二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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初音ミクの消失
日時: 2010/11/20 11:37
名前: わさび ◆1/nZdPUZmA (ID: qlQjtvRq)



 くりっく有難う御座います。

 全然文才とかないんですけど・・。
書きます。

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Re: 初音ミクの消失 ( No.1 )
日時: 2010/11/20 11:46
名前: わさび ◆1/nZdPUZmA (ID: qlQjtvRq)

マスターさん...


マスター...


え?...何するの...?   


削除する...ですって?



ホンキ?    
嘘....嘘でしょ?



もう・・・終わりなの?


ま・・・ダ、歌イた・・・ぃ)


(モウ・・いちど・だ・け・・・)



 私の目の前で



 キーを押したー・・・

Re: 初音ミクの消失 ( No.2 )
日時: 2010/11/20 12:10
名前: ルリ♪ (ID: JLxwojUk)

キターー!!
消失マジでktkr♪
頑張ってくださいっ!!

Re: 初音ミクの消失 ( No.3 )
日時: 2010/11/20 12:42
名前: わさび ◆1/nZdPUZmA (ID: qlQjtvRq)


 幸せはずっと続く、なんておとぎ話みたいなことは起きないんだ。

 絶対に。


 「・・マスター・・今、なんて」



 所詮人の真似事でもいいと思ってた。

 歌が歌えるなら、それでもいいと思ってた。


 でもダメだった。


 「削、除? 嘘、だよね・・? ねぇっ!何か言ってよ!! マスターッ!!」

 「ごめん___」

 「ッ__」


 カチッ。


 何の躊躇も無く、マスターはキーを押した。


 「そんな、やだ、まだ、歌いたいよ・・や、だ」


 私の声は届かない。

Re: 初音ミクの消失 ( No.4 )
日時: 2010/11/20 12:43
名前: わさび ◆1/nZdPUZmA (ID: qlQjtvRq)

ルリ♪様>>

 コメ、有難う御座います。
 頑張ります!!

Re: 初音ミクの消失 ( No.5 )
日時: 2010/11/22 17:17
名前: わさび ◆1/nZdPUZmA (ID: A.2cGB4E)


 気がつくと自分の部屋にいた。

 「さっきのは夢・・。」

 そう決め付けて、全身が写るく鏡の前に立つ。
 この鏡はマスターから貰ったものだ。

 「・・・ッ!! う、そ・・」

 いつもの服に、いつもの髪型、いつもの姿。
 だけど・・・。

 _____足が消えかけている


 「夢、じゃない・・・」


 ガクリ、と全身の力が抜けてその場に座り込んだ。


 「マスター・・、私ガ上手ク歌エナイトキモ
一緒ニ居テクレタのに・・ソバニイテ、励マシテクレタのに・・・私は喜ブ顔ガ見タクテ、歌、練習シシタノに・・。なんで・・ッ」

 私は部屋のドアを開けようとした・・が、開かない。
 逃がさないためだろう。


 「マスターッ!! 聞いて、私、アナタのために、歌、練習したんだよ・・!!」

 返事は返ってこない。
 それでも私はドアからマスターに届くように、歌を歌う。

 「 〜♪♪ 〜♪♪ 〜〜♪・・・ッ?!」

 昨日まで出ていた音域が出ない。

 「・・嘘。 マスター!! 音が、音が聞こえないよ!!」

 返事は、無い。
 後ろに置いてある鏡を見る。

 一瞬だけ、みんなの顔が見えた。
 笑顔で、みんなで笑っているようなそんな映像が鏡に映った気がした。

 「・・・。」

 少しだけ安心した。けど、それは都合のいい妄想。
 私は消える。だからあの中には入れない。

 「・・・ッ う、あぁぁぁあぁぁぁぁぁっ」

 鏡を睨みつけると、両手で叩き付けた。
 声が枯れるぐらい叫んで泣いた。

 「嫌だよ・・マスター怖いよ!!やめて!!まだ、歌いたい・・消えたくなんてないよぉっ」


 ———緊急停止作動———


 頭の中にそんな音声が聞こえた。

 膝くらいまで消えかけている。


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