら、記憶を取り戻す手伝いをさせてもらいたいんだが…」
「え、良いんですか!?」

銀(かかった!)

 銀時の裏の顔がそう言った。

Re: 銀魂 〜鎖国の中の白夜叉〜 ( No.5 )
日時: 2010/07/22 14:14
名前: 玄黒&モノクロ (ID: EE/vzbC4)

 第三訓 過去が嫌で捨てらんないなら新展開で潰せば変わる

「でも、いいです」

 銀時の顔が崩れた。

「はぁっ!?」
「なんか、あんまり思い出したくない気がして…」

 ジョンはうつむいた。

「自分の存在が…なんかすごく悪い者だったようで、記憶が戻ったら、またそれになるんじゃないかって」
「ジョンさん…」

 新八も同情した。
 近い年代のジョンに親近感がわいている。
 銀時に小声で言った。

(銀さん、悪だくみでお金を巻き上げようとしたでしょう)
(決まってんだろ! 少しでもお前たちのことを思って…)
(たまにするのもいいけど銀ちゃん? ワタシらあいつに軽く同情しちゃったアル)
(軽くって何神楽ちゃん)

 神楽も小声会議の中に入ってきた。
 ジョンはうつむいているので状況を知らない。

(神楽ァ〜。お前何言ってんだぁ)
(銀さん、僕もです)
(はぁっ!?)
(かわいいかわいい神楽ちゃんと地味な地味な地味八に免じてやめてほしいネ)
(僕のことはそういう場合言わないでいいよ神楽ちゃん! 銀さん、僕らの言いたいこと解かりますよね)
(銀ちゃん!)
「〜〜〜〜っだあぁぁぁぁぁぁぁ!! うっせーぞテメェらあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 銀時が耳を塞いでソファーから勢いよく立ちあがった。
 状況が解からないジョンがビクッとした。

「な、なんですか!?」
「ジョン! テメェこれからどうしたい!」
「え、と…」

 ジョンはあまりにも銀時の殺気×→勢い〇があるため、おどおどした。

「記憶は戻したくないけど…帰る場所もないし、どうすればいいか…」
「金あんのか?」
「いや、無いと思います」

 銀時がばれないように舌打ちした。

(ね、言ったでしょ銀さん)
(つまり? どうしろと?)
(銀ちゃんホントはわかってるアル)

 銀時は咳払いをした。

「不味いお茶しかでねぇが、金と住む場所が見つかるまでここにいてもいいぞ」

 ジョンは驚きを隠せないという顔をした。しかし、目が輝いているのは明らかだ。

「えっ!? でも、こんな自分の事も知らない見ず知らずの俺なのに、迷惑ですよ」
「いやいやジョン君。ここも一応店だから、従業員が少ないから、ここで働いてればいいだろ」

 ジョンの目の輝きが増した。

「お、お願いします! 銀時さん! 俺、麦茶好きです!」
銀・新(なんで麦茶がそこで出る!?)

 銀時は頬を強張らせながら笑った。

「んんっまぁいいだろ。ではジョン君…」

銀・新・神「万事屋へようこそ!」

 ジョンは本当にうれしそうだった。

「よろしく、お願いします!」

Re: 銀魂 〜鎖国の中の白夜叉〜 ( No.6 )
日時: 2010/07/22 14:19
名前: 玄黒 (ID: EE/vzbC4)

玄黒より…

ああぁ…ここまででなんかすごく疲れた…。
今更ジョンって名前が気に入らなくなってきた。
ジョニーのが呼びやすかったかもな…。
ほぼ独り言ですんません。
感想とか、チラ見でもいいんでやってってくだせぇ。

Re: 銀魂 〜鎖国の中の白夜叉〜 ( No.7 )
日時: 2010/07/23 14:43
名前: 亜倉歌樹 (ID: EE/vzbC4)

 第四訓 「早起きは三文の徳」の徳が得だったらいいのにな

 記憶喪失の少年、ジョンを迎えたことにより、『万事屋銀ちゃん』はさらに賑やかになった。
 さすがに服は目立つので、新八の姉、お妙にしつらえてもらった。

 次の日の早朝5時。
 珍しく銀時は早く起きた(とはいってもおととい買ったジャンプを徹夜で読んだため夕方さっさと晩飯を
食べて神楽に「牛になるネ」と言われながらすぐに寝たためだが)。
 特にやることもないので、銀時は日の出でも拝もうと着替えて外に出た。
 すると、ずっと先に起きていたらしい地面を掃いているジョンと出くわした。

「あ、銀時さん。おはようございます。いつも早いんですか?」
「いや、たまたまだ。お前こそどうなんだ」
「俺は、せっかく居候させてもらってるから少しでも役に立てるように、自主的にやらせてもらってます」
(こいつ、パシれるな)

 銀時は裏の顔でにやけた。
 そういえば、と銀時は思った。
 海外の甘いものは、あまり知らなかった(パフェとかなら知ってるけどね)。
 最近は甘いもの詮索にハマっている銀時なのだった。

「ジョン。お前食べたモンも憶えてねぇのか」
「あ〜…憶えてないですね。でも、食後に…甘くて、ふわふわしたものを食べた記憶がもやもや——」

 銀時は、ジョンの肩をいきなりつかんだ。その拍子にジョンが「ひっ」と声を上げた。

「おいジョン!! テメェの脳内からスッウィーットだけ取り出せぇ!!」
「はっ!? そんな無茶な!?」
「俺は今甘い物の詮索にハマってんだよ! 俺は糖分を調べつくさねーと生きていけねぇ!!」
「む、無理ですよ!! その衝撃で全部の記憶出たら嫌ですもん!!」
「したらまたブッ叩いて飛ばしてやるから!! 吐け、吐くんだジョン!!」

 すでにジョンの意識はもうろうとしている。口から泡を吹き始めていた。

「ん。なんだ、銀時ではないか」

 銀時はその声のする方を向いた。

「あぁ、ヅラか」
「ヅラじゃない桂だ」

 桂小太郎だ。
 以前に起きた事件で切り取られ、だいぶ髪の毛が短くなっていた。
 後ろには鳥のような生き物、エリザベスがいた。

「ん、その少年は?」
「あー、わけあって新しく入ったジョンってやつだ」

 ジョンは軽く一礼した。

「どうぞよろしく」
「ほう、お前よりも利口そうだな」
「知った口ききやがって」

 銀時が額に怒りマークを浮かべながら笑顔で言った。

「んで、何か用か」
「いや。ただの早朝の散歩にすぎん。早起きは三文のとくというしな」
「そのとくは得か? それとも徳か?」
「お前はどのとくを言ってるのだ」

 ジョンがおどおどと聞いた。

「えっと、二人はお知り合いですよね」
「あー、残念ながらな」
「最後の言葉はいらんだろう」

 銀時は桂を右手で指差した。

「こいつはヅラ小太郎。攘夷浪士だ」
「ヅラじゃない桂だ。左手で『地獄落ちろ』と『くたばれ』を交互にやるな」
「攘夷浪士…?」

 ジョンは攘夷浪士を連呼し、指で頭をこんこんとつついていた。

「なんか…なんか引っかかるな…」
「ん、ジョン。なんか思い出すか」
「思い出す?」
「記憶ねーんだよこいつ」

 銀時と桂による無駄な談話の間、ジョンはずっと唸っていた。

Re: 銀魂 〜鎖国の中の白夜叉〜 ( No.8 )
日時: 2010/07/28 11:17
名前: 亜倉歌樹 (ID: EE/vzbC4)

 お知らせ〜

 こちらとしては玄黒&モノクロでやってますけども、なんかもう、めんどい!
 こちとら亜倉歌樹じゃ!
 いちいち変えるのめんどくせぇ!
 はいというわけで、もう亜倉としてやらせてください!
 玄黒も好きだけどうざってぇ!


 もう…偽名はめんどくさくなった亜倉より


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