二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【D灰】不思議ナ世界ノ道化サン
- 日時: 2010/09/21 15:51
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: 2.GeU6Nm)
クリックありがとうございます!
初めまして!またはこんにちは!
邪狼というものですw
まだまだ未熟者ですが暖かい眼で見てくれると泣いて喜びますw
自信はありませんが頑張っていこうと思います!
+注意事項+
・荒らしさんは歓迎しません
・D灰嫌いって人は戻るをクリック
・D灰ってなに?って人は注意してください
・文才ないけどいいですか?(まじめに)
・オリキャラ、いっぱい出ますけどいいですか?
・僕は飽き性です。
・亀さんに失礼なくらい更新が遅いです
・スランプ中は小話劇場が続きまs(
・ご感想や意見、アドバイスがある方はどんどん言って下さると助かります
以上のことが大丈夫って人はご堪能ください。
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- Re: 【D灰】不思議ナ世界ノ道化サン ( No.196 )
- 日時: 2010/09/21 15:46
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: 2.GeU6Nm)
〜ちょっとした小話劇場〜 久しぶりにやってきたy((
ウォル「……うざいなぁ♪」
マル「ですね☆」
アリス「あはっ☆ うっざーい♪」
……だってスランプだったn((
ウォル「嘘つけ。私は知ってるぞ」
アリス「私も知ってるよ☆」
……ごめんなさい。調子乗ってました。
だって体育大会のせいで図書室いけなかったんだよ?!
マル「それとこれとは関係なくありません?」
それが関係あるんですよね?!
ねぇ、ウォルさん?!
ウォル「急に私にふるな?」
アリス「たぶん図書室の虫だからじゃないかな?
図書室がみので邪狼が中のミノムシ!」
……さらっと僕が虫けらだと表現したよね…?
まぁとにかく、僕が図書室に行って本借りてこれだっ!と思ったらたぶん…((殴
ウォル「何その叶いそうにない夢w」
マル「だから嫌われるんですよ」
アリス「マルトも嫌われてるよね☆」
マル「…………」
……子供は親に似るっていうしねマル君!
マル「……あなたに同情されると予想以上に傷つきますね……」
ウォル「ジャロウ の どうじょう の こうげき !」
アリス「マルト に 1012 の ダメージ !」
∑ んなのどこで覚えたの?!
ウォル「みんな知ってるよなw」
アリス「ねー♪」
……ポ○モンじゃん…君らの時代にはないはz((
すいません。ほんとに。
ウォル「皆様に謝れ☆ 全世界にだ☆」
アリス「♪ 私は許さないけどね☆」
……皆様、本当にすみませんでした!
ウォル「自分生きててすみませんとか言ったらおもろいww」
アリス「それ面白いっww」
マル「……今度は僕?
……あの後めっちゃイジられてましたよ? 凄かったです☆
にしても邪狼の同情は本当に傷つきますね……」
- Re: 【D灰】不思議ナ世界ノ道化サン ( No.197 )
- 日時: 2010/12/30 21:57
- 名前: 新羅 ◆gWxiCijqf6 (ID: 4VTwAiyE)
- 参照: (*^∀^*)<宿題は?(∩゜д゜)アーアーきこえなーい
上げ
- Re: 【D灰】不思議ナ世界ノ道化サン ( No.198 )
- 日時: 2011/01/08 21:46
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: gYu/uyWc)
〜ちょっとした小話劇場〜 …なんか来ました
ウォル「……こ、怖い…よく来れたな…」
マル「まったくです……怖すぎて鳥肌が止まりません」
アリス「とりあえずあげてくれた新羅さんにお礼ね☆」
あ、有難う御座います! でも…一週間もたってr(
ウォル「四か月だぞ? 最後の奴から」
マル「よくもまぁ顔が出せたものです」
アリス「そのまま一生顔を出さなければよかったのに☆」
と、とりあえず続きといきませんか?!
「「行きましょー」」
第十六夜 童話のお話
「ていうことでババンッ! ライ君に問題です♪」
鼻血も拭き綺麗になったところで少年が人差し指をライオンに向ける。
「今から行く所に関する童話はなんでしょう♪」
「……それは言っていいことですか?」
怪訝そうな顔(?)をしてライオンが少年に目を向ける。
少年はというと雪玉を転がし聞かないふり。
マキはさっき少年に雪玉をぶつけられ不機嫌。
「だーかーら! 問題には答えるのが普通でしょ?
なぁに傘みたいなこと言ってんだよ♪ どーせ仲間だって知ってるって♪」
いかにも他人事のように少年が鼻歌を歌いながら答える。
少しずつ大きくなる雪玉。雪も少し止んできたようだ。
ライオンは深いため息をついた後何かぶつぶつ言いながら話し始めた。
————あるところに兄と妹とその両親が住んでいました。
実は兄と母親は実の親子ではありませんでした。
兄は父親の前の妻の子供でしたから。
なので兄は母親に邪魔者扱いされていました。
それでも兄は文句を言わずに妹にも優しくしていました。
ある日、家に帰ってきた妹に母親はりんごをあげました。
「おいしい! これお兄ちゃんにもあげてね! 絶対にね!」
「え……わ、わかったわ」
この時です。母親はよからぬことを考えました。
(このりんごを使って兄を殺そう)と————
「キャー♪ いつ聞いても母親は悪い子だねぇ♪」
キャハハッと笑いながら少年が話を中断する。
話に入り込んでいた所を一気に現実に戻される。
「……結構いいところだったのに…」
「アハッ☆ ごめんねぇ♪
僕はこーゆうの何回も聞いてるからさぁ、止めちゃうんだよねぇ♪」
この子結構自己中心的だ……とマキが思う。
そんなことを気にせずにライオンは話を続ける。
————妹に遅れて兄が家に帰ってきました。
妹は外へ今日の晩御飯のお買いものへ行ってます。父親は仕事に出かけています。
殺るなら今です。
「あ、そこの箱の中にりんごがあるから食べていいわよ」
と一声母親がかけると兄は嬉しそうに笑い、箱へと向かいました。
箱の中に首を突っ込んでりんごを探す兄の後ろへ立つ母親。
「あれ? りんごなんてないよ?」
「あら? おかしいわね」
バタンッッ!!
母親はそのまま勢いよく箱のふたを閉じると彼の首は胴体と離ればなれになっていました。
床に転がる兄の首————
「ヒュー♪ グロテスクだねぇ♪」
「……なんでまたいいところで中断しちゃうの?」
二つ目の雪玉を造る少年を少し睨みながらマキが呟く。
エヘヘと笑って無視をする少年。
それでもライオンは気にせずに話を続ける。
————我に返り後悔した母親は他人が殺したように見せかけました。
兄の首と胴体を白い糸で繋げ椅子に座らせといたのです。
しばらくすると妹が帰ってきました。
買ってきた材料を母親に渡し椅子に座っている兄に話しかけました。
「ねぇ、お兄ちゃん! 今日ね近所のボブが犬の糞を踏んでたんだよ」
クスクスと笑いながら兄の返事を待つ妹。
でも兄の返事はありません。 だって死んでいるんですもの。
「ねぇ、ねぇってば! お兄ちゃんてばっ!!」
兄が無視をしていると思ったのか妹は兄の頭を叩きました。
すると兄の頭が胴体から外れ床へごろんと転がりました。
「……え?」
兄を殺してしまったと動転する妹を母親が慰めました。
母親は何を思ったか兄の胴体を切り裂き晩御飯のシチューの中へ入れました。
「な、なにをしてるのお母さん!!」
止めようとする妹を無視し無言で母親はシチューを作ります。
父親が帰ってきました。 父親はシチューを食べ、
「今夜のシチューはおいしいな」
と何杯もおかわりをしました。
妹は泣きじゃくりながら兄の骨を集めて庭の桜の木の下に埋めました————
「はーい!! そこまで!」
「えっ……まだ続きがあるでしょ?」
両手を広げて話を終了させる少年にマキが不満をぶつける。
「ごめんねぇ♪ 僕はね、ハッピーエンドというのが大嫌いなの♪」
笑う少年の後ろにはおどけた顔の雪だるまが立っている。
頭には青色の羽がさしてあり角のようになっている。
どこからその羽を持ってきたかが問題なのだがマキは気づかない。
「まぁ、そのうちわかるよ♪
ていうことで僕らは先に行ってるから君らもきなよ♪」
「…………あ、お連れ様達はもうすぐ来ますので」
ライオンが北の方に右足を向ける。
その方向へ顔を向けるとディアネスとラビの声が聞こえてくる。
すぐに少年の方へ向きなおすが跡形もなく消えていた。
雪は止み、太陽が雲から姿をちらつかせている。
少し解けた雪だるまがこちらを見てあざ笑っているように見えた。
- Re: 【D灰】不思議ナ世界ノ道化サン ( No.199 )
- 日時: 2011/01/08 21:55
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: gYu/uyWc)
〜あとがき〜
ライオン君が話している童話はグリム童話の『百槇の話』を参考にしました^^
『ねずの木の話』とも呼ばれているらしいです。
知っている人は知っている。
ちなみに僕は今日の今日までこの話を知りませんでした、はい。
ねずの木の所を桜の木に変えたりしたり自分的な解釈を入れたりやりたい放題です^^←
ほぼ変わってないなんて言わないd((
……暖かい目で見てくださいお願いしまs((
- Re: 【D灰】不思議ナ世界ノ道化サン ( No.200 )
- 日時: 2011/01/10 22:22
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: gYu/uyWc)
第十七話 物語は始まるのでス
「……やべ、鼻血また出てきちゃった☆」
「うわ! 止めてくださいって……」
ハンカチを片手に少年が鼻血をまき散らす。
その鼻血を上手くよけるライオン君。
「ところでさ、どこ行っちゃったのかな?
鳥さんとか友達とかお城とか」
「全部どこか行っちゃいましたね……」
立ち止まる二人。
よく耳を澄ませばわかるかもしれない。
「「…………」」
「————ス」
ピクッとライオンの耳が震える。
少年もにっこりと笑う。
「ダメだねェ♪
僕より先にゲーム始めちゃってるみたい♪」
「いや来るのが遅かったんじゃないですか?」
* * * * *
「あっ!! 見てよラビ! マキだよ!」
「ん? ホントさ! よかった」
ディアネスとラビがマキを見つけこちらに走ってくる。
あれとラビ達の人数を数える。
「……二人?」
「そんなのよ!! 神田もルイスもいなくなっちゃってさ!」
「……二人だけで結構きつかったさ」
ガスッとラビの腹に蹴りが入る。
呻きながら腹を抑えるラビを無視してディアネスが続ける。
「本当にどこに行っちゃたんだろう……。
さっきまで一緒にいたのにさ……急にいなくなったの」
感情を露わにしながらラビのマフラーを思いっきり引っ張る。
そちらの兎の方が大丈夫じゃなさそう。
その様子を木の上で眺めている子が一人。
『ある日、ある所に少女が住んでいました……』
その子は黙々と手に持っている分厚い本を読む。
題名は世界の童話。
ちょうど開いているのは『不思議の国のアリス』
『少女は……ある日、懐中時計を持った兎と出会いました……』
ちらっとディアネスとラビを見る。
にこっと笑い、ぴったり……と小さくつぶやく。
「アリスも兎もチシャ猫もハートの女王も帽子屋もみーんな揃っているのでス。
こんなに嬉しい物語はないのでス」
嬉しそうに笑いその子は木の枝からストッっと飛び降りる。
「もっと出演者は欲しかったのでス……が、しょうがないことなのでス」
分厚い本を広げ何やらぶつぶつと呟く。
とても嬉しそうに、でも少し悲しそうに。
『……ご招待致しまス。
童話は『不思議の国のアリス』しっかりと役になりきってくれれば僕はそれでいいのでス』
本から光が漏れる。その光はマキ達の方に一直線に進んでいく。
だが誰も気づかない。ディアネスは今だにラビのマフラーを引っ張っている。
あっという間にマキ達は光に包まれ、光が消えた時にはそこにはいなかった。
その代わりその子が持っている本のページに新しい絵が浮かんだ。
「♪ たのしそーだね♪」
「……お城もその中ですかね?」
「…………来たのでスか」
少年の登場に機嫌の悪そうな顔をするその子。
ページを開きお城の書いてあるページを見せる。
「ここはハートの女王のお城なのでス。必要なのでス」
「あー♪ 鳥さんもいるじゃん♪」
少年が本に近づきハートの女王の近くにある鳥かごを指さす。
ばれたかと言わんばかりに舌打ちをつくその子。
「僕らも入れてね♪ ドリーム君♪」
「……僕はドリームと言う名前じゃないのでス」
ムスッとした顔でその子が小さくつぶやく。
そんなの気にせずに少年が笑いながら話す。
「『物語は始まるのでス』でしょ♪」
「そうなのでス」
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