二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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SKETDANCE 〜駄作のみを愛すオタク〜
日時: 2011/08/06 18:39
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: nLPrrFyW)

前回 タイピング・トレーニング という話を書かせていただきましたカルメです

今回もいつも通りSKETDANCEの小説を書かせていただきます。

今回はオリキャラが登場します。題名からも分かるとおりの人物です。

前回同様この作品に対する 誹謗・中傷・批判などはおやめください。

また筆者含めその他の方々に不快感をお与えになるようなコメントもおやめください。

ただしアドバイスなどは大歓迎です。

またこの話が3作目になります。
1作目「モダン・ピューリャン」、2作目「タイピング・トレーニング」をお読みになりたい方は上のキーワード検索で"SKETDANCE"といれて検索して頂ければ見つかると思います。

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Re: SKETDANCE 〜駄作のみを愛すオタク〜 ( No.1 )
日時: 2011/08/06 18:55
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: nLPrrFyW)

《駄作のみを愛すオタク PART1》

〜女子漫画研究部部室〜

ヒメコ「いやーホンマ、アタシこの漫画すきやわ〜」

ロマン「そうね。その漫画は私も好き。私が描きたいのはこういう漫画なの。」

ヒ「……これを今描きたいんか??確かにえぇ漫画やけど古ない?1989年ってかいてあるで?」

ロ「いいのよ。だって私の設定は一昔前の漫画を描く漫画家志望の女子高生っていう役なんですもの。」

ヒ「そういうこと言うなや!!」

ロ「あっ、ごめんなさい!つい前2話では出番がなかったからはしゃいじゃって。テヘッ☆」

ヒ「テヘッ☆ちゃうやろ!!そういうことを言うな言うてんねん!!ほんで、お前、前2話でもちょいちょい天の声で勝手に出て来とるやん!」

ロ「あの時は出たいっていう衝動が抑えられなくて……つい出ちゃったの…」

ヒ「ついじゃ済まへんわ!お前が来ると世界観バランバランになんねん!!・・・・・・・・・それよりボッスンもこういう漫画読んで恋愛の勉強でもしたほうがええんちゃうか??」

ボッスン「へん!大きなお世話だよ!!」

ヒ「はぁ〜ここの漫画も全部読み終わってしもうたわ。……ん?ロマン、あの金属ロッカーには何入ってるん?」

ロ「あの中にも漫画が入ってるわ。」

ヒ「ホンマ!読んでもええか??」

ロ「ちょっと待って。あの中の漫画は私物だから。」

ボ「私物?」

ロ「アキちゃん、読んでもいい?」

アキ「どうぞ!どうぞ!ようこそ、駄作博物館へ!!」

ボ・ヒ「駄作博物館????」


Re: SKETDANCE 〜駄作のみを愛すオタク〜 ( No.2 )
日時: 2011/08/07 10:47
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: cqAdOZIU)

《駄作のみを愛すオタク PART2》

ヒ「ちょい待ち!何なん駄作博物館て??」

ア「駄作博物館は私がこれまで集めた駄作をコレクションしている場所、すなわちこのロッカーのことです。」

ボ「それよりなにより、駄作って……」

ア「はい、私は少女漫画の中でもほとんどのひとが知らないほどの駄作を愛してやまないのです!」

ボ「………変わった子だな。まぁスイッチもそういう特定の層にしかウケない漫画とか好きだから似てるけどな。」

スイッチ『確かに俺はマイナーな漫画が好きだが。』

ア「違いますよ!!!私は少しでも人気のある作品は好きではありません!!!真の駄作がすきなんです!!!」

ヒ「そこは譲れないんやな…………変なポリシー持っとるわ……」

ア「とりあえず読んでみてください!」

ヒ「そ………そやな。」

ロ「じゃあ私はこの場面チェンジを機にいなくなるわ。その方が行数も減って助かるでしょ。」

ヒ「いらんこと言わんでええねん!!!」

ロ「でもまた天の声で出てくるかもしれないわ。」

ボ「出てくんなよ!!出てきたら駄目だろ!!どんだけ自由なんだ!」

ロ「でも出たいっていう衝動が……」

ヒ「そんなん抑えろや!!アンタの出番はすぐ来るって!!」

ロ「そんなこと言って…デカチョウみたいに忘れられたらどうするの!」

ヒ「大丈夫や……アンタ、キャラ濃いから忘れようにも忘れられへんから…」

ロ「デカチョウがどういう人かは原作12巻を読んでね!」

ボ・ヒ「もう帰れ!!!!」



Re: SKETDANCE 〜駄作のみを愛すオタク〜 ( No.3 )
日時: 2011/08/07 18:09
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: /v7BfUQP)

《駄作のみを愛すオタク PART3》

ス『彼女は1年H組 寺島 秋。ニックネームはアキちゃん。他人に流されず、自分の思うがままに突き進む性格。漫研内では第2のロマンかもと言われている。』

ボ「聞いた感じだとまあ、そう言われてもおかしくなさそうだな。」

ア「さぁ、どうぞ!選んでください!……あ、今から出てくる漫画は実在しないので書店で探したりしないように注意してください!!」

ヒ「読者に話しかけんなや!!」

ボ「………似てんな………」

ス『似てるな。』

ヒ「まぁええわ。どれにしよーかなー??」

ボ「駄作っていうだけあるな……。全部1巻とか2巻で終わってるぞ………」

ス『真の駄作オタクのようだな。』

ヒ「じゃあ、これにしよか?タイトルふざけとるけどな。」

ア「お目が高いですね!!それは単行本数1、話数4、1990年2月〜3月まで週刊カステラで連載されていた『グレープフルーツ伝説』という駄作です。」

ボ「わ、話数4!?1ヶ月で打ち切られたのかよ!どんだけ駄作なんだ!!」

ヒ「しかも週刊カステラなんて聞いたことあらへん!!」

ス『調べたところ、週刊カステラは四国の一部でしか売られていない週刊誌のようだ。』

ア「そうです!!私はわざわざ取り寄せているんです!ちなみに週刊カステラに連載された漫画は全て16話以下で打ち切られています。」

ヒ「駄作や!!どんだけつまらんねん!!週刊カステラ!!」

ボ「その漫画、もう読まなくていいんじゃねーか?どうせつまんねーだろ。」

ア「そんなこと言わないでください!そんなこと言わないでください!」

ヒ「何で2回言うたん!?」

ア「駄作でも何かしら伝えたいことはあるはずです!」

ボ「そ、そうだな。悪い悪い。」

ア「駄作なので伝えたいことがないものも多いですが……」

ヒ「何だったん、いまの強い主張!?全然言ってることと結果ちゃうやん!」


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