二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【ボカロ】 貴方の為に謳い続ける
日時: 2010/11/07 13:06
名前: 浅葱 ◆jnintUZIrM (ID: m26sMeyj)
参照: http://PC変わったので名前も変えました。白柊です

クリックありがとうございます♪

初めまして、そうで無い方はお久しぶりです。浅葱です。瑞夜とか白柊とか十六夜とか名乗ってた奴です。
今回久々に二次小説を書いてみようかなーと思い、書く事にしました。
更新は不定期やら文章はおかしいやら色々ありますが見て下さると光栄です^^
ちなみに題名とは裏腹(?)にほのぼのギャグが多いかと思われます。あ、ギャグセンスは皆無ですが(苦笑

∮諸注意
・荒らし、誹謗中傷目的の方はお帰り下さい
・パクり目当ての方もお帰り下さい
・浅葱が嫌いな方もブラウザバックを推奨します
・ボーカロイドが苦手な方もお帰り下さい
・恋愛要素はあまり無いとは思いますが気まぐれで入るかもしれません
・更新はとにかく不定期です
・二次創作系が苦手な方も要注意です。

以上の事が当てはまる方はブラウザバックを推奨します(特に1〜4までが当てはまる方)。

∮更新履歴
11月7日……スレッド建て、プロローグ、登場人物紹介

∮目次
>>01 プロローグ
>>06 登場人物紹介

∮お客様リスト
パーセンター様、聖少女領域様


Page:1 2 3 4



Re: 【ボカロ】 貴方の為に謳い続ける ( No.7 )
日時: 2010/11/07 13:28
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: qrnJbgt/)

 カイト兄さんがいる……。
 どうも!ミズキュウラです。
 続きが楽しみです。
 更新頑張ってください!
 あと、私の小説にも立ち寄ってみてください。
 告知ごめんなさい・・・…
 でわまたきます。

Re: 【ボカロ】 貴方の為に謳い続ける ( No.8 )
日時: 2010/11/07 16:27
名前: 浅葱 ◆jnintUZIrM (ID: m26sMeyj)
参照: http://PC変わったので名前も変えました。白柊です

>>ミズキュウラ・ドラッテ様
初めまして、浅葱です^^
カイト兄さんが結構多めになる予定です。
あ、一応他のボカロも出しますのでご安心を(誰も聞いてない
ミズキュウラ様の小説も観覧させていただきますね。

Re: 【ボカロ】 貴方の為に謳い続ける ( No.9 )
日時: 2010/11/08 17:55
名前: 浅葱 ◆jnintUZIrM (ID: m26sMeyj)
参照: http://PC変わったので名前も変えました。白柊です

1ページ目 メジャーボカロの五人目・《始音カイト》を拾った

雨の日。やる気さえも奪ってしまいそうなジメジメとした雨の中、私—月砂彩夏は帰路に着いていた。
季節は梅雨。もうじき夏が来ると言うのに雨の今日はやけに寒く、手が冷たくなっている。
……寒いなぁ。傘を持っていない方の手でもう片方の手に息を吹きかけ温めてみた。
それで温かくなるわけも無かったけど、ただ寒いよりはマシな気がする。


「あれ……?」


雨はやがて十歩先も見えない様な大雨になっていた。そんな中歩くのに集中していて私はふと気付く。
今歩いている道の端に、《何か》があった。青色っぽい上の色が暗闇から若干浮いていたので気付いた。
私はそれが妙に気になり、近づいてみる。近づくにつれそれが人である事が分かった。


「えっ!? だ、大丈夫ですか……!?」


人。道の端の壁に寄りかかるようにして座っていて、近づくと分かる青白い頬はまるで死人の様だった。
そしてその人を良く見てみると綺麗な青い髪のショートヘア、青いマフラー……何かと青が多い。
けれど傘も無く雨に打たれ続けていたらしい濡れ方と青白い頬はそんな事を考える余裕すら消す。
どうしよう、どうしよう、と焦る心を何とか押さえとりあえずは生きている事を確認した。
とりあえず傘をその人に差しておいて持っていたタオルで水滴を拭く。


「……あれ?」


そして耳の方を見てみると……ヘッドフォンらしき物が着いていた。しかも爪が青い。
ようやく理性の戻ってきた頭で考えてみる。青い髪、青い爪、白い服、ヘッドフォン、青い爪……。


(ボーカロイドの《始音カイト》!?)


そう、それは私の良く知っているボーカロイドであった。PCの動画とかで良く見かける奴だ。
良く耳を近づけてみるとヘッドフォンから機械音が聞こえる。多分、ボーカロイドなんだろう……


「えと、とりあえず……どうしよっかな」


一人でまた悩む。だけど、放置するわけにはいかないし……すると答えはもう決まっているようなものだった。多分、元々そうするつもりだったのだろうし。
鞄を持ち、カイト(らしき人物)を肩で支えながらもう片方の手で傘をカイトを持ち引きずるように歩く。


……やっぱり本当にボーカロイドなのかなぁ……


そんな事を考えていた。

Re: 【ボカロ】 貴方の為に謳い続ける ( No.10 )
日時: 2010/11/09 06:40
名前: 浅葱 ◆jnintUZIrM (ID: m26sMeyj)
参照: http://PC変わったので名前も変えました。白柊です

あげまs←

Re: 【ボカロ】 貴方の為に謳い続ける ( No.11 )
日時: 2010/11/13 12:51
名前: 浅葱 ◆jnintUZIrM (ID: m26sMeyj)
参照: http://PC変わったので名前も変えました。白柊です

2ページ目 拾ったのは本当に始音カイトだった

始音カイトを拾ってから、早くも一週間が経った。
拾ってから色々調べてみると本当にこの拾った人はカイトで、私の家に居るボーカロイドのリンやレンもそう言っている。……やっぱり本当らしい。
主食、と言うか好きな物はやっぱりアイスだった。夏が近いのでアイスを結構買っておいて本当に良かった。何しろ充電切れでもされたら困る他無い。
最初は何かに怯えている風だったけどリンやレンなどの他のボーカロイドが居るお陰かすぐに慣れていた。


「マスター、これでメジャーボーカロイド揃ったね♪」


ふと部屋でボーッとしているとリンが部屋に入ってきて嬉しそうに笑っていた。
私はそうだね、と頷くとリンはスキップでもしそうな勢いで私の部屋から出て下へと降りてゆく。
……何故か分からないけれど、とても心情が複雑だった。何の事かと言うと、カイトの事である。


「前のマスターと、何があったんだろう……」


そう、ずっと疑問に思っていた。前のマスターに何故捨てられてしまったのだろうかと言う事だ。
見る所カイトはまだ怯えている感じがするが、歌はかなり上手いし……捨てられる要素何て無さそうだ。
しかももっと不安だったのが、私がカイトに触れるとカイトは驚いたと言うより怯えた様子になって


「……ご、ごめんなさい……」


と、謝って来るのだった。いつも謝っているので私は大丈夫だよ、とか何も悪くないよ? とか言うけれど必死で謝るばかりだった。
……考えたくは無いけれど、虐待されてたのかな……無駄に考える思考を押さえきれない。


(せめて、私が純粋に……カイトを大切に思ってるって事が分かれば良いのに)


そう考えて、今度は首を振る。まだカイトが家に来てからたった一週間。慣れるには早すぎる。
レンとかはもっと長かったし、しょうがないよね。そう言い聞かせるように考えて落ち着く。


「マスター、ちょっと話し合いがあるんですけど……来てもらって良いですか?」


するとついさっき考えていたばかりのレンがやって来た。にっこりと笑いながらこちらを見ている。
って、話し合いって何だろう……と私は考えつつも頷いて肯定の返事をした。
そしてレンの後ろに着いて行きながら下へと降りて行く。


Page:1 2 3 4



この掲示板は過去ログ化されています。