二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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モンスターハンター3rd狩人の魂
日時: 2011/04/11 18:44
名前: 桜とトロロ (ID: xdMoFwmX)

初めまして。
モンハンはゲームだけじゃないってこと伝えたいです!
どんどんコメントください。

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Re: モンスターハンター3rd狩人の魂 ( No.3 )
日時: 2011/04/11 19:10
名前: ただの敷島クルル (ID: eR9v1L6x)

こんにちこんばんこんにちばんわ^^

同じくモンハン小説書いてる敷島クルルです^^

モンハンはゲームだけじゃない・・・
そうですよねぇ!!

設定とか生態とかいろいろ大事ですもんね!!

応援してますよ!
頑張ってください!^^

Re: モンスターハンター3rd狩人の魂 ( No.4 )
日時: 2011/04/12 19:28
名前: 桜とトロロ (ID: xdMoFwmX)


 通称「アマツ」と呼ばれるモンスターは誰ひとりとして、狩ったことがないらしい。
 兄が帰ってこないと知った時、もちろん悲しかったし、ショックだった。今こうして店で悩んでいるのもある意味では…
 
 「エルくん。これなんてどうかしら?」
 ユクモ伝統の服を着た女性は一本の片手剣を差し出した。
 ここは武器・防具を加工、または販売している店だ。ちなみにこの周辺にはオトモ専用の店や、雑貨屋もある。
 「えーっと…太刀ってありますか?」
 俺は武器を持ったこともなければ、防具を身に付けたこともないのだ。それにもかかわらず、俺はある理由でわざわざ太刀という選択にした。
 「えっ?でもあなた武器一度も使ったことなかったんじゃ…」
 「でもいいんです…あっ、あの奥の壁に掛ってる太刀見せてください。」
 話している矢先、エルは一本の太刀に目がいった。
 何だか気になったのだ。
 「いいわよ…?」
 女性は笑顔で頷くと、壁に飾っていた太刀をテーブルに置いた。
 「これ、鉄刀ですよね?…これにしてください。」
 「オーケー。この太刀でいいのね?」
 再度確認すると、背の丈ほどの太刀を手渡した。
 ずっしりと伝わる重み。
 兄の背中が蘇る。よく兄は太刀を背中に吊るし、狩りに出かけていた。何かに操られた様にエルは兄と同じ道を辿ろうとしていたのだ。
 きっとどこかで尊敬していたのだろう。兄のことを…
 「あら、エル。もう武器を選んだのね。」
 ピンクと赤、緑。色とりどりの浴衣を着た女性、エルの母親だ。村長でもあるエルの母は、心配そうに声をかけた。
 本当は自分の息子を狩りに行かせたくないのだろう。何故ならもう息子を一人失ってしまったのだから…
 狩りに行って一週間以内に帰ってこなかったらそれはもう死んでしまったということになってしまうのだ。
 悲しいはずなのに、母はエルに「狩人」になりなさい…といったのだ。
 「うん。お兄ちゃんと同じ太刀だよ。…何だか怖いな。一人で狩りに行くなんて…」
 「エル…大丈夫よ。今日はゆっくり休みなさい?それとお風呂にも入って…」
 「うん。解った。おやすみ、母さん。」
 「…おやすみ、エル。」
 
 今夜は星がよく見えそうだ。
 湯に漬かりながらエルは渓流の景色をながめた。
 —明日、あそこに行くんだ…
 綺麗なのになんだかさみしい気持ちもあった。
 これから待ち受ける恐怖。死んでしまった兄は記憶に、鮮明に思い出す。
 —お兄ちゃん、お兄ちゃんはすごいよ…

Re: モンスターハンター3rd狩人の魂 ( No.5 )
日時: 2011/04/13 19:24
名前: 桜とトロロ (ID: xdMoFwmX)


 朝、何か五月蠅い音で俺は目が覚めた。
 猫の声だ。
 「ご主人様の弟様!!起きてください。」
 「…あれ、お兄ちゃんの御供じゃないか。」

Re: モンスターハンター3rd狩人の魂 ( No.6 )
日時: 2011/04/14 21:49
名前: 桜とトロロ (ID: xdMoFwmX)

 「ハイニャ。今回村長様から御供を頼まれたのニャ!名前をクルナンといいます。」
 「…今起きるよ。そろそろ行かなきゃね。」
 あくびをしながらむっくり起き上がる。
 横には昨日も興奮して眠れなかった太刀がある。

Re: モンスターハンター3rd狩人の魂 ( No.7 )
日時: 2011/04/17 15:26
名前: 桜とトロロ (ID: 1CPnMR4A)


 「えーっと、回復役と砥石。他にいる物って何かあるかな?」
 「ペイントボールは忘れちゃだめニャ!」
 「そっかぁ…忘れてた。」
 それら一式を整え、狩りに挑む。
 「あら、エル…もう準備できたのね?」
 母が一枚の紙をクルナンとエルに見せる。
 そこのは…—アオアシラ一頭の討伐…と書いてある。
 「アオアシラ…か。解った。必ず戻ってくるね。母さん…」
 「行ってくるニャ!」
 元気に言ったが、不安は常に付きまとったままだ…
 「いってらっしゃい…エル。」


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