二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 小川とゆかいな斎藤たち 〜花道菫〜
- 日時: 2011/01/30 16:06
- 名前: レッシュン (ID: L.Y1jWRR)
…私は1人…何故って?単純なこと。皆が私を避けていく—それが当たり前になってるから平気なんだけど。花道菫、15。
私は両親の仕事の関係で転校することになった。皆が陰で喜んでいた。ま、当然のことだけど。朝、学校に登校していた。すると—
「待ちやがれ!極悪ツインテール!」
「誰が待つか!」
「実験台にしてやる!」
「しぶといなぁ…」
「皆さん!待ってくださーい!」
1人の女子生徒が逃げていた。追っていたのは3人の男子生徒とそのあとを追うのが女子生徒だった。とにかく、あの生徒を止めればいいのかな?
「よっと!」
「何すんだよ!放せ!」
私は女子生徒の腕をつかんだ。女子生徒は口悪く文句を言った。
「だって、追われてるってことは何かやらかしたからでしょうが…」
私はあきれながら言った。すると、女子生徒の背後に3人が立った。
「やっと追い付いたぜ…」
「ひ———!!」
女子生徒は連れて行かれ、いろいろと実験薬をかけられたり、しばかれたりなどをされていた。後から女子生徒が追いついた。すごい、息が荒れてる…
「みなさん…待って…ください…」
あらら。すごい疲れよう…お茶あげようかな。
「ほら。飲みなよ。」
「え?あ、ありがとうございます…」
私はお茶を渡した。女子生徒はお茶を飲んだ。あっ、学校に行かないと。
「それじゃ。」
私はそういい、学校へと向かった。学校の職員室に行き、先生と話をしていた。すると—
「極悪ツインテール!まあ、小川をパシリやがって!」
聞き覚えのある声が廊下からすごい聞こえてくる。ん?極悪ツインテールって朝聞いたわよね?
「はぁ…すまないな。この学校には困った生徒がいるんでな。それが全員斎藤って名前なんだ。」
「はぁ…そうですか…」
そんな話をしているとチャイムが鳴った。私と先生は3年の教室の前まで来た。私は後から入ることになった。先生が教室に入りこう言った。
「今日は、転校生を紹介する。入ってこい。」
生徒たちがざわめく中私は教室へと入った。その時—
「あっ!お前!朝、極悪ツインテールをとっ捕まえた奴!」
「斎藤!静かにしてろ!…花道、知り合いか?」
「え?朝、見かけて…」
「まぁいい。名前を書いてくれ。」
先生にそう言われ、私は黒板に名前を書いた。
「花道菫です。」
「花道は両親の仕事の関係で引っ越してきた。皆、仲良くな。席は…斎藤の横でいいか?そこしか空いてなくてな…」
「はい。」
「教科書は…斎藤、お前教科書待ってるんだろうな?」
「持ってねーよ。」
先生はため息をつき、前の人から貸してもらえと言った。私は席に向かった。席に腰かけ、バックを横にかけ、前の生徒から教科書を貸してもらった。この場合、横のやつにも見せないといけないってこと?私は横を見て教科書を指差した。
「俺?俺はいらねぇや。」
絶対馬鹿だ。私は内心あきれながら教科書を開いた。
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- Re: 小川とゆかいな斎藤たち 〜花道菫〜 ( No.1 )
- 日時: 2011/01/30 16:34
- 名前: レッシュン (ID: L.Y1jWRR)
1時間目、2時間目が終わり、私は次の授業の準備をした。普通ならみんなが集まってくるのだが、皆は集まらなかった。
「きれいなんだけど…なんか話しかけにくいよね…」
そんな言葉をひそひそ声で話しているのが聞こえる。教室から出ようと思った。隣を見ると、斎藤がいなかった。ま、いいか。風に当たりたいな…屋上に行こう。そう思い、私は屋上へと向かった。扉の前まで来て、屋上の扉をあけると、そこには朝の4人がいた。バン!私は一瞬にして扉を閉め考えた。??なんで4人がここに?そんなことを考えていると、ガチャ。扉が開いた。それを開けていたのは見上げるほどの背の高い男子生徒だった。
「朝、見かけた人だよね…」
「そうだけど。ここで何してるの?」
私は尋ねた。
「まぁ…とりあえず、入ってきたら?…」
男子生徒はいい、屋上へと入った。私も屋上に入った。すると—
「あ。隣の。金道つみれ。」
名前間違えんな!私は、持ち歩いていた蛇をそっと話した。蛇は斎藤の手にかみつく。この蛇は小さい毒なしの噛まれたら大出血する蛇。私から見たらかわいいペットの1匹。私の家は金持ちで、ペットを大量に買っている。
「いってーーーーー!!」
「きゃーー!大喜(おおよろこび)先輩!」
「ごめん。蛇をうっかり逃がしてしまったみたい。私は花道菫。」
私はそういい、蛇を抱き上げた。
「お前、その覚えの悪さはどうにかならないのか。」
「うるせーよ!てか、名前間違えただけで蛇投入すんな!」
「それぐらいで死なないから。いちいちわめくんじゃないわよ。」
私はそういい返した。斎藤が切れかかったそう時。
「あの…今朝はお茶、ありがとうございました。」
「え?あぁ…あのお茶?別にお礼を言われるほどじゃないんだけど…」
女子生徒がお礼を言ってきた。なんか、大層なことをしたみたいになってるんだけど…あっ、そういえば…
「そういえば、あの生徒は何やらかしたのよ。」
「あー…あれ?朝ね…小川さんにあの女子生徒成田っていうんだけど…パシらせようとしたわけ…だから、追いかけてたの…」
パシっただけであれか!?ま、死にはしないけど。
「あの、自己紹介がまだでしたね…私、2年の小川里央です。」
「俺は斎藤大喜。」
「2年の斎藤仲良で—す…」
「1年の斎藤保茂だ。」
4人が自己紹介をし、私も改めて自己紹介した。斎藤…そうか。この3人が先生の言ってた3人か。そのあと、携帯のメアドを交換した。てか、なんでメアド交換してんのかな。私はお弁当を屋上で食べようと誘われた。そして掃除—
「小川ー♪掃除やってくんない?」
「は、はい…」
あ、このことか。…確かに見てると一回半殺しにしたくなる。だって、小川さんの姿がかわいそうに見えてくる。
「ちょっといい?」
「あっ!今朝の!今朝はよくも—」
私は言い切る前に、成田とその仲間を連れていき、空手技を浴びせた。
「小川さんをパシるんじゃないわよ…」
『ひぃーーー!すみません!』
一同はそういい、掃除を再開した。なんか、斎藤たちみたいになってしまった…なんか、わかる気がする。小川さんはそれを心配そうなまなざしで見てくる。…なんか、妹みたい…
「あの…菫先輩?」
「あ…昼休みまた。」
「はい!お弁当食べましょう。」
…その笑顔は何とも言えないかわいさだった。ホントに妹みたい…そう思いながら掃除を行っていた。
- Re: 小川とゆかいな斎藤たち 〜花道菫〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/01/30 16:36
- 名前: レッシュン (ID: L.Y1jWRR)
どうも!レッシュンです!私の大好きな小川とゆかいな斎藤たちの小説を始めさせていただきました!これから心配ですが…温かい目で見守ってやってください!では!
- Re: 小川とゆかいな斎藤たち 〜花道菫〜 ( No.3 )
- 日時: 2011/01/31 23:23
- 名前: レッシュン (ID: L.Y1jWRR)
昼休み—私は4人とお弁当を囲んで食べていた。…いや、ちょっと待てよ?もしかして…
「あのさ、もしかして…3人ともお弁当持ってきてないわけ?」
「は?いいじゃねぇか別に。俺ら料理無理だし、それに—」
それに?何かいいづらいことでも?…もしかして?
「小川さんのお弁当を食べたいから?」
「まぁ、そういうことになるな。」
「花道さんも、食べてみたら…?」
いや、自分のお弁当あるんだけど…まぁ、1口だけ…私は卵焼きを1つ食べた。それは口の中でふわっととろけ、卵のうまみが出ていた。
「おいしい…」
「だろ?じゃ俺もさっそく…」
ブシュ!大喜びに薬品がかかった。見ると保茂が薬品を大喜びにかけていた。
「それはお前のじゃないんだ。」
あーあ。大喜び、気絶しちゃったよ。てか、いつの間にか卵焼き食べてるし。
「あの、すみれ先輩のお弁当ってかわいいですね。」
「そう?」
「あのさ…それ、トリュフじゃない?」
「「「「へ?」」」」
大喜びもいつの間にか復活していた。げ、トリュフ私嫌いなのに…石崎め…こっそり入れたな…
「誰かさ、トリュフ食べてよ。嫌いだし。」
「はぁ!お前、もったいねぇことすんな!じゃ、おれが食べ…」
「何でお前が食べることになってる。」
「抜け駆けはだめだよ…」
あらら。3人のけんかが始まった。ま、これは真ん中を取って…
「小川さん、食べて。」
「え!でも…」
「お願い!」
私はお願いをした。そして、小川さんはトリュフを食べた。3人はけんかをやめ、お弁当を食べた。そんな中—
「もうすぐテストですよね。」
「そうだね—…」
「さぼっちまおうぜ。息抜きも必要だろ。」
「馬鹿か。何が息抜きだ。」
「テストねぇ。まとめテスト?」
「はい。自信ないです…」
「お前、タイミング悪かったよなぁ。」
まとめテスト・・・そんなに苦じゃないか。それから数日後—
「今回のテストでトップは100点だ。しかも花道だけだ。全教科だぞ。皆も見習うように!」
『は〜い…』
「お前、天才じゃね?」
「なんで?今までの授業が分かってたら取れるわよ。私もう大学の勉強終わったし。」
昼休み—
「菫先輩すごいですよ!全教科100点なんて!私には到底無理ですよ…」
「隣の馬鹿とは大違いだな。」
「お前やるか?お前こそどうだったんだよ?あ?」
「お前よりははるかにいい。」
「また始まったよ…ちなみに俺は、まぁまぁ・・・」
「てか、こいつ大学の授業も終わったってさ。」
その言葉に3人は唖然とした。そのあとすっごい質問攻めされて、すっごいつかれた…
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