二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- <オリキャラ募集!>例えばあの日の続きがあるなら 【銀魂】
- 日時: 2011/08/01 10:36
- 名前: 一条夏樹 (ID: AlgR.W1y)
For instance, what was I doing if there was continuation on that day?
It has not returned any longer. It became free "Memory".
◆memo
こんにちは、一条夏樹と申します。
短編ゆるゆるお題小説を取り扱う予定です。
リクエストはキリ番取った方、受け付けております。
短編のお題はお好きに使っていただいて大丈夫ですが、一言頂ければ嬉しいです。
気分によりすこし長めのも書いたりします。
カプは基本女夢主×銀魂男キャラです。BLはありません。
◇menu
お題>>1 / 長編説明>>99
オリキャラ募集用紙 >>3
Page:1 2
- Re: 例えばあの日の続きがあるなら 【銀魂】 ( No.1 )
- 日時: 2011/08/13 23:01
- 名前: 一条夏樹 (ID: l4scGqhv)
お題一覧
(目次としてご利用ください)
マイ・ワンダーランド・ヒーロー
きみは始めからいなかったことにすればいい
レグルスの亡骸
夏色の水風船 >>2
絵空事のようなエンドロール
愛する確証なんて、訊きもせずに
ハッピーバースデイ、幸せな僕
私が彼を殺した日
にらめっこ
「その顔が好き」だなんて、どの口が言いますか
Sなふたり
たからものの死臭
さようなら、そしてまたあした
「愛せない」わたしと「愛さない」あなた
硝子玉に映す嘘
盲目の人魚
ミザルが隠したかったもの
循環エンドレス
矛盾する愛情
問うに落ちず語るに落ちる
サダルスウドの失墜
覆水盆に反らず
今世紀盛大のカミングアウト
きっと応えてくれないのなら、せめて
毒を飲んだヒロイン
ポルックスの兄は何処へ
恋愛で3つのお題
計略的恋愛/計画的初恋/計算的蜜恋
年下毒舌少女で文章お題
質問には15文字以内で答えるのが礼儀ってもんですよ
人前でイチャつく趣味はありませんのでお断りします
お願いだから死んでください
- Re: 例えばあの日の続きがあるなら 【銀魂】 ( No.2 )
- 日時: 2011/07/28 19:32
- 名前: 一条夏樹 ◆iYEpEVPG4g (ID: AlgR.W1y)
「あ〜あぁ〜わたしぃっの恋はぁ〜!」
「南の風に乗って終わったんですよねィ」
「うっさい!そのペラペラした口2度と訊けないようにしてやろうか!」
季節は夏。ただいま絶賛失恋中である。
後悔、とか、愚鈍だとかそんな感情は持たなかった。ただ彼には彼が愛する人がいて趣向がわたしと合わなかっただけ。彼が悪いとかそういうんじゃなく、ただフラれただけ。
最初は勇気すら要ったけどそのあとは意外と単純だった。今までの関係に戻るだけ。何ひとつ変わっちゃいないのだ。
何の気なしに自宅に変える途中、癪に障る真っ赤なアイマスクをした人間が電柱脇に寝ていたものだから。この暑さでまた抜けてきてるのかと直感で思う。なんだかとても神様に罰を与えられそうな奴だ。
太陽はさんさんと照り付けている。歩道の片隅に、南の空に高く昇っていた太陽が落ちかけたおかげで大きな影ができた。地面が吸い込んだ熱はまだ辺りに漂っていた。
「こんなところで寝てると蟻にたかられて死にますよ。」
声を掛けてみたのはきまぐれ。知り合いに遠慮は無いと黙る彼に向かってコンビニのアイスを放り投げる。半ばストレス発散に、それも思いっきり。叩き付けたという表現の方が適しているかもしれない。
ぱしり、と景気のよい音がしてまるで目でも見えているかのようにアイスが手のひらへ収まった。
「おや、死ぬのはアンタの方が先じゃねェか年増。」
「わたしまだ24です!嫌味も大概にしてくださいませんか。」
「人間って気温30度超えると溶けて死ぬって知ってる?」
「しりませんよそんな事。死滅するのは沖田さんの脳細胞くらいじゃないですか。」
「アイス溶けてやがる。買い直し行ってこいや。」
「いいんじゃないですか。沖田さんとお揃いで。あ、それ超高級期間限定セレブアイスなんでお金返してくださいね。」
「おっと手がすべった。」
手から離れたアイスは丁度ワンピースの裾にべったりとついた。安っぽい紙の入れ物がころころと転がっている。
「・・・ちょっと、何してくれてるんですか。」
「ごめん。」
「妙に素直ですね。」
「わざと。」
「黙れやクソガキィ!」
かわいらしく花のように儚く綺麗に。飾り立てて理想を演じて微かな希望を胸に人に恋をしたのだけれど。
まあいいや、だなんて。
「ね、失恋したときって、どうすればいいのか知ってる?」
「俺に告白すれば良いと思いまさァ」
わたしには真っ黒な腹の底が見え透いてならないが、とりあえずは彼にしては純粋な夏に乗ってやろうと笑った。
◆、夏色の水風船
- Re: 例えばあの日の続きがあるなら 【銀魂】 ( No.3 )
- 日時: 2011/08/01 10:35
- 名前: 一条夏樹 ◆iYEpEVPG4g (ID: AlgR.W1y)
長編オリキャラ募集用紙
貴方の名前・読み仮名【/】
オリキャラの名前・読み仮名【/】
性別【】
年齢【】
目の色や髪等の容姿【】
性格【】
一人称【】
職業等【】
出身地や家族構成【】
戦闘能力や過去に関して【】
記述ナシでもOKです
一言で表すと?【】
その他・備考【】
- Re: <オリキャラ募集!>例えばあの日の続きがあるなら 【銀魂】 ( No.4 )
- 日時: 2011/08/06 01:14
- 名前: 一条夏樹 ◆iYEpEVPG4g (ID: AlgR.W1y)
— 1 —
私の母は、聡明で優しく綺麗なひとだった。そんな母が決まってよく口にしていた言葉が私は気に食わなかった。独占欲、と言うのだろうか。それはきっと、同じ種である母も同じ。この星の住人は、決まってそうだった。
「あなたたちの父さんは、立派な人よ。」
だから何だと言うの。いつもいつもいつも。母さんを置いてけぼりの癖に。誰構わず勝手にしたいことをしてるだけじゃない。どうして母さんはそれに縛られなきゃいけないの?この家も私達が暮らしていける何もかも父が与えてくれていると知ってはいるけど、どうせ会いに来やしないのに。怒りばかりが込み上げてきて硝子のコップを床に叩き付けた。
そんな母が、死んだ。
夜兎は宇宙全体で見ると自然治癒能力が驚異的に高い種族らしい。だから殆ど病気にかかることもなく、何よりも強く永く生きる能力がある。
では母は、母は。何故、死んだのか。冷たく白い腕を握っても、握り返してくれる暖かさは微塵も無い。だらりと力なく白いシーツの上に手のひらが落ちた。どうして最愛の母が死んだというのに、もうその知らせは父に届いているだろうに。来ないのだろう。
母を亡くして、星を出た。
地球という星に来て2年経つ。この生活に馴染むのに、さほど時間は掛からなかった。初めて自由を知り、傷つけあう以外の他人を知り、そして。母を失ったことのより多くの悲しみを知った。この星に余るほど居る孤児も、底辺で生きる薄汚いと罵られる人々も、勿論普通の生活を手にした者だって、「母は尊い」と皆口を揃えて答えるのだ。そんな時は度々悪寒と不安に襲われる。それを破壊衝動にしてぶつけたくて仕方が無かった。
ただでさえ身元も分からぬ族。この街にはそんなことを気にする人だって居ないのだけれど。目立つのなんて御免こうむる。夜兎族だなんて、邪魔な足がかりにしかならないのだと、そんなことわかりきっていたから。
あの日からきっと、わたしは一度死んだのだ。
小さな喫茶店で働く姿は、さながら昔では考えられないと思う。「お待たせいたしました」不釣り合いな少女の笑みを浮かべた。——泣きそうに、なった。
一目で彼は母の息子だろうと分かった。鮮やかな朱の髪も、朗らかな大きな目も、すべて、母の面影。
「どうしたの?」
彼が笑う。ああ、ほら。母だ。母が死んだなんて嘘だ。だって、此処にまだ居るじゃないの。わたしの目の前で確かに、血の通った人間として、生きているじゃない!
「突然初対面の人に泣かれても困るんだけど。このシチューエーションだとなんか勘違いされそうじゃない?面倒だからそろそろ泣き止んでよ。」
「……あなたは、」
「あなたの母のことを、覚えていますか。」
「…残念だけど、両親とか家族に思い入れだとか愛とか求めないタイプなんだ。」
母さえ何も、いらなかった。
母さえ居れば、それは世界の全てだった。
母さえ、母さえ、ずっとわたしと生きていてくれたならば。
できないとは思わなかった。それに何の疑いも持たなかった。わたしは、母のために、14年間時を過ごしたのだ。傲りだということも、わかっていて。
母さえいなければ、わたしは。
こんなに人を憎むことも、なかったでしょうか。
— 2 —
「弱い奴は嫌いだよ。」
「そういう価値観もアリかもね。人は複雑なことしか考えられない生き物だからきっと理解されないだろうけど。」
「でも君は強いから、好きだよ。」
「そう。」
どの口が?母の顔をした男が笑った。
「どうしてまた地球へ来たの?」
「星の暮らしに飽きちゃってさ。仕事つったって、つまらないのはともかく強い奴がいない。」
早朝のカフェ前のテラスというのは人の気配が感じられない。鳥が囀っていることを除けばあまり人通りが多いわけでもない道路は殆ど音が消されたような静けさに包まれていた。気温はすこし肌寒いぐらいだ。朝が醒める気配はなくあたりの空気は一層寒く濃く拡がって行くように思えた。藤色の羽織を肩にかけると、不意に尋ねられた。
「それで、君の父親の居場所、分かったけど。」
それで、どうするの?そう言わんばかりにこちらを見据える。
「わからない。殺しに行くかもしれないし、合いに行くこともないかもしれない。」
「君ってホント何考えてるの。」
「お互いさま。」
「わたしのこと好き?」
「うん。」
「誰よりも?」
「うん。」
その答えに彼女は満足げに頷いて口を開いた。
「じゃあ今ここで、わたしを殺せる?」
「闘ってくれないと、嫌だ。」
「誰が2度とするもんですか。無抵抗なんだからサクっとやっちゃってよ。」
悲しげに睫毛を下に向けた。彼に抱きついて、絵に書いたような嘲笑を胸元で造った。
「それができないなら、わたしのおとうさん、殺して。」
「おとうさんだなんてよく言うね。俺の父親でもあるのに李庵は酷いや。」
「そうだ。妹もいるんだったよね。゛それ゛も一緒に。皆一緒だと寂しくないでしょ。」
ずっと表情を崩さないで感情のない笑みを浮かべていた彼が、一瞬だけ悲しげに「わたし」を見てまた嗤った。
— 3 —
鉄の臭いがした。懐かしい、純粋な、血。
この星を訪れたのは何年ぶりだろう。2度と戻る気は無かったというのに。神威は後から来ると言ったきり。
保留中
- 例えばあの日の続きがあるなら 【銀魂】 ( No.5 )
- 日時: 2011/08/03 19:20
- 名前: 桃花 (ID: YQSziswG)
はじめまして、題名に誘われてお邪魔しました、桃花です。オリキャラ募集中ということなのでオリキャラ投下させていただきます。
貴方の名前・読み仮名【桃花/ももか】
オリキャラの名前・読み仮名【神田 朝霧/かんだ あさぎり】
性別【女】
年齢【15歳】
目の色や髪等の容姿【目の色は綺麗なスカイブルー。髪の色はピンクだがキレると銀色になる、髪の長さは腰まである。髪に鈴飾りをつけている。顔は可愛い系<人形みたいな>。声はぶりっこまではいかないけど甘声で高めでゆっくり、服装は仕事中は隊服(上は幹部が着ているの、下はミニスカート、靴は茶色のショートブーツ)普段はお通ちゃんみたいなかんじの型に黒をベースに蝶が刺しゅうしてある。】
性格【天然で、かまってあげたくなる女の子を演じているが、本心は怖がりなドsで腹黒(高所&暗所&閉所&人間以外の生物<特に虫>恐怖症。でも戦いの時は別)。土方以外の上司には忠実(副長補佐なのに<笑)】
一人称【基本私。キレている時は僕<普通に戦っている時は私です。>】
職業【真選組副長補佐兼監査】
出身地や家族構成【江戸出身、両親は自分がうまれてから放火により、すぐに他界。双子の兄は三年前に攘夷浪士に殺され他界】
戦闘能力や過去に関して【兄を殺した攘夷浪士に復讐しようと思い入隊、戦いが大好きでいつも笑いながら殺る。状況不利となったら自然に髪が銀色になる。髪の色がピンクの時は幹部の中で一番弱いが、髪が銀色の時は神威よりちょっと弱いぐらいになる。真剣「涼風」を持っているがバズーカの方が得意。】
一言で表すと?【二重人格なお姫様?】
その他・備考【沖田のことがちょっと気になる。主人公にも恋愛相談したことがある(好きな人の名前は言ってない)】
一部修正致しました。他にも質問がある場合は言って下さい。
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。