二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 想いよ届け、 (稲妻11)
- 日時: 2011/06/19 10:11
- 名前: 乙亞 ◆VaTW4xNXp. (ID: QlSid/7F)
- 参照: http://m-pe.tv/u/page.php?uid=pikorino1&id=1&guid=on
うっわああ初めまして「りの」ですううry
最近イナズマイレブンにはまりまして、んで、此処見つけて書いてみようかなあって思った結果がこれです。
うん、題名思いつかなかったんだよばっかやろー!(((
えと、此処ではイナズマイレブンの短編と長編をごっちゃに書いて行こうと目論んでおりますふふふ(黙
お題を借りたり自作したり雑文書いたり拙いの書いたり←
色々と忙しく五月蠅い奴ですが宜しくしてやって下さい。
上記URLはサイトですどうぞ見てやって下さいましb
名前変えました、これからは「りの」で宜しく!(
参照100突破大感謝です。さて、何かおめでたな小説でも書きましょうかねえ←
更新速度/気が向くままに一日中書き続ける速度(速め)
***
お客さま(アフロディ様な方々)
・刹那さま<お友達☆>
・ひふみ。さま
***
オリキャラ設定 >>1
<長編>
<中編>
『 私と彼の七日間. 』
デモーニオ・ストラーダと少女の悲しくて優しいお話。
いちにちめ、>>3
ふつかめ、 >>4
みっかめ、 >>5
よっかめ、 >>6
<短編>
ミストレーネ・カルス >>2
ジャンルカ・ザナルディ >>10
吹雪士郎 >>13
- きゃらくたあ、! ( No.1 )
- 日時: 2011/05/29 17:08
- 名前: 乙亞 ◆VaTW4xNXp. (ID: K75.VLwZ)
− おりきゃら −
名前 / 凛桐 奏
読み / りんどう そう
性別 / 女の子
年齢 / 14歳、かと
詳細 / 夢主にしては平々凡々. サッカーは見るだけ、やれない
※使い回し。まあ、昔カキコで使ってましたね正直に言えば←
※ほんと、平々凡々。神じゃないし取り敢えず何も無い
- ばか、すきなんだよ ( No.2 )
- 日時: 2011/05/30 18:33
- 名前: 乙亞 ◆VaTW4xNXp. (ID: K75.VLwZ)
「あのさ、幾らオレが美しいからってそんなに見られても困るんだけど」
「……いや、別に貴方が美しいとかそんなん思ってないし関係ないですよ寧ろお前うざい」
オレの目の前で淡々と言葉を並べるそいつはいちいち癪に障る人間だった。
先週、いきなりオレやエスカバ、バダップの目の前に現れたと思うとすぐに間違えた等と騒ぎ出すこの女。
しかも可愛くも不細工でも何でもない、平凡な顔立ちをしてやがる。だから余計にオレに指図するというこの女の行為がむかついて仕方がない、というかもう死ねばいいのに。
はぁ、と短く息を吐き出して女——リンドウは此方を見詰めたまま動かない、というか動けないらしい。足元に何やら巻き付いている。大方、また何か失敗をしたのだろう。
「……何でそうなるのさ」
呆れたように溜息を吐けばリンドウは悔しそうに此方を見てくる。うん、ゾクゾクするね。
そしてぽつりと珍しく弱々しげな表情を浮かべてこういった。
「う、……あのね、やられたの」
「は?」
「……エスカに、やられました」
あんのエスバカが。
どう見てもリンドウの足元に巻き付いているものは縄だった。こんなもので縛り付けた挙句オレの目の前に置くなんて、——陰湿な嫌がらせだよな、よし、後で締め上げよう。
頭の片隅でそう考えていれば、早く取って下さいよという声が聞こえてきた。
「それくらい自分でも取れるだろ」
「無理です、」
ほら、とリンドウが又もや縛られている両手を見せるのでオレは思わずため息を吐いた。
きっとオレの美しい顔は歪んでいるんだろう、こいつの所為で。
その前にこいつをこの状態にさせたエスカバをどう罰してやろうか。ああでもエスカバにこんな芸当出来るはずがない。きっと手先が意外と器用なバダップに唆されたのだろう。
「……ったく、」
仕方ないな、と呟いてオレは渋々と縄外しに取り掛かった。
——何でオレが態々直々に外してやってるか、気づいてるよな?
「ミストレーネ、」
縄を外してやると、リンドウはにこりと笑む。
気が付けば目いっぱいに、リンドウのかお。
「——好きですよ、貴方の優しいところ」
「……っばかじゃないの?」
馬鹿で結構、とリンドウはオレから離れた。
キスされた、と気付くまで5秒も掛かってしまった。
( ばか、オレも好きだよ。なんて、彼女は気づいてるのだろうか )
あとがき/
ミス→←ソウ
間違えた、という言葉の意味は行く時代のこと
この後ふたりは引き裂かれる、というね
- 私と彼の七日間. ( No.3 )
- 日時: 2011/05/30 18:55
- 名前: 乙亞 ◆VaTW4xNXp. (ID: K75.VLwZ)
( いちにちめ、! )
かあかあ、と燃え上がる緋色の向こうでカラスが鳴いた。
だけど私に帰る場所は無い。先程の夕立でぐしゃぐしゃになったダンボールの中で、私は猫のように体を丸めた。
今、とても自分が哀れで惨めで滑稽な光景になっているというのは分かっている。それでも、寒さからはこうしないと逃れられなかった。
——私は此処で、両親の存在を完全に否定した。
初めから可笑しかったのだ。珍しくにこにこと笑みを浮かべていると思えば、すぐに怒りだして。嗚呼、きっと今頃私の両親は嬉しげに談笑しているところだろう。厄介者を捨てられたんだ、猫のように、ポイっと。
「何をしている」
ふと、頭上から冷たい声が降り注いだ。
何だろうと上を見上げれば、ゴーグルにマントという変な——否、不思議な格好をした少年が目に入る。
——何故か、とても懐かしい。
何処かで見たことのある少年をじい、と見つめていると少年は気分を害した様に眉を寄せた。
「だれ、」
「……デモーニオ。デモーニオ・ストラーダ、だ。お前は」
「……ソウ。リンドウ、ソウ。日本人だけど、外国人」
へへ、と微かに笑うとデモーニオは訝しげに此方を見つめ、すぐに口を開く。
「何故、猫のように捨てられている」
それは私が一番聞きたいことだよ、という言葉を飲み込んで私はにへらと笑む。
強がりな、そんな笑み。
そうしていると、デモーニオはひょいと私の体を抱えあげて歩きだした。
「デモーニオ、どうしたの」
きょとん、としているとデモーニオは何も言わずにただ私を担いで歩くだけだった。
其の表情は読み取れず、怒っているのかすらもわからない。
だけど何故か、私は彼が不機嫌だと言う事がわかった。
あの後、私は大きな建物に連れて来られた。
其処で色々な人と会ったんだ。
まずは、カゲヤマさん。彼は皆にミスターKと名乗っているらしいが、私にはそう教えてくれた(勿論、デモーニオには秘密だ)。
其のほか、色々な人。皆を紹介するときりがないので、省いてしまおう。
「今日から此処がお前の部屋だ」
「……広い、ねえ……」
シンプルな部屋だったけど、とても広かったから私は思わず頬を綻ばせた。
デモーニオはそんな私の様子を見て何を思ったか、ぽふぽふと私の頭を撫でてから夕飯の時に呼ぶ、と言って何処かへ行ってしまった。
これから何をするかなんてわからない。
ただ、嫌な予感だけが私の中を駆け巡って居た。
( あのとき、引き留めて居れば良かったの? )
あとがき/
敢えてのデモーニオ。
初めは鬼道を予定していたんだけどね←
ちなみに、まだ視力はある予定(ぁ
- 私と彼の七日間. ( No.4 )
- 日時: 2011/05/30 20:51
- 名前: 乙亞 ◆VaTW4xNXp. (ID: K75.VLwZ)
( ふつかめ、! )
昨日、ふかふかのベッドで寝て私はご機嫌+絶好調だった。
此処はライオコット島と言って、色々な国のエリアがある大きな島だということをデモーニオから聞き、私は早速色々と見て回ることにした。
カゲヤマさんからお小遣いを貰い、るんるんとイタリアエリアを歩いていると遠くで何やら一人の女の子がチンピラみたいのに絡まれているのが見えたので、慌てて駆け寄る。
「何してんのさ、かっこ悪いよ」
「ンだとォ!?」
ば、と女の子の前に立ちはだかりチンピラにそう言えば、逆上したのか此方にガン飛ばしてくるので私は面倒だなあと思いつつ構えを取る。
チンピラはいきなり殴りかかって来て、だけど横から飛んできたサッカーボールによって吹っ飛ばされた。
「大丈夫かい?」
にこ、と人の良さそうな笑みを浮かべたサッカーボールを蹴った張本人であろう少年が此方に手を差し出してくる。
優しい子だなあ、と思いつつ私はその手を取り立ちあがり、笑みを浮かべた。
「有難う。イタリアの人?」
「うん、俺はフィディオ。フィディオ・アルデナ。君は?」
「ソウ。リンドウ、ソウ。日本人だよ」
フィディオは宜しくね、と私に向かって右手を差し出してくるので私は快くその手を握る。
さわやか系のこういう子も偶にはいいものだ。安らぎをくれるのだから。
「ソウ、か。ねえ、ソウはどうして此処に来たの?」
「……えっとね、色々と見たかったから!」
後、ジェラートが食べたかったから。
そう付け足せば、フィディオはクス、と笑っていいお店を紹介してあげるよと言ってくれた。
「——っぁ、」
二人でジェラートを頬張っているとき。
デモーニオと似た様な格好をした少年が目に入った。
あの子は確か、鬼道——鬼道、有人。あれ、どうして私はあの子のことを知ってるの、あの子のことが懐かしいの。
暫く黙りこんで居たら、フィディオが心配そうに顔を覗きこんできた。
「大丈夫?」
「……っ大丈夫だよ、フィディオ」
ふと鬼道有人と、隣に居た円堂守——また、知ってる——と視線がかち合う。
二人は驚いたような表情を浮かべたが、すぐに複雑な顔になり視線を逸らした。
「……ソウ、帰った方が良いよ」
「っ何で、」
「顔色が凄く悪い、……ほら、送ってあげるから」
流石に彼も私の尋常じゃ無い様子に気がついたのか、立つことすらままならず震える私を背負い、私が案内した通りに送ってくれた。
ごめんね、というと彼は大丈夫だよと柔らかく笑んでくれた。
「……ッ、ごめん、ね」
( 誰に向けて言ったかなんて、 )
あとがき/
隠されし過去がある主人公も良い←
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