二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【銀魂】小さな出合い。
日時: 2010/08/23 17:44
名前: 羽留 (ID: pVoFPF2t)

「え—私が—介護?」



ある夏の日の昼下がり。
ある二人の人物が向き合いになって座っていた。
「あぁ、そうなんだ。実は総悟が両足が麻痺しててなあ…誰か介護してもらう必要があるんだ。だが真撰組の奴はいつも何かと忙しくてなあ…。どうだ。陽菜、やってもらえるか?」
介護なんてやった事ないし私男の人恐怖症なのに。
でもいつも近藤さんには色々とお世話にもなってるし、結構憧れだし—。
将来の夢、看護師だから、ちょっとぐらいやってみてもいいかな…。
「はい…引き受けます」
「おっ助かるなぁ。じゃあ総悟はこの隣の部屋に居るからな。あーそれと総悟はかなりのドSだからな!
じゃ、俺は仕事だから行ってくる!」
〈ピシャン〉
なんてあんな大口言っちゃったけど—部屋入る勇気ないし—。
お前誰とか言われたらどうしよう。
て、ていうかドSって言ってましたよね?
とかやってたら、かれこれ10分経過。
しょうがないし、入ろう。
〈ガラガラ〉
「あんた誰でィ?」
や、やっぱり言われた。
「わ、私は近藤さんに頼まれて介護をする事になった桜木陽菜です。宜しくお願いします」
こ、これでいいのかな?
こんなんで納得すんのかな?
とてもじゃないけどドSには見えないけど…。
むしろ爽やかな人に見えるけどな。
「そうかィ。じゃああんたは、今日から陽菜は俺の奴隷って事でいいのかィ?」
と、黒い笑みを見せる。
—ていうかっ陽菜って下の名前で—!
顔が真っ赤になるのは鏡を見ないでも分かった。
「ち、違いますっ!私はただ介護をするように—」
「分かってらァ。介護をするように近藤さんに言われた、だろ。
全く冗談が通じないからいけねェ。それに土方が作った飯なんか食えやしねェ。だから別のもん作って来てくれねぇかィ?」
じょ、冗談に聞こえませんでしたけど。


それに私料理全く作れないのに…。


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