二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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SKETDANCE 〜先鋒戦 カルキュレーション・ダイス〜
日時: 2011/08/18 10:19
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: EVVPuNrM)

SKETDANCE小説をかかせて頂いているカルメです。

今回は VSタチ高ブレイン編の第2話、ヒメコvs馬場の先鋒戦を書かせていただきます。

この作品は上記の通りシリーズものの2話目です。読む前に1話目の「VSタチ高ブレイン」をお読みください。

また、ここからはゲーム対決になるので、言葉によるゲーム説明が増えます。ご了承ください。


この作品に対する誹謗・中傷・批判はおやめください。

また他者に不快感を与えるような行為もおやめください。

他の作品を読みたい方は上のキーワード検索で「SKETDANCE」といれて検索してください。

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Re: SKETDANCE 〜先鋒戦 カルキュレーション・ダイス〜 ( No.5 )
日時: 2011/08/21 16:34
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: aaUcB1fE)

《先鋒戦 カルキュレーション・ダイス PART5》

〜3rdターン〜

馬「3×1で3。合計は23ね。」

ヒ「6−4で2、合計22や。」

〜4thターン〜

馬「1×6で6。剛毅は29。」

ヒ「5+4で9、・・・・・・合計31や。」

【4thターン終了 ヒメコ 31—29 馬場】

ボ「くそっ、ヒメコがまた不利な状況になっちまった!」

ス『しかし、差は2点。まだ大丈夫な許容範囲だ。それにまだ、+と−での50オーバーはありえない。』

ボ「ここで×出すのはまずいな。」

馬「・・・・・・そろそろ終わりも近くなってきたかしら?アナタが×をだして50オーバーで終わりそうね。」

ヒ「・・・・・・アホぬかせ。まだや。それにアタシは50を絶対超えへん。」

馬「その自信はどこからくるのかしら?・・・・・・・ついでに教えておくけど、私はこういう運を使うゲームは7戦全勝。そうとう運があるわよ?だから勝つのは無理・・・・・・」

ヒ「アホか。そんなんがいつまでも続く思ったら大間違いやで。」

馬「けど、神は私に味方すると思うわよ?」

ヒ「そんな神様おらへんから勝手に信じとけ。さぁ、早よ振れ!」

馬「後で喚いたって知らないわよ?」

—カラッ、カラカラ・・・—

馬「1と4と−。4−1で3。」

ヒ(これで、コイツの合計は32。アタシがもう一回0になるように出せば有利になる!けど、最初みたいに20なんか出してしもうたら51で終わりや・・・・)

審「早くダイスを振れ。」

ヒ「くっ・・・」

—カラッ、カラカラ・・・—

ヒ「ふぅー。1+3で4や。これで合計35。」

辰(思ったとおりだな。)

ス(やはり思ったとおりか・・・)

【5thターン終了 ヒメコ 35—32 馬場】




Re: SKETDANCE 〜先鋒戦 カルキュレーション・ダイス〜 ( No.6 )
日時: 2011/08/22 11:05
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: KcroCul6)

《先鋒戦 カルキュレーション・ダイス PART6》

馬「合計32点だから、50ぴったりの可能性があるわね。」

—カラッ、カラカラ・・・—

馬「4×3。これで合計44よ。」

ヒ(よし!このターン小さい数で踏ん張れば可能性あるで!)

ボ「よっしゃぁぁ!!×だ!これで形勢逆転だ!!」

ス『しかし、44なら−をだせばまだオーバーはない。しかも6になる出し方も多い。が、×ならオーバーの可能性は十分ある。』

ボ「このターンさえ乗り切れば・・・・・・・」

ヒ「なんや、アンタの運、今日で尽きそうやな!」

馬「何を言ってるの?確かに50を超える可能性は上がった。けど、同時に50ぴったりで止められる可能性も上がった。このゲームはそういうゲームよ。多少のリスクを犯さなければ確実な勝利は望めない。さぁ、早く振りなさい。」

ヒ(頼むで!アタシの運!!)

—カラッ、カラカラ・・・—

ヒ「!!11・・・・5+6で11・・・・合計は46。何とか乗り切ったで。」

ボ「よし!よく耐えた、ヒメコ!!」

馬「なかなかしぶといわね。私の考えじゃ、ここで自滅すると思ってたんだけど。」

ヒ「アタシはしぶといで!アンタはいま44!先攻は失敗やな!こういうとき不利になるんやで!」

馬「不利??何を言ってるの?まだ可能性は50%程度残ってる。十分堪えられるわ、このくらい。言ったでしょ?私は神に愛されてる。」

ヒ「そういうことはこのターンを無事こえられたら言うんやな!!」

馬「このターンをこえられたら一変不利になるのはアナタだけどね。」

【6thターン終了 ヒメコ 46—44 馬場】

—カラッ、カラカラ・・・—

Re: SKETDANCE 〜先鋒戦 カルキュレーション・ダイス〜 ( No.7 )
日時: 2011/08/23 14:27
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: TfzvQp12)

《先鋒戦 カルキュレーション・ダイス PART7》

—カラッ、カラカラ・・・—

ヒ「!!3・・・・・5−2で3・・・・・」

馬「合計47ね。どう?私の運、信じてくれた??」

ヒ「・・・・・・・・・・・・・・」

馬「さっきまでの威勢はどこにいったのかしら??さぁ早く振りなさい!」

ヒ「・・・・・・・・・・・・・」

ボ「・・・・・・・・スイッチ・・・・・・・・・」

ス『ここで逆転、つまり2〜4を出す確率は29%。そして50オーバーの可能性は56%。もう半分以上の確率で負けが決まる。』

ボ「ついに来たか、ここまで。あとはヒメコがどれくらい運を持ってるかにかかってくるな。」

ス『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

馬「なに?勝てると思ってたから声も出ないの??」

審「早くダイスを振れ。」

ヒ「・・・・・・・・・・・・・」

審「早くしろ!!」

Re: SKETDANCE 〜先鋒戦 カルキュレーション・ダイス〜 ( No.8 )
日時: 2011/08/25 10:04
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: gB.RcQK6)

《先鋒戦 カルキュレーション・ダイス PART8 (FIN)》

ヒ「・・・・・・・・・・・すまん、ボッスン、スイッチ・・・ギブアップや・・・」

ボ「!!ヒ、ヒメコ!?」

ス『・・・・・・・・・・・・・・・・』

猪「やはりな。」

馬「50を超えるのを怖がってギブアップなんて、とんだ度胸なしね。」

ヒ「・・・・何とでも言えばええ・・・・・」

ボ「何でだ、ヒメコ!まだ可能性はあんだろ!!」

ヒ「・・・・無理や、アタシには出来へん。」

ボ「だから、何でだよ!!」

ヒ「・・・アタシに・・・アタシにボッスンを傷つけることなんか出来へん。アタシを救ってくれた人を本気で傷つけるなんて出来へんねん!しかも、アタシのミスで傷つけたならアタシは後悔する・・・だから、これ以上ゲーム続けてボッスンを傷つけるようなことはしたないねん!それやったら、負けでえぇ。こいつらの遊び道具になった方がマシや。」

ボ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

審「もう一度聞く。ギブアップでいいんだな?」

ヒ「・・・・・・えぇで。」

審「スケット団チームギブアップによりタチ高ブレインチームの勝利!」

ヒ「・・・・すまん、これでもう負けられへん・・・」

ボ「気にすんな!お前優しいからな。仕方ねぇよ。それとありがとな。」

ス『それに、俺が同じ立場でも同じことをするだろう。気にすることはない。』

ヒ「ボッスン、スイッチ・・・」

ス『そして、俺にはヒメコのほうが度胸があるようにみえたぞ。この大一番でこれだけの決断をすることが出来たのだからな。』

ボ「あぁ、そうだ。あとは任せろ!まずは、任せたぜ、スイッチ!」

ス『任された。』

猪「辰巳、もう決めてくるぞ。」

辰「あぁ、分かってる。」



次回 スイッチvs猪股の中堅戦!
相手の戦略を推測する オーナー・オブ・キングダム 勝つのは?

Re: SKETDANCE 〜先鋒戦 カルキュレーション・ダイス〜 ( No.9 )
日時: 2011/08/25 10:06
名前: カルメ ◆jNa1VXSnOg (ID: gB.RcQK6)

お読みいただきありがとうございました。

次回はシリーズ3話目「中堅戦 オーナー・オブ・キングダム」という話を書きます。

お楽しみに・・・・・


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