二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢水清志郎がデルトラクエストの世界に迷い込んだようです
- 日時: 2011/02/23 16:32
- 名前: qish ◆.ZjW21YsmA (ID: BL8fZ.Pl)
混ぜるな危険? 何だそれしらねぇよ!(ry
最近デルトラクエストと夢水清志郎シリーズをブックオフで買いウキウキなqishです。
あの自称名探偵とファンタジーを混ぜたらどうなるのェ・・・つー思いから作られた小説です。
正直更新は不定期です 期待はしないでください。
序章 ・・・ >>1
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- Re: 夢水清志郎がデルトラクエストの世界に迷い込んだようです ( No.1 )
- 日時: 2011/02/23 16:58
- 名前: qish ◆.ZjW21YsmA (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照:
┌──────────────┐
│序章 │
└──────────────┘
「はあ…………」
ここはデルの街。
そのデルで大きくため息をつく男が居た。
周りの人の服装とは大きく反し、全身が黒で統一されている。
いかにも腹を空かせている、とでも言う様に手で腹部を押さえながらキョロキョロとあたりを見渡す。
しかし周りと反した服装は逆に悪影響を及ぼしている。
『危ない』というイメージを既に植えつけた服装をした男の名は、夢水清志郎。
日本、という国で論理学教授をしていた男であり、“自称”名探偵である。
ついに岩崎三兄弟に見放されたのか、昼寝をして夢の中で亜衣と真衣がムチを持って現れたのがいまだに怖いらしい。
そして夜になり怯えながら就寝し、目を開けるとこの世界に居た…という事だ。
「誰か食べ物をくださいぃ………」
ついに声にまで影響が及んだのか、声に持ち前の元気さが失われている様だ。
その時、夢水の前方にはリンゴを運ぶ馬車が通ってきた。
ガタガタと音を立て、馬車はゆっくりと前へと進む。
しかし前に存在するのは、腹を空かした一人の男—————夢水である。
食欲だけは人一倍!と胸を張れる程の夢水の前で、リンゴという落葉高木樹が運ばれている時点でもう結論は決まっているだろう。
馬の上に乗った汚れた服を着る人でさえ、夢水に不信感を抱く。
「いただきま——————————————」
夢水が大きく手をあげてそう言った瞬間、後ろから怒号が聞こえた。
「アイツだ! アイツが食べ物を奪いやがったんだァ!」
後ろからは筋肉質の男が大声をあげて猪突突進の如く走ってくる。
それは筋肉質な男の食卓に設けられたパンを華麗に奪った夢水に対しての憤慨であろう。
「………?」
場を理解していないのはただ一人、名探偵であった。
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