【新装版】モンスターハンターイクス | 二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ

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【新装版】モンスターハンターイクス: 日時： 2011/03/06 18:14; 名前：獅子（ID: 0r0WCIJk）; 約一年とちょっと振りです。憶えていらっしゃる方はいるのでしょうか？
久し振りな方も初めての方もこんにちは、獅子です。この度はだいぶ前にこのサイトで書いていたモンスターハンターの二次小説を新装版として新たに書くことにしました。タイトルはモンスターハンターイクス。（イクスという装備があることを知ったのはこれの執筆を一旦止めた後になります）
ちなみに過去ログで獅子の名を打つとえらい下手糞な小説が出てくるので検索をかけてはいけませんｗ

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Re: 【新装版】モンスターハンターイクス ( No.1 ): 日時： 2011/03/06 18:19; 名前：獅子（ID: 0r0WCIJk）; 新装版ですので、せっかくだから全てのキャラを一新、そればかりか村や装備、モンスターまでも全部オリジナルにしようかなあ、と考えています。ですから前々から見てくださっていた方も新しい気持ちで見れますよ！（タブンネー）

では、末永くお付き合いお願いします。

Re: 【新装版】モンスターハンターイクス ( No.2 ): 日時： 2011/03/06 18:45; 名前：獅子（ID: 0r0WCIJk）; 乾いた骨はやがて砂へと帰り、砂は幾重にも積もり大地を覆う。
いつだってその事実は変わらない。滴るように鋭く光る刃は、鑢（やすり）のような風に干涸らびて、いずれ錆びる。屈強を誇るその肉体は、溶かすような灼熱の太陽によって灰になる。

ここには死しか存在しない。骸の大地に透き通るほど青い空のもと、数多の生物は生を奪われる。燃え上がるような日差しによってその視界は消えてゆく。

——これまで、か。長い戦いだった。

熱さで脳をやられたのか、もう思い出すことさえ出来ないが、俺達は勝利した。多くの仲間を失い、そして辛くも倒した戦い。錆びた刃は誇りを背負い、朽ちた肉は栄誉を受けた。
だが、それすらもう失った。
戦いの中でしか生を見出すことができない戦士に、どうして安息が見つかるだろう？
所詮は砂のように舞い、砂のように果てる。それが不相応というものだ。掌に掴んだ砂のように、こぼれ落ちてゆく砂のように。

ただ、それだけのことだ。