二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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フェアリーテイル*守りたい人*
日時: 2010/12/13 17:03
名前: ベリー (ID: mUcohwxZ)

掛け持ちですが気になさらず…

ローゼンメイデンを書きたい衝動にしかられてるんですからぁw


グレルー(グレイとルーシィ)


ですです。


恋愛です(いちおう)


ルーシィ様もてもて☆ですw

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Re: フェアリーテイル*守りたい人* ( No.1 )
日時: 2010/12/13 17:36
名前: ベリー (ID: mUcohwxZ)

いつものように、フェアリーテイルはてんやわんやの大騒動。

『アイツらうっさいわー。静かにしなさいよ』

「うふふっ。」


悲劇はここから始まった。


「砕けろクソ炎ッ」

「なんだとこらぁーっ」


—仲いいなぁ。

羨ましい。

あたしはサンドイッチを食べ、少し外へ散歩に出た。



「ルーシィ!!」

『パパ……?』


あいたくない、人がいた。

そう…パパ。

『…ぁ、あ』


「早く来い、帰るぞ」

『や……いやっ!!!』


「言うことを聞かないかルーシィィィ!!!」


ビクンッ


すると、街角にグレイが見えた。


『グレイッ、一緒に散歩行こう!』


ふるふるとすがるように胸に飛びつく。

グレイはあっけに取られ、頷く。


「ルーシィ……。」


—それから数時間後


「なぁ、あのおっさん誰だ」


『……パパよ』


「お、感動の再会?」


—何が、感動の再会よ。


『あんなやつ、悪魔よ』


そう言った途端頬に鈍い痛みが走った。

グレイ—?


「お前…家族をそんなに悪く言うなよ。


家族がいるだけマシじゃねぇか!!」


『……ぁ』


でも、でも。


せめて理由くらい聞いてくれてもいいじゃない。


あたしの心の氷を溶かしてほしいのよ。


『ご、ごめん……ね……


あ、あたし先に帰る!!』


「ちょっ、ルーシィ!?」


しだいに雨が降る。


とても冷たかった。


「ルーシィ。」


『パ……パパ…。』



—親がいるだけマシ—


グレイの心の声だったね。


あたしぜいたくだったね


『パパ。家に帰るよ……

だけど1週間。1週間後迎えに来て?』


「あぁ。」



パパ———


きっとあなたはこういうよね。


“戻らないなら…金に物を言わせる”


って。


どうせなら



自分から…素直に———。

Re: フェアリーテイル*守りたい人* ( No.2 )
日時: 2010/12/13 18:08
名前: ベリー (ID: mUcohwxZ)

— 一週間後ギルド内

「ルーシィ、ウソでしょう?」

『……あの地獄の日々は慣れっこですから!!

夢を見させてもらってありがとうございました。』


もうパパが来る時間ね。


あたしはギルドを出る前、振り向いた。


—あれからグレイとは言葉を交わしていない。


『みんな、


バイバーイ!!!』


パタン—


もう入れないこのギルド。


「ルーシィ。乗りなさい」


足ががくがくする。


だけどもういい。


『はい、パパ。』


車が発車した。


涙があふれる。



「お前を呼んだのは、ドロフー伯爵との婚約が決まったから。…ハートフィリアは大いに栄える!!」


『おそらくそのようなことだと思いました』


ポタポタと流れる雫。


もう…モドレナイ———。




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