二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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まほちゅー!に黒鳥千代子が出現
日時: 2011/07/29 16:28
名前: よよ ◆Uww.V3pkVM (ID: JSuMRn8G)

えーとー、はじめてましての方ははじめましてですね。
そして何度かあったことのある方はまたあいましたね。
ここでは、まほちゅー!と黒魔女さんが通る!!をコラボさせてみました。
オリキャラはあまり登場しません。
まほちゅー!のキャラクターなど、知らない方でも楽しめるように頑張りたいと思いますのでよろしくおねがいしますので、まあそこんとこよろしく☆
でははじまりはじまり〜

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Re: まほちゅー!に黒鳥千代子が出現 ( No.2 )
日時: 2011/07/29 20:34
名前: よよ ◆Uww.V3pkVM (ID: JSuMRn8G)

プロローグ

 むかしむかしあるところに、おおきな、くろまじょさんのがっこうがありました。せいともいっぱいいて、みんなゆうしゅうでした。
 あるひ、せいとたちはせんせいにいわれて、ドラゴンがりにでかけました。ドラゴンをもってかえってきたものには、くろまじょさんのきゅうをあげてもらえるので、みんながんばることにきめました。
 どんなドラゴンでもいいということではありません。きたのどうくつにすむ、ほのおをあやつるドラゴンです。
 なんでせんせいたちはこんなことをいったのでしょう。じつは、せんせいたちは、このドラゴンをつかまえて、ほのおをあやつるちからをじぶんたちのものにしようとたくらんでいたのです。だから、せいとたちにはかならずつかまえてもらわなければなりませんでした。
「つかまえたわ!」
 きたのどうくつで、にじいろのかみのしょうじょがさけびました。かげでみていたせんせいたちがとびだしてきましたが、にじいろのかみのしょうじょがじゅもんをまちがえて、ドラゴンは、ひをはいていってしまいました。
 にがしてしまったばつとして、にじいろのかみのしょうじょは、りゅうねんになってしまいました。
 さて——。
 どこかで、いまも、そのドラゴンはいきのびていることでしょう。
 そして、まだ、そのがくえんはそのドラゴンをさがしています。
 ほのおをあやつるまほうをもつドラゴンを。

               -伝説・火を操るドラゴン-

Re: まほちゅー!に黒鳥千代子が出現 ( No.3 )
日時: 2011/07/29 20:38
名前: よよ ◆Uww.V3pkVM (ID: JSuMRn8G)

茉莉様
 はじめまして、よよといいます。
 まずはコメントありがとうございます。
 とりあえずプロローグをかきましたが、無事エピローグまでいけるかどうか不安です(^_^;
 でも、ちゃんとプロットもできました、たぶん、エピローグまで書くことができると思います!
ギュービッド「はあ?そこは書くことができますだろっ。」
 ……書くことができます……。
 では、よければこれからもよろしくおねがいします!
 更新頑張りt……頑張ります!

Re: まほちゅー!に黒鳥千代子が出現 ( No.4 )
日時: 2011/08/12 07:17
名前: よよ ◆Uww.V3pkVM (ID: xlOcEZUh)


「テストを返します◆」
 和賀先生がそういうと、みんなは急に静かになって、さっき、教室に合った明るい雰囲気が嘘のように消えてしまった。
 それもそのはずだ、あの社会のテストは難しいとみんな言っていたのだから。返された時の点数は、もうわかりきっている。そして、それに落ち込むのがオチなのだ。
「では、井川さくらさん!」
「はあい!」
 井川さくら——さくらちゃんは、大きなぶりっこ声で返事をした。 
 そして、点数は案の定——。
「井川さんは満点でした■平均点は55点、みなさん頑張ってください◇」
 和賀先生がいうと、さくらちゃんは、
「いえ、これはまぐれです、先生。」
 優等生のお返事。
 さくらちゃん、すごいな……。
 負けるもんか!
「では、次、天王洲あいるさん☆」
「は、ひゃいっ!」
 しまったあああ、気合い入れすぎたあああ……。
 注目の的でございます。
 って、さくらちゃん、笑ってるし! 
 うぬぬ……。
「50点です。よくできましたね。」
 ……50点でよくできました、って……。
 そうです、あたし天王洲あいるは、いつもの点数が30点付近なんですっ……悪いかっ!
 とはいえ、50点でも落ち込みます。だって、クラスでたぶん最下位。これじゃあ、また、さくらちゃんに馬鹿にされ——
「ふっ、そんなんじゃ、また補習だな!」
 キタ——!しかもみんなに聞こえないように声ひそめてるし——!(さくらちゃんはみんなのまえだとぶりっこキャラ、このキャラをみんなに見せないのです!)
「補習でもいいもんっ、あいるがツイてるもん!」
 あたしは言い返す。負けてたまるか〜!
「どーだか?」
 はなで笑うところが、さらにむかつきます……。
「っていうか……その点数、あいるにしてはよくやったほうだと思うけど。」
「あいるにしては、ね……。」
 由良、舞子! ……あなた方の90点のテストがまぶしいです。
 それはともかく、二人とも、味方してくれるの?
「だからさくら、あいるを馬鹿にしないでね。あいるには、あたしたちがまた勉強見てあげる。」
 カンドーだよっ、なんて優しいんですか、由良さん!
「ちっ、馬鹿にしたの聞こえてたのかよ!」
 あのー、陰でさくらちゃんが何か言ってますよー。
「校長先生にこういうときは判断してもらわないと……。」
 舞子、なんでそこで校長先生が出てくるの?
 校長先生——つまり、リューコが。
「大和!」
 由良が、大和くんの名を呼ぶと、大和くんが現れた。
「どうしたんだい?由良。」
「あのね、大和、校長が……。」
 ……何?読者のあなた。今、大和くんが現れた、って表記したところ、間違ってるって?
 じつはそうではないのです!
 ここ、実は、マホと呼ばれる不思議な能力を持つ子だけが通う学校、まほらば学園なのです!
 校長は九頭竜湖っていって、あたしを気に入っていつもそばにいるんだ。なんと彼女はドラゴン。
 え?なに?信じられなくなってきた?あたしも最初は信じられなかったよ、でも、この現実を見てたら、否定できなくなってきた。
 大和くんはさっき、彼の持つ瞬間移動のマホを使って、現れたの。
 そして……。
 マホをコントロールしやすくするために、女子はみんなリボンをはめてます。あたしは黒いネコミミリボンで黄色い長いツインテールを結び、由良は黄色いうさみみリボンで青い髪を後ろに一つにまとめて、舞子は黄色いひらひらリボンを桃色の髪につけてます。さくらちゃんは——。
 彼女についてはいろいろ説明がいりそう。なんせ、彼女は小学四年生なのに、中学一年生の教室にいるのだから。
 ほんとは中学一年生なんだけど、三年間まほらば学園の地下の封印空間に閉じ込められてたんだ(だから、姿は小学四年生の時のまま)。闇のドラゴンを封印するために、まほらば学園の地下の封印空間にとりこまれちゃったんだよ。
 それをあたしが助けて、闇のドラゴンがもう悪いことはしないっていう約束をしてくれて、ずっと闇のドラゴンとはいっしょにいる、って約束をしたんだけど……。

「ナコ、リューコ知らない?」
 あたしが尋ねた相手がまさしく闇のドラゴン——奥浜名湖、ナコ。
「知らないことはないが……あいつはいつどこをほっつきあるいとるかわからん。」
「教えてよっ!」
「……それではつまらんじゃないか?」
「もーっ!」
 あたしとナコがもめてたそのとき。
「校長は図書室で本を探してる。」
 カッコいい声がした。
 この声は——。
「三成くん!」

 あ、さくらちゃんは黄色い細いリボンをりぼん結びにして髪を結ってます。

Re: まほちゅー!に黒鳥千代子が出現 ( No.5 )
日時: 2011/08/05 16:35
名前: よよ ◆Uww.V3pkVM (ID: QEDC6Aof)



「みっちー、どうしてわかったのぉ?」
 さくらちゃんが90点のテストをもった三成くんに飛びついた。あたしはダン!と床を踏みつける。
「奥浜の心をマホを使ってよんだだけ「すごおおい!」
 わざとらしすぎるよ、さくらちゃんっ……。
 よし、あたしも!
「三成くんっ!それホント?」
「え〜、あなた、みっちーの言う事疑うわけぇ?」
「さ、さくらちゃん!あたし、そういうわけじゃないよ!」
 さ、問題です。
 どうしてさくらちゃんは三成くんに飛びつくのでしょうか?
 そして、あたしのじゃまをするのでしょうか?
 答えは簡単!
 あたしも、さくらちゃんも、三成くんのことが好きだから!
 さくらちゃんは三成くんの幼馴染で、みっちーと三成くんのことをよぶくらいだから、きずなの深さであたしは負けてる……かもしれないけど、さくらちゃんはあたしにとって、恋敵ってこと。
 ……それにしても。
「なんで、リューコは本をさがしてんの?」
 あたしが尋ねると、
「そこまで私は知らんぞ。」
 ナコの冷静なお返事。
「じゃ、あたし、リューコさがしてくる!ちょうど休み時間になったし!」
「えッ、おい、おまえ……!」
 今思う事なのですが——
 三成くんの言葉をこの時聞いていれば。
 あたしは、あの出来事に遭遇しなかったのです——

——マホーン……マホホホーン——
 休み時間を告げるチャイムが鳴った。

Re: まほちゅー!に黒鳥千代子が出現 ( No.6 )
日時: 2011/08/08 12:36
名前: よよ ◆Uww.V3pkVM (ID: Y4EbjjKp)



「リューコ〜?」
 図書室。リューコがいるはずなんだけど……。
 いないな。
 ただ、本棚だけが目につく。その中に怪しげな本があるならばともかく、ただいたって普通の本を見ててもな〜。
 他の生徒もいないし……あたし一人ってこと?
 まあ、いいや!
 リューコを捜そう!
 そう思って、図書室の奥へいこうとしたそのとき。

——ガタン!——

 え。
「も、もしかして、リューコ?」
 奥の方で音がした!
 ガタンって、何の音だろ?
 リューコ、もしかして、本棚倒して……。
 九頭竜湖様、九頭竜湖様、おられましたら一階サービスカウンターまで……って、来ないか。
 も〜、何処行ったのよ!
 そのとき。
「うわっっ!」
 机の上に、パラパラとひとりでにめくられる本……。なにこれ……窓はしまってるから風は入ってこないのに、なんで勝手にパラパラと……。
 もっ、もしかして、ユーレイ?
 呪われちゃうの?あたし!この本を見たモノは呪われるって?
 コワイ……。
 ってか、さっきのガタンって音は……ナニ?
 あたしはもっていた魔法の笛(?)アルトフエールを握りしめた。
 そしてっ!
「マジカル・マホマホ・ぷろてくと!」
 ぷろてくとってなんだよ!とつっこみながら、アルトフエールをほんにかざした。
 すると!

——ガタン!——
  
 さっきの音だ!
 と、椅子が……椅子が、愉快に踊ってます。……怪奇現象……。
 でっ、でも、ここはまほちゅー!しかも、あいるがツイてる!
「椅子さん、あたしも踊るよっ!」
 怪奇現象を味方にしてしまいましょう!
 いぇええええええい!

——ふわっ——

 えっ。
 あ、あれ?
 あたしの身体、どうしちゃったの?
 身体、身体が……浮いてるよ!
 床に足をつけようにも、なんかつけられない。空気の抵抗かなんかかな、そんな感じ……。
 えっ、えっ。
 さらなるかいきげんしょー!

「うわああああああああああ!」

 本にあたし、吸い込まれてく……っ!


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