二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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悪ノ娘 —哀れな別れ—
日時: 2011/03/02 16:31
名前: 軽音メク (ID: xrRohsX3)


はじめまして、メクでーすww
今回で五作目になる小説がこの悪ノ娘!!
どうぞ、お暇があったら見てくださーぃ!!(^O^)/

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Re: 悪ノ娘 —哀れな別れ— ( No.1 )
日時: 2011/03/02 16:45
名前: 軽音メク (ID: xrRohsX3)



「このものの首をはねよ!!」


処刑所に響く、まだ幼な残る少女の声。

金色のストレートな綺麗な髪。

大きくて、そして怪しげな色を放つ青い瞳。

整った顔には、彼女の美貌を妨げているかのように薄く化粧がされている。

黄色いドレスに、装飾品をつけている少女…。

黄の国の女王、リリアンヌ・ルシフェン・ドーテュリシュ。


「わらわに、そのような態度をとったのを後悔するがいい!!あはははは」

かん高い笑い声が処刑所に響き渡る。



Re: 悪ノ娘 —哀れな別れ— ( No.2 )
日時: 2011/03/02 17:05
名前: 軽音メク (ID: xrRohsX3)


「リリアンヌ様。」

自分の身長よりもはるかに高い扉の前にひざま付く。

リリアンヌに瓜二つの少年。
召使、アレン・アヴァドニア。十四歳。
リリアンヌとは双子の姉弟だったが、幼い頃、お互いは大人たちの事情で無理やり引き裂かれた。

だが、おかしいことにリリアンヌは僕と双子だったことを全く覚えていない。

王宮に入る時に、偉大な魔術師により、リリアンヌの幼き頃の記憶は消されたらしい。

「…誰じゃ??」

「アレンでございます。」

「よい、入れ。」

僕は大きな扉をあけ、中に入る。
そこには、机に向かっているリリアンヌがいた。

「…なにをしていらっしゃるのですか?」
「ふふ、何をしているように見えるか?」

リリアンヌはこちらに顔を向け、可愛らしく微笑む。

「…リリアンヌ様は言い伝えなどは信じるのですか?」

「まぁな、…わらわがそこまで信じられる人間だとは見えぬのか?」


怪しく微笑むとこちらをしっかりむく。

「で、なんのようなのじゃ?」

僕はすっかり、用事を忘れていた。

「すみませんっ。…きょうのおやつでございます」

「もう、そんな時間か…。今日はなんなの?」

「ブリオッシュでございます。お口に合えば、と」

「そう。…もう下がってよいぞ」

フイ、とそっぽを向いてしまう。

…なにかあったんだろうか…。

Re: 悪ノ娘 —哀れな別れ— ( No.3 )
日時: 2011/03/06 18:11
名前: 花魅華 (ID: yeXFGmca)

お気に入りに入れちゃった、キャハッ★←うぜぇわww

Re: 悪ノ娘 —哀れな別れ— ( No.4 )
日時: 2011/03/14 15:48
名前: 軽音メク (ID: xrRohsX3)


<花魅華
ありがとーですww


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