二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- TALES OF SYMPHONIA 〜世界の守護姫〜
- 日時: 2011/09/04 15:42
- 名前: 緋炎 (ID: AZKtqcEB)
始めまして緋炎と言います。
シンフォ二アが好きなので投稿することにしました。
内容はゲ—ム沿いです。オリキャラが二人出ます。
一人目はでますが、もう一人は先になります。
コメントは構いませんが、荒らしや中傷はやめてください。
オリジナルは入るかもしれません。
それでも読んでくれるならいいですよ。
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- Re: TALES OF SYMPHONIA 〜世界の守護姫〜 ( No.1 )
- 日時: 2011/09/04 18:20
- 名前: ツ緋炎 (ID: AZKtqcEB)
名前:スフィア・ソレイユ
性別:女性
年齢:16歳
身長:165cm
体重:45kg
職業:中学生
容姿:金色の髪をツーサイドアップにしており、瞳は赤紫色。
胸元にはパパラチアサファイアのペンダントを付けている。
服装:To LOVEるの闇の衣装(黒服)
武器:アイヴィーブレード
術技:魔術、譜歌、治癒術
詳細:10歳の頃、両親を事故で亡くしており、
現在は兄と二人暮らしをしている。
イタリア人と日本人のクォ—タ—で帰国子女な女子高生だが、
驚くほど『To LOVEる』の金色の闇にそっくり。
友達にイベントに連れていかれると必ず闇のコスプレをさせられる。
イベントの途中で不思議な声を聞き、シンフォ二アにトリップする。
性格は穏やかでとても優しく、周りへの気遣いを欠かさない。
兄から料理を教わったため、腕はプロ並み。
テイルズ好きなためTOS、ラタトスクの騎士、なりダンX、
TOV、TOEをプレイ済み。
- Re: TALES OF SYMPHONIA 〜世界の守護姫〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/09/04 18:54
- 名前: 緋炎 (ID: AZKtqcEB)
プロローグ
いつもと変わらない日々
だけどそういった日々は嫌いじゃないから
だけど・・・・
心の中では満足していない私が居た
学校の帰り道には同じ制服の生徒が歩いて笑って、
楽しそうにしている。何時もと変わらない景色に
レオンはどこと無く不満げな顔でスフィアと一緒に通学していた。
レオン「…ふぁっ…あーぁ。…つまんない日常だな」
スフィア「お兄ちゃん、文句言わないの」
レオン「毎日学校通って勉強ばっかりでつまんねぇよ、
なんか面白いことになればいいのにな……」
レオンはそう言って歩いていると、
同じ学校の生徒の女の子がスフィアに気が付いた。
桜花「あっ、闇はっけ〜ん!!」
スフィア「桜花。闇って呼ぶのをやめてくれる?」
桜花「いいじゃない。理緒はTo LOVEるの闇本人に
そっくりなんだからね♪」
確かに私の容姿は『To LOVEる』という漫画に出てくるキャラ、
金色の闇に驚くほど似てる。
でもだからって私のあだ名がキャラの名前って言うのは、
そのキャラに対して失礼じゃないかって思う…。
レオン「それで…桜花。スフィアに何用事でもあるのか?」
桜花「あ、そうだった…あのね、スフィアには是非
イベントで闇の格好してほしいの♪」
スフィア「……嫌だと言ったら?」
桜花「スフィアの闇姿の写真を欲しがってる人たちにバラまくぞ♪」
スフィア「…行きます」
桜花「やった!闇ゲット!」
そう言って桜花はスフィアに抱きつく。
スフィア「桜花…興奮しすぎ…」
桜花「あ、あぁ・・・・ごめんごめん」
桜花はスフィアを放した。
桜花「それじゃ、明日朝9時に迎えに行くから!」
桜花はそれだけ言うとさっさと帰って行った。
レオン「嵐のように去って行ったな…」
スフィア「だね。これ何回目かな・・・・10回?それとも20回ぐらいかな?」
スフィアは何度もさせられてるからもう数えるのは止めた。
レオン「さぁな…どうせいつものことだろ…」
スフィア「うん…」
スフィアはレオンの言葉に同意した。
翌日
私はいつもの如く桜花に連れられてイベント会場に来た
すでに私たちが来た時には色々コスプレをしている人たちが目に入った
やっぱりコスプレしてる人たちが生き生きして見える
桜花「スフィア、私達たちも着替えに行くよ!」
スフィア「ちょ、ちょっと!?ひ、ひっぱるらないでよ!」
莉桜「駄目。スフィアはどんくさいんだからな」
ど、どんくさいって・・・・桜花・・・・酷いよ。
桜花「うっはぁ!!やっぱスフィアが闇の格好すると、
闇が本当にいるみたいだね」
スフィア「本当にそんなに似てるかな?」
莉桜「有り得ないぐらいそっくりだって」
そんなに私…闇に似てるのかな?
確かに今は桜花から貰った(正確には無理やり押しつけられた)
闇の衣装を私は着ているわけで・・・・。
スフィア「本当に似ている・・・」
私は大きい鏡に映し出された自分の姿を見つめる。
何処からどう見てもの闇そのものだった
闇の衣装を着ているし、ここまで似ているのは逆に怖い。
スフィア「桜花は今日は何のコスプレしたの?」
桜花「私?私はもちろん・・・・」
スフィア「リオン、でしょ」
桜花「な、なんで分かったの!?」
桜花はリオンの事になると人が変わるからね・・・・
桜花「よ〜し!スフィア、いつものようにサークルの客寄せよろしく〜」
スフィア「はぁい・・・・」
桜花は先に行ってしまった…。
桜花はテイルズ系の同人サークルに入っている
みたいでかなり売れてるらしい
そして闇の私はいつも客寄せ担当。
客寄せはいいんだよね・・・・・。
問題があるのはそれ以外・・・・なんだよね
ただいま、桜花の入っている
同人サークルのコーナーは・・・・大量の人だかりです
女性「うわぁ・・・・闇そっくり!写真お願いします!」
スフィア「あっ・・・・はい」
その原因が・・・・私にあった
似すぎているということがおそらく私を見た
他のコスプレイヤーの人たちの口コミなんだろう
その効果のおかげなのか毎回サークルの売上がハンパない。
桜花「いやぁ・・・・売れた売れた♪スフィア、毎回ありがと〜」
スフィア「莉桜がリオンで宣伝した方が売れる気がする・・・・」
桜花「駄目よ!あんたほどそっくりな人間はいないんだから。
スフィアは貴重な人材なんだよ。それにさぁ・・・・リオンのコスプレ
した私が宣伝しても売れないって」
だから頑張って♪なんて付け加えて桜花はまた
販売の方に戻っていった。
とりあえず…頑張ろう。
スフィア「お、終わった・・・・」
桜花「スフィア、おつかれ〜」
スフィア「も、もう…私のすることないよね?ないなら着替え・・・・」
桜花「グフフ」
すると、桜花が某天才科学者の如く笑い出した
桜花「悪いわね〜あんたと写真撮りたいって人が
いっぱいいてね〜予約一杯だから」
スフィア「わ、私に断り無しで!?」
桜花「当たり前。スフィアってばすぐに帰っちゃうんだもん。
だから写真撮影の予約してみたらいっぱい入ってさぁ。
だから・・・・イベント終わるまで頑張って♪」
スフィア「嫌ーーーー!」
結局、イベント終了までスフィアは疲れに疲れることになった。
スフィア「うぅ・・・・」
桜花「おつかれ〜」
スフィア「他人事だと思っているでしょ…莉桜」
桜花「まぁまぁ。お礼に晩ご飯はご馳走するからさ」
スフィア「…ありがと。私、飲み物買ってくるから先に着替えてて」
了解〜と桜花は手を振りながら更衣室に行ってしまった
スフィアは桜花とは反対にある自販機に足を進めた
スフィア「えっと・・・・これにしよっと」
ガコンっという音とともに取り出し口には
ペットボトルのジュースが落ちてくる
スフィアはそれを取りだそうとして屈んだ。その時だった…。
『ーーー見つけた』
スフィア「えっ?痛っ・・・・」
不思議な声が聞こえたと思うと次の瞬間には
頭が割れそうなほどの痛みに襲われた
『お願い…世界を・・・・救って』
スフィア「な・・・・に・・・・せかい?」
そのままスフィアの意識は闇に落ちた。
- Re: TALES OF SYMPHONIA 〜世界の守護姫〜 ( No.3 )
- 日時: 2011/09/09 07:06
- 名前: 緋炎 (ID: AZKtqcEB)
第一話「出逢い」
ヒューー
あ・・・・れ・・・・
なんだか・・・・風の音が・・・・聞こえる・・・・
私は恐る恐る目を開けてみた
目を開けて最初に感じたのは空だった・・・・あれ?空?
ひょっとして・・・・私・・・・
スフィア「落ちてるぅーーー!!」
落ちていきながら私は思った事を口に出していた。
ど、どうしよ!?このままだと私…16歳で死んじゃうよ!?
人間に羽なんてないし・・・・私に羽があったらいいんだけど…
スフィア「コレットみたいに羽があれがいいのに〜」
場所が変わり、三人の少年・少女達が聖堂から
放たれているまばゆい光を見つめる。
ロイド「あの光はやっぱり聖堂から出てたんだな!」
ジーニアス「じゃあ神託が下るんだ。
コレットが再生の神子になるんだね」
コレット「何だか、すご〜く眩しいねぇ」
マイペースなコレットにロイドとジーニアスは嘆息した。
ロイド「お前さ…。神託がくだったら世界を救う神子になるんだろ。
勇者ミトスみたいになるんだぜ。もう少しこう、
神子としての自覚みたいなさぁ…」
コレット「うん。だいじょぶ、だいじょぶ」
そう言ってコレットは、にこりと微笑む。
スフィア「どこまで落ちるのかな〜」
ジ−ニアス「ロイド。今…声が聞こえなかった?」
ロイド「声?」
コレットは空を見上げるとスフィアが
ロイドの真上に落ちてくるのを気付いた。
コレット「ロイド。そこにいると危ないよ?」
ロイド「へ…?」
コレットの言葉にロイドは訳がわからず、
首を傾げるが……その時!
スフィア「そこの人、危ないよ!」
ロイド「なっ、なんだ?」
ドッコン!!!!
と、ふさまじい音を立ててロイドとスフィアとぶつかった。
周りには砂埃が出来てる…。
スフィア「いったぁ〜」
ロイド「いってぇ〜」
コレット「ロイドだいじょぶ!?」
ロイド「あ…あぁ、なんとか大丈夫だよ」
ジ−ニアスはロイドとぶつかったスフィアに声をかける。
ジ−ニアス「キミ、大丈夫?」
スフィア「どうにか…頭の辺りがちょっと痛いけどね…」
スフィアはそう答えながら、ゆっくりと起き上がる。
ジ−ニアス「ならいいけど…」
ロイド「お前名前は?」
スフィア「名前?私は…!」
スフィアは名前を聞かれて答えようとしたけれど言葉がつまった。
スフィア「(シンフォニアのロイド達だ♪
彼等が目の前にいるってことは…神託が現れたんだね)」
ロイド「どうしたんだよ?それで名前は?」
は!考え事に耽っていたから、自己紹介を忘れてたよ!
スフィア「スフィア・ソレイユ。スフィアでいいよ」
ロイド「スフィアだな。 俺はロイド・アーヴィング!!
よろしくな、スフィア♪」
スフィア「よろしく」
コレット「私はコレット・ブルーネルだよ♪」
ジ−ニアス「僕はジーニアス・セイジ。
ところでスフィアはなんで空から降ってきたの?」
スフィア「え、えっと〜…」
どう説明したらいいかな…異世界から来ました、
なんて言えないし…。
スフィアは狼狽えていると彼女は聖堂のほうに振り返った。
スフィア「聖堂の方が騒がしくない?」
スフィアの言う通り、ロイド達は耳を澄ませると
聖堂の方から小さく剣戟の音が響いてくる。
剣と剣が交じり合う音。そして、人のうめき声。
祭司長「神子さま!」
コレット「祭司長さま!?」
ロイド「おい、大丈夫か!?」
よろめきながらスフィア達の元へとやってきたのは、大聖堂の祭司長。
苦しそうに眉を顰め、腹部を押さえていた。そこからは、
とめどなく血が滴っている。
スフィア「ファーストエイド!」
治癒術をかけるが、傷が深すぎて助かる見込みは無かった。
祭司長「突然、ディザイアンらしき者共が…不可侵契約に反し、
聖堂に攻め込んで…きたのです。神子さま…早く、神託を…」
コレット「ええ、分かっています」
祭司長「くれぐれも…お気をつけて…。
神子さまをお護り出来ず、む…無念…で…」
コレット「祭司長様、しっかり!」
コレットの叫びも虚しく、祭司長は息絶えた。
ロイド「…ダメだ。もう…息がない」
ジ−ニアス「…っ!嘘でしょ!?」
ジーニアスは息を呑み、手を目にあてた。
スフィア「……」
私にもっと力があったから司祭長さんは死ことはなかったのに!
コレット「…私、行くね」
祭司長の体を地面に横たわせ、コレットはゆっくりと立ち上がった。
ジーニアスの悲痛な声が響く。
ジーニアス「コレット!あそこにはディザイアンがいるんだよ!」
コレット「うん…でも行かないと。予言の日に神託を受けるのが、
神子である私の役目だから。みんなはここで待っててね」
スフィア「待ってコレット!!私も行く…」
ロイド「俺も行く。コレット1人で行かせられるかよ!」
コレット「いいの?危ないよ」
スフィア「……司祭長さんの変わりに私がコレットを守るよ」
司祭長さん…せめて貴方を助けられなかった償いをさせて下さい。
あなたの変わりに必ずコレットを守ります。
ロイド「ドワーフの誓い、第1番。平和な世界が生まれるように
皆で努力しよう、だ!行くぞ!」
ジーニアス「待ってよ。ボクも行くよ。姉さんが心配だもの」
コレット「三人とも、ありがとう」
コレットの心に、あたたかくて優しい風が吹き抜ける。
いくら決意していたとはいえ、やはり一人では心細かったのだ。
スフィア達は聖堂へと続く階段を駆け上がった。
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