二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 絶対可憐チルドレン 短編小説
- 日時: 2010/08/02 20:33
- 名前: 春斗、 (ID: tftNTdUs)
こんにちわ!春斗といいます。
絶チルのCP小説を書きたいと思います。
主に短めの小説です。
自己満足なので、よろしくお願いします。
基本、賢×紫です。
他には 兵×薫 バレット×葵 です。
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- Re: 絶対可憐チルドレン 短編小説 ( No.1 )
- 日時: 2010/08/02 21:14
- 名前: 春斗、 (ID: tftNTdUs)
*未来は変えられないもの 20歳以上
「・・・いっちゃうのか?」
「ええ。あの人よりも薫ちゃんについて行くわ」
10歳のころ、四人仲良く過ごしていたマンションの前で白衣を身にまとって、バイクにまたがっている男と白いワンピースを着ている美人が手元に銃を持っている、賢木と紫穂
「こんなメールして、お前は俺にどうしてほしいんだ?」
賢木が紫穂に差し出したケータイの画面には
空白のメール
紫穂は下唇をかみしめて下を向いた。
「・・・あなたは、私についてくる?」
「パンドラ側にか?」
「そう、あなたのエスパーなんだから普通はこっちに来るはずなの。」
「俺は・・・、俺はエスパーと同時に医者だ。医者がノーマルを残してそっち側にはいけねぇよ」
「そう...じゃあ。」
カチャ
「貴方をここで殺しておくわ、ノーマルの味方をするなら、優秀な貴方を生かしておくわけにはいかない」
そう放った紫穂は賢木に銃を向けた。
賢木をここで生かしておくということは、薫たちを裏切るということになってしまう。
・・・たとえ、自分の愛する人でも、自分の友人を裏切ることはできない。
「そうか...いいぜ。撃てよ。」
賢木は両手を上にあげた。抵抗する気はないようだ。
その姿に紫穂は顔を歪めて、目に涙を溜めた。
「・・・ひどい人。」
向けていた銃を紫穂はおろした
「ん?」
「私の気持ち知ってるんでしょ?私、中学生の時から、貴方がすッ・・・!!」
その言葉を言いかけたとたん。紫穂は口を押さえつけられた。
「その先は、言っちゃ駄目だ・・・!・・・これから俺たちは敵同士になるんだろ?」
「・・・・」
紫穂は涙をぼろぼろこぼして、自分の口を抑えている賢木の手を振り払った
「じゃあ、私はどうすればいいの?!ここで貴方を殺せばいいの?・・・・そんなこと、できるわけないじゃない...」
そういって彼女はまた下を向いた
賢木はその彼女の姿を、ただ、抱きしめることしかできなかった。
- Re: 絶対可憐チルドレン 短編小説 ( No.2 )
- 日時: 2010/08/03 15:11
- 名前: 春斗、 (ID: tftNTdUs)
*雨にて 中学生指定
降り続ける雨のなか、チルドレンが通う学校の下駄箱でメンバーのひとり、紫穂
が顔をしかめていた。
(どうしようかしら…。葵ちゃんも薫ちゃんも今日は任務があって学校に来てない
し、皆本さんもそっちの指揮をしてるから連絡つかないし…。)
こんな時、紫穂や葵には男子生徒が黙っていない。
すぐさま傘をだして、家まで送っていくだろう。
しかし彼女は今日生徒会役員があり、全校生徒が下校する時間よりも遅い時間帯
に帰ることになってしまったのだ。
(小雨だったら良かったのに。こうゆうとき、私の超能力は役に立たないわ…。)
彼女はため息をしてその場にしゃがみこんだ
(どうしようかしら…。)
学校から家までには走っても20分はかかる。
道のりにバス停もないからバスには乗れないし、勿論電車もない。彼女に残され
た選択肢は2つ、濡れて帰るか、バベル本部へ連絡して誰かに傘を持ってきてもら
うか。
今日は影チルもいない。ティムとバレットも任務の方に参加している。
(もういいわ。濡れて帰りましょ。どうせ濡れるなら風邪ひくくらいに濡れてやり
ましょ。そしたら明日は学校を休んで、皆本さんに看病してもらえるし)
我ながらいい考えだと思ったのか、紫穂はそのまますっと足をだして、雨のなか
を平然と歩いて行った
門を出て、左に曲がりさらに左に曲がる。いつもそのルートで帰るのだが緊急の
時は近道をしていた。
だけど今日は風邪をひくのが目的なのでわざと近道はしなかった。
門を出て左に曲がり、またそのあと左に曲がった瞬間、自分より圧倒的に体ので
かい人とぶつかった
「あたっ…」
紫穂は頭を押さえて、ぶつかった人物を確認しようとすると、見慣れた色黒の人
がいた。
「紫穂ちゃん!濡れてるじゃないか!早く中に入って!」
賢木がそういうと、彼とは正反対の白い紫穂の腕を掴んで自分の傘の中に入れた
「先生!どうして此処に?」「皆本がお前が学校行くときに傘持って行ってなか
ったっから、持っていってやってくれって頼まれたんだ。だから傘二本持ってき
てたんだけど、一本はお前の学校の奴にあげちまった。」
「じゃあ何?この傘一本に2人が入って帰らなきゃ行けないの?」
「…そうだな」
(コイツ、意地でも相合い傘とは言いたくないみたいだな…。)
「でも紫穂ちゃん、俺と一緒に入るの嫌だろ?」
「ええ嫌。」
「…そんなに即答しなくても……、じゃあその傘お前が使って良いから、気をつ
けて帰れよ」
「え?先生はどうするのよ?」
「俺は濡れて帰る。紫穂ちゃんが濡れたら皆本に怒られるからな。」
(…それに、俺も紫穂ちゃんと至近距離は駄目だな。雨にぬれて下着がすけてるし
…、アブナイ人にならないためにも)
「先生?…撃つわよ?」
「げっ…ブラスター!!お前何で持ち歩いてんだよっ?!てか透視るな!」
「なによ!やらしーこと考えてただけじゃないっ!」
「俺は男なんだから仕方がないだろっ?!」
「開き直らないでよ!…早く帰りましょ。傘はあなたが持って。」
「あ、いやだから、俺は違う道から帰る…」
「雨に濡れて風邪ひいて、私のせいにされたらたまったもんじゃないわっ!」
「お前…、下着見られるぞ?」
「大丈夫!変なこと考えた瞬間にコレで撃ってやるから」
「あー、もう語尾にハートがつくような口調で言うなよ…。分かった分かった。
断じて考えません。」
「良し。帰りましょ、先生?」
紫穂は上目遣いで賢木を見つめて、胸元をチラつかせた。
「……鬼だな。」
- Re: 絶対可憐チルドレン 短編小説 ( No.3 )
- 日時: 2010/08/17 09:53
- 名前: あみゅ×2 (ID: QxIgp5vM)
おもしろいです^^
応援してます^−^
次の更新待ってマース^−^
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