二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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キングダムハーツ 闇が存在しない時代
日時: 2010/11/02 12:43
名前: 紫苑 (ID: TW1Zh9zP)

こんにちは!もしくはこんばんは!
かなり私が放置したせいで前のやつが過去のほうに行ってしまって
私が悪いんですけど;;

ですから、リメイク!キングダムハーツをよく勉強(( したらいろんなことが分かったので!!
またまた、よろしくお願いしますっ!!

とりあえず、オリジナルキャラクター紹介


ライラ
緑のロングヘア、瞳は黄色

明るい少女、誰にも笑顔を振りまく
時に謎な言葉を発するときがある

ロイ
茶色の髪の毛少し赤みがかかってる赤茶色みたいな、瞳は青

とにかく元気、いつでも笑顔
っていうか笑顔しか見たことない

オリジナルキャラクターこんだけですー((

では、これからこんな変な私をよろしくお願いします!

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Re: キングダムハーツ 闇が存在しない時代 ( No.19 )
日時: 2010/11/13 16:27
名前: 紫苑 (ID: ivWOcvW3)

パーセンターさん>
あわわ!!コメントありがとうございます!!
上手い!?あああ、ありがとうございます!!
ほんとうに嬉しいです!
はい、頑張らせていただきます!!

本当にコメントありがとうございました!

Re: キングダムハーツ 闇が存在しない時代 ( No.20 )
日時: 2010/11/14 21:24
名前: 紫苑 (ID: ivWOcvW3)

第七話 希望の子


あれから、私たちは光について調べてた。
本当に光は心の中にあるのか、そして闇はいつ生まれるのか
まだ、闇が世界を壊すっと決まってないけど私にはそんな気がする
出来るだけ私が見えてる先のことは伝えたい
でも、もうこの街は荒れている
あの頃の優しい人たちはいない、今となっては子供を捨てる人まで現れてる

どうしてこんなことになったんだろう、
今となっては平和が愛しい。優しい暖かいあの日々に……


ライラは、街を見渡す
街には誰もいない、みんな家の中にいるのだろう


「お姉ちゃん、お母さん変になっちゃったの助けてあげて」

ライラの服をひっぱる子がいた。いまにも泣きそうな顔でぬいぐるみをだきしめている

「ごめんね、私には出来そうにないのごめんなさい」
ライラの言葉を聞いた子は、眼に涙を溜めた
ライラは、ただそれを見るしかできない

「お姉ちゃん、どうしてここの人変わっちゃったの?」
泣きながらライラに尋ねる
ライラは、俯いてぬいぐるみをもった女の子を優しく抱きしめてあげた

「大丈夫だよ、きっとみんな戻るから綺麗な温かい世界に……」

「本当に?」

「本当」
心配させないように優しく言ってあげた
女の子は安心したのか笑顔になった

「お姉ちゃんは優しいね!でも、お母さんが変なのは変わらない。これからどうすればいいんだろう」
一瞬だけ笑顔になったがすぐに俯く
ライラは何も言えない

女の子は、無言のままライラに向かってお辞儀して手を振ってどこかへ走り去っていった
ライラも小さく手を振ってその子の小さな背中を見つめた


フッとその時、路地のほうから二つの赤ん坊の声がした
ライラは、急いで路地のほうへ行ってみた
そこには、まだ生まれて九ヶ月ぐらいの男の赤ん坊が二人いた
瞳は綺麗な青だった、もう一人は水色っぽい緑の瞳
二人の赤ん坊はライラの顔をみてキャッっと声を出して笑った
ライラは、その笑顔を見て微笑んだ、ライラは二人の男の赤ん坊をだっこして家に連れて帰った











「ライラ、その赤ちゃん誰の子?……もしかしてライラの子なの——」

「違うよ!!なんか捨てられたから可哀想で連れてきちゃったの」
ロイの言葉がライラの否定の言葉で遮られた

「なぁ〜んだ、そうなのか!なぁ!名前決めよう!」
ロイが思いついたように言う。
ライラは、考え始め

「んじゃあ!瞳が青い子がソラっていうのは?で水色っぽい緑の瞳の子はリク!どうかな?」
ライラが、二人の赤ん坊を見ながら言う

「いいじゃん!それ!なんかかっこいいな!なんか世界の勇者になったりして」
ロイが、嬉しそうに笑う。ライラは二人を見て

「ソラ、リク。貴方たちはこれからの世界の希望よ」
優しくソラとリクの頭を撫でた
嬉しそうに笑うソラとリク———……








あとがき
うへへ((
赤ちゃんのソラとリク出しちゃった←
ま、まぁ夢小説だからこれいいよねっ!

Re: キングダムハーツ 闇が存在しない時代 ( No.21 )
日時: 2010/11/17 20:34
名前: 紫苑 (ID: twjanxuI)

第二章 闇と光


「でもさ、ライラ俺たちだけじゃソラとリク育てるのは難しいよなー」

ロイは、ソラとリクを見ながら
「そ、そんなの分かってるよ!で、でもやっぱり手放せないっていうか……」
俯きながらライラは言う。ロイは俯いてるライラを見つめて
「ライラ、師匠が言ってた。もう時間の問題だ って」
ロイの言葉を聴いた瞬間、ライラは眼を見開く
「来ちゃったんだ、もう無理なんだね止めること出来ないんだね」
ゆっくり哀しい声でライラは呟く

「俺たちのこの街、光が壊れちゃうんだ。それってすごく哀しいよな」
ロイも俯く、
「あ」
ロイが何かに気づいたような声を発する

「どうしたの?」
ライラが、ロイのほうに向き不思議そうな顔でたずねる

「分かったんだ、もし光が壊れれば……光はバラバラになって光の欠片っていうのが出来るかもしれないこと、そしてその光の欠片を使って俺たちの形を残すんだ!明日のための未来のための"形"」
ロイは、ライラに笑って言う。ライラは眼をパチパチさせるでもにこりと微笑んで

「もし、そうならううんそうだよね!信じよう!明日の光、そして私たちの心の中に光があると信じて……」
ライラは、ロイの手を握る
「ありがとう、ロイ!今だから言うね!貴方と出会えて良かった。もう平和が怖くないよ!本当の私に出会えたから、ロイのおかげで!もし形を残すことに失敗してしまったらもう二度とロイに会えないでしょ?だから言うロイ、ありがとう」
ライラは、泣きそうな声で笑顔でロイに言う
ロイは、「うん」っと笑顔でライラの手を握り返した








遠い未来へ
もし、この手紙が貴方の目に届いているのなら
世界は無事ということ、どんな形の世界があるのか分からないけど
それは、私たち……子供が世界を救ったということ
光と闇が取り巻くこの世界
だけど、信じて欲しいの

闇がどんなに深くて暗くても必ず光があること
光を信じれば闇を照らすことが出来ること

忘れないで、この手紙を読んでいる貴方が存在できているのは私たち……子供の心の中にある光の欠片のおかげ


この手紙が存在していますように……
私たちが世界に残す形の一つでありますように……




Re: キングダムハーツ 闇が存在しない時代 ( No.22 )
日時: 2010/11/18 15:38
名前: 紫苑 (ID: twjanxuI)

第一話「もう、戻れない」



ライラ、君はどうする?


どうするって、どういうこと?

「もう、この世界はおしまいさ。だから俺たちもおしまいだけど光ならなんとかしてくれる、光なら俺たちを助けてくれるんだよ」

「やめてっ!!違うよ!そんなことないよ!お願いだからっ……!」


ついに始まった。もう戻れない
光がこの世界を救う?どうしてそんなこと思えるの?
もう、変になっちゃった
ああ、あの手紙残るといいな……結局私たちに形を残すこと出来ないのかな

「ライラ、何が違うんだ?光が俺たちを俺たちを救うんだっ!」

どうしたらいい?もう、どうにもできない
そう、それが答え
私たちに時間はなかった。最初からでも希望を忘れずにいたことそれは良いことだよね

ああ、真っ暗だ光なんて本当はどこにあるの?
もしかして、最初からないのかもしれない。勝手に私たちが作り上げて信じて

光なんてないのなら、信じないほうが楽なのかな?
でも、ロイはどうなるだろ?
ロイは光を信じ続けるのかな?


もう、何も見えない。見たくない光を奪い合いの争いなんて見たくない
全部真っ暗で良いよ
もう、何も見えなくて良い。ごめんねごめんねロイ私には光は合わないのかもしれない


ごめんね——……














「師匠は、どこかに隠れてて!!」
ロイは、ルッツにそう言い。駆け足でライラの家に向かった


ライラ、無事でいてくれ
闇なんかに負けないでくれ!この争いで完璧に発覚した闇の存在
光は弱くなっていく、それだけ闇が強大なんだ
どうして、どうしてこうなるんだ
どうしたら世界を救える?ライラは言った

未来の世界に私たちの形が残れば良いっとでもそれだけじゃ嫌だ
世界を救いたい、未来のそうソラとリクのためにも平和で暖かい世界があってほしい!
もし、未来の世界が今のような状態だったら俺たちが未来の世界に残す形はきっと無意味になる




なぁ、ライラそうだろ?未来のために平和な世界を望むだろ?
望もうじゃないか、平和な世界光で満ち溢れてる世界はもう二度と返って来ないかも知れないけど
心の中の光を信じよう
負けないように、









"平和な世界を作ろう"


ロイの声が聞こえる
でも、もう遅いよ。もう私は真っ暗な世界にいるから光なんて見えない
真っ暗なんだよ、なにもみえないんだよ
もしかしたら、ここが"闇"なのかもしれない


それなら、私は幸せだ
もう、何も見なくて済むんだ
ロイの顔 声 空の様な青い瞳も何も見えなくなってしまったけど
ロイならきっとどうにかしてくれる
ソラとリクだってロイならなんとかしてくれる

だってロイは強いもん
私に守れるものは最初からなかったんだ
守れるものがないなんて悲しいよね



そうだよ、守れるものがないから私は弱いんだ
臆病なんだ


手を伸ばしても光には届かない


ライラは、真っ暗な世界に手を伸ばす
瞳から溢れ出す涙、何も見えない聞こえない世界

そう、これが闇
なんて空しい世界。声を出したくても声が出ない
出たとしてもただ虚しく響くだけ

ずっと墜ちていく
涙が上にあがる、墜ちる墜ちる闇の底に
  


 ——さようなら——

Re: キングダムハーツ 闇が存在しない時代 ( No.23 )
日時: 2010/11/25 19:09
名前: 紫苑 (ID: Zn8srJeM)

第二話「さまよい続けて」


闇の世界……
前が見えないほど真っ暗ではないけど同じところをグルグルまわってる気がする
彷徨い続けてどれぐらい経つだろう?
そもそも、闇の世界に時間なんて存在するのかな



フッとライラは顔を上げる
目の前には、暗い海があった。ずっと向こうには眩しい光があった
ライラは、一瞬希望にあふれた顔をしたけどすぐに俯く
「どうしてこんなところに・・・・もしかしてあっちは光の世界なのかな」
世界はどうなったんだろうとかロイはどうしたんだろうって思うけど
光を信じなかった私に知る資格はないのかな
たった一瞬だけど……
その一瞬が私を闇に突き落とした

目の前にある、遠い光を見てみると水色の髪をした女性がいた。変わった服をして海の向こうにある光を見つめている
ライラは、人だっと嬉しくなりその人に近づく

「あの、すみません……」
ライラは、ポンポンと女性の肩を叩く
女性は、それに気づいてライラの方に顔を向けた

「貴女は?」
女性は、首を傾げてライラに尋ねる
「ライラです」
ニコリと笑い、答える

「ライラさんですか、私はアクアです」
丁寧に挨拶をしてくれる女性 アクアは握手を求めてきた
ライラは、それに答えるように握手をした
「ライラでいいです、アクアさんはどうしてここに?」

「私のこともアクアで良いですよ。友のためにここにいます」
哀しく笑うアクア

「友のために……か、いいですね。良かった人がいて闇の中でも一人だと辛くなるんです。時々どれくらい時間が経ったのかも忘れてしまいます、いやもしかしたら時なんて闇の中では関係ないのかもしれないですね」
苦笑いしながらライラは言う。アクアはそれを聞いて
「ライラは、どうしてここにいるのですか?」

「光を、信じなかったから。たったそれだけです。それよりアクアは光の奪い合いの戦争を見たことありますか?もしくはその場にいましたか?」
ライラは、心配だった世界についてアクアに尋ねる
アクアは、驚いた顔をしたが首を振る

「光の奪い合い、それはおとぎ話になってる話かな……その話なら聞いたことあります。昔




昔、世界はひとつに繋がっていて暖かな光が満ちていた。
人々は皆光を愛し、やがてそれを欲して争うようになった。すると人々の心の中に闇が生まれた
闇は、多くの心と光を飲み込んでたちまちのうちに広まっていき、世界は闇の中に消えてしまった
しかし、子供たちの心の中には、小さな光のかけらが残っていた。
その小さな光のかけらを集めて、子供たちは世界を作り直した


だが、そうしてできた今の世界は、もはやひとつではなくいくつにも小さく分かれていた。
本当の光はまだ、闇の奥で眠ったままだったから。


もしも、闇の奥に眠る光を信じていれば——
闇の奥に続く扉が開き、そこに眠る光が目覚めたなら世界は再びひとつに戻れるかもしれない。

——光を信じる心こそが闇を照らす光になる——


「と、聞きました。ライラはその時代にいたのですか?」

アクアは、驚いた
ライラは、笑顔で涙を流していたから

「良かった……良かった本当に良かった!未来はあったですね!世界はバラバラになってもあるんですね!ってことはロイがロイが……世界を救ってくれた良かった……」
ライラは、涙を大量に流してとにかく流した
やっと、落ち着いたのかフゥと深呼吸してにんまり笑った

「アクア、私貴女に出会えてよかった。あ、それとソラとリクという少年知ってますか?」

「あ、はい!でもなぜライラが?」

「その二人の名付け親なんです私……、そうですかソラとリクは未来にいるんですね良かった。なんだかホッとしちゃった。もう思い残すことないやいつ闇に熔けても思い残すことないや」

その時のライラの表情は哀しそうだった
哀しそうだったけどどこか嬉しそうにも見えた


「さようなら、もう会うことないと思うよアクア。そしてありがとう」

そういって彼女は、闇の中に消えていった


ううん、はっきり言えば熔けていった
でも、綺麗だった
彼女のなかにも確かに光はあったんだ

光の粒は透けて消えた
思い残すことはない……彼女は大昔の人なんだろうか
でも、どこか心が痛かった
頬に涙が流れた気がする、でもその涙を拭うことは出来なかった確かめることも







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