二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ひぐらしのなく頃に 〜if〜
- 日時: 2010/12/04 03:06
- 名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: qrnJbgt/)
クリック?
クラック!
と誰かの(小説家)真似してみました。
え?学校休んで何してるかって?
ハッハッハッ。愚問だね。見れば判るじゃないか。
カキコだよ、カ・キ・コ。
というわけで今のは作者の親との会話を改良したverです(笑)
はい、CMのあと本編が始まりますが、その前に。
この作品はifです。『もしも』の世界なので反対コメはご了承ください。
中傷コメも作者の心がガラスゆえ、お避け頂きますようお願いします。
楽しむのなら大歓迎。
設定が決まりました(*´∀`*) 『ひぐらし』×『デュラララ』×『その他』をコラボさせます!
興味お有りなら読み進めて行ってください!
謝辞申し上げます。BL要素が若干含まれています。ですがそこは敢えて無視してください。
作者悶死してしまいますから…((笑)
それでは、ごきげんよう(笑)
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- Re: ひぐらしのなく頃に 〜if〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/12/03 04:40
- 名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: qrnJbgt/)
ある晴れた夕暮れ。
部活帰りの俺達は帰路の途中まで一緒に歩いていた。
「あ〜あ、何か今日が無駄に終わった気がするぞ、いろんな意味で」
そうちらっと沙都子を見て言う。
沙都子はというと、赤面で下を俯き地面を黙視。
はっきり言って怖いぞ、お前。
こいつがこの状態なのには訳があった。
それは数十分前のこと。
よくずる賢いその頭で色々なことを(勝算とか)考えているくせに、今日は何故かだんまり。
俺がおちょくってやると、男として恥ずかしくありませんの…?と低い声で言われてしまう始末。
様子がおかしいと気づき、レナがどうしたのか問いただしても黙秘だと言わんばかりにだんまりで。
流石に俺達は部活を中断することにした。
未だかつてない沙都子のテンションの低さに俺らはかける言葉を見失う。
どうしてこうなったのか。
俺は稀少なこの脳で考えることに。
様子がおかしくなったのは昨日からだ。
それは朝、梨花ちゃんから聞かされた。
何故か早く起きた沙都子は、自ら部屋を出て、壁を殴ったのだそうな。
聞かされたとき俺は、はっ、あの沙都子が?有り得ん。と頭ごなしで否定していたが。
それは今日で霧散してしまった。
登校するなり沙都子は俺の横を無言で通り過ぎたり。
話しかけても返事疎か、一蹴するだけ。
はっきり言って、沙都子じゃない。
少なくとも俺らが知っている沙都子ではなかった。
おかしい。
なぜだか胸の蟠りが消えない。
このもやもや感は何だ?
長いため息を吐きかけたとき。
「…………気持ち悪い…………」
そい沙都子は言った。
俺らの時間が止まる。
今聞こえたのは紛れもなく沙都子の声で。
今発したものは紛れもなく沙都子の詞で。
信じられなかった。
いや、それよりあのだんまりだった沙都子が喋ったのだ。
そちらの方が俺らには気にするべき問題だった。
「おいっ。沙都子、どうしたんだ?!大丈夫か?!」
「沙都子ちゃん、何があったの?叔父さんに関係する?」
「沙都子、ゆっくりでいいからおじさんたちに言って?」
「沙都子、ボクに教えてくれますですか?」
「沙都子。お兄ちゃんである僕に相談しよう」
「そうです。私たち力になりますよ?」
異口同音に心配の言葉を投げかける部活名。
沙都子は慎重に、言葉を選ぶかのように、しかし、はっきりとした声で、言った。
「………男同士の、キ、キス…なんて、ハレンチすぎますわ…。何で、あんなことができるんですの?」
固まった。
発せられた言葉は俺の心臓を鋭利に突き刺す刃で。
言葉が出ない。
な…なんだ?今…男同士の…キス…って言ったのか?
皆も同じらしく、誰もかける言葉をさがし損ねていた。
今のが聞き間違いであってほしい。
どうしてもそう願ってしまうのは、この世界が豊かすぎるからか?規則的な意味で。
それに関しての免疫がない俺らには処理仕様がなかった。
言った張本人も顔をこれ以上ないくらいに赤くしている。
まさにマグマ。
湯気が出ているぞ…写真に収めたい。
この地獄のような沈黙に耐え切れなくなったのは、レナだった。
「…あ、あはは、あはははは。…それは…その…同一性愛者のことを言うらしいよ。しかも男性は性欲が女性より強すぎるから…夏とかよく…同じ…男性を…襲うみたい…だから…気をつけたほうが…いい…と、脳科学者が言ってました…ハイ」
頭がおかしくなっているな、レナ。
言ってることが意味分からんぞ。
しかし。レナの勇敢な勇姿のお陰で皆我に返った。
「さ、沙都子。なんで、急にそんなこと言うの?それ、もしかして、もしかしなくても…みた?」
魅音がやさしく、汗水垂らして沙都子に笑いかけた。
「……ええ、見ましたわ。この目でしかと。全部見届けましたの」
力強く沙都子は、言った。
それは恐れとか気色悪さで吐けるものではない。
沙都子はある方向に指を指す。
皆も習って指の方向に目を向ける。
そこには…信じられないものがあった。
ねじ曲げられた異空間。
坂の途中、丁度目の前にある草地に出来た、世にも奇妙な空間が存在していた。
「……何だ…?あれ…。アニメで言う…次元空間?これ潜ったら別の世界に行けますよって言う…あれ?」
俺の発した言葉に誰も答えず。
いや、正しくは〃答えられず〃だな。
ただ黙ってそれを見ていた。
誰かが口を開く。
「……沙都子ちゃん、あれ…潜ったの?」
レナが言うと沙都子は、こくん、と頷いた。
誰もが唾を嚥下する。
信じられないのもあるが、そもそもそれは此処にあっちゃいけないものだと思うんだ。
だって…今までは無かったモノ。
それが呼応するかのように出現した。
恐ろしいとか、そんな言葉では言い尽くせない。
未知のものを人間は誰しも恐怖する。
そして俺達も。
だが。
ある一人が口にした。
「…行って…みたい…」
それは梨花ちゃんの声で、大人びた口調だった。
俺はまた口の溜まった唾を嚥下する。
行ってみたい。
それは全員が思ってること…だと思う。
俺だけじゃないはずだ。
そして、梨花ちゃんはその方へと歩を進めた。
俺らも後に続く。
それが想像もしない遭遇になるとも知らずに。
- Re: ひぐらしのなく頃に 〜if〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/20 12:18
- 名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: Ak1jHfcH)
「だ〜か〜ら〜、それは罰ゲームで…仕方ないだろ?キスしろって言ったのはお前なんだから」
そう愚痴るは紀田正臣だった。
顔を赤くする竜ヶ峰帝人の横で起こる三ヶ島沙樹頬を膨らませている。
「だからって、〃濃厚〃だなんて言ってない。触れるだけって提案したのに〜ッ」
正臣は融通の利かない恋人を宥めに入る。
数分前。
心理ゲームで負けた正臣はジャンケンで決まった帝人にキスをした。
それを提案したのは沙樹の方で。
なのにその張本人はむくれ顔である。
帝人は唇を拭ってため息をついた。
『大丈夫か?…その…矜持とか摂理とか…』
空気を読むことを知らないのか、セルティー・ステゥルルソンがPDAで打った文面を項垂れる帝人に見せる。
それを見た帝人は、深くため息を吐いた。
「…うん。大丈夫じゃないけど大丈夫だよ…。男としての尊厳が失われたようなきがするけど」
- Re: ひぐらしのなく頃に 〜if〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/12/03 06:23
- 名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)
wwww
いやぁ。
いとしの沙都子ちゃんがなにを悩んでいるかで叔父さんのことかとおもったんだけど…。
かぁいいわ。
萌えたわ……。
ミズキ……すごいわ…。
- Re: ひぐらしのなく頃に 〜if〜 ( No.4 )
- 日時: 2010/12/03 10:00
- 名前: 泉 海斗 (ID: B240tmf4)
ひぐらし来たァァァァァ!!
と、最初からテンションの高い泉海斗です。
面白いです、自分も最初は沙都子が鉄平について悩んでいるのかと思ったけど、悟史がいるってことは祭囃子以降の話ですか??
どんな展開になるのか楽しみにしています。
では!!
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