二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

●テニプリ短編集○
日時: 2011/10/04 19:29
名前: 桃。 ◆/aMBxukT2M (ID: fLcGHkVA)


 (桃城)

 よぉ!!よく来てくれたなッ!!
 マジで嬉しいぜ!!サンキューなっ!!


 ■ ■


いらっしゃいませ!!よくぞ来て下さいました!!
スレ主こと桃。です!!ここはテニプリの短編集です!!

青学を中心に書いて行きます!!その他は氷帝or立海or四天宝寺など。
作者は桃城が大好きなので、桃城が中心になるかもです((←


どうぞよろしくお願い致します!!!



※荒らしはいけねぇなぁ、いけねぇよ??※






    ○ ●



 意地っ張りな俺。
   
     でも、本当はとても寂しいんだ。


    ● ○


 意地っ張りな私。
   
     でも、君に好かれたいんだよ。

    ○ ●


 だって、好きなんだから。

      (初短編、素直になれないの。より、)




 ( 短 編 物 語 )


○青学


素直になれないの。 ●桃城(>>001



○氷帝



○立海



○四天宝寺

 



Page:1



Re: ●テニプリ短編集○ ( No.1 )
日時: 2011/10/04 19:53
名前: 桃。 ◆/aMBxukT2M (ID: fLcGHkVA)



  お相手●桃城武。

  
     (素 直 に な れ な い の 。)



「なぁ、こう!!今度さ、一緒に遊園地いかねぇか??」
「……静かにしてくれない??あたし今、英語のリピート問題やってんの」


シャーペンをスラスラと滑らせながら素っ気なく言う。
全く感情のこもっていないその言葉に、声をかけた桃の表情が曇った。


「あー、そうかよッ!!」


つーんとそのままそっぽを向いてしまう桃。
……またやっちゃった。最近、桃に対して態度が悪くなっちゃう。意地っ張りな性格が丸出しになってる。


「……はァ」
「……何溜息ついてんだよ??ま、俺には関係ねぇけどな??」
「関係無いんだったら聞かないでくんない??」


……ああ、まただ。なんて私は馬鹿なんだろう。
倦怠期、ってやつかな。でも、最近の桃の態度もひどい。だから私もこんな態度をとってしまうんだ。



「お前さ、本当に俺の事好きなのかよ??」
「……さぁね」


付き合い始めて1年ちょい。その気持ちが変わる事はない。好きだよ、桃。
……でも、なんでだろう。前までなら普通に言えてたのに、最近は言えないんだ。


「……なに??“好き”って言ってもらえなくて、寂しいの??」
「なっ!!んなわけねーだろーっ!?」



……なによ。前に冗談で言ったときは、「寂しいに決まってる」って言ってた癖に。
そこでふと思った。桃は今、私の事をどう思ってるんだろう??先に態度冷たくなったのは桃だし……。



「桃、は、私の、こと……」
「は??聞こえねぇなぁ、聞こえねぇよぉ??」
「……っんでもないわよ!!!!」


言えない。言えない。……恐くて、聞けない。
リピート問題終わったし、桃と話す気もないし、帰ろうかな……。って、外、雨降ってるし……。最悪だぁ…。


「まぁ、いっか……」
「は??何がだよ??」
「……リピート問題終わったし、帰るよ。お邪魔しまし……」


腕を思いっきりつかまれて、私は言葉をつまらせる。
私の腕をつかんだ張本人の桃を見れば、困ったような顔をしていた。……何??


「離してよ」
「……雨、もうすぐやむらしいから、それまでいろよ。傘、持ってきてねぇだろ??」
「……まぁ、その通りだし、そうするよ」


明らかに安心した表情の桃。……もしかしなくても、さ。



「桃……私が帰ったら、寂しいの??」
「ッ!!!!」


紅潮している頬を見れば、図星みたい。
……なんだ。やっぱり、桃は、桃だったんだ。そう思ったら、安心できた。




「……ねぇ、」


「な、なんだよ……」



少し笑って、私は桃の手を少しだけ握った。



















































「好きだよ、桃。大好きだよ」





































今はまだ、素直になれないの。
でも、またきっと、素直になれるはずだよね。


 ● ○



あとがき



とりあえず一発目です!!でもって!!
土 下 座 オ ン リ ー ……!!
マジで駄文スイマセン!!ダメだ、視界が何故かぼやけている……!!
ちょっとごたごたしている2人の様子を書きたかったのです(・ω・*)

Re: ●テニプリ短編集○ ( No.2 )
日時: 2011/10/09 22:03
名前: 桃。 ◆/aMBxukT2M (ID: Ex55yMPi)



   お相手◆幸村精市



        ( き み は 強 い ね )



「それでね??私があげた飴、喉につまらせちゃってんの!!ホントおもしろかったよ、あのブン太!!」
「ふふふっ。全く、ブン太は本当に相変わらずだなぁ」


楽しそうに笑う幸村。彼は入院し始めた。
私はそんな彼の部活である、立海大付属中テニス部のマネージャー。同時に、彼の彼女でもある。


「ホントに、いつも陽花はおもしろい話を持ってきてくれるね」
「だって、一刻も早く幸村に復帰してもらわないと!!」
「……そうだね。陽花とも一緒にいたいし、俺も早く元気にならないとな」
「っ!!も、もう!!」


恥ずかしい事をサラッと言うのが、ちょっと困るんだけど……。
いつも笑っている幸村は、本当に優しい。入院してからも、辛いはずなのに泣いた顔を見た事が無い。


「じゃあ、私帰るね??安静にしておくんだよ??」
「うん。ありがとう、陽花」
「いいって!!じゃあね、幸村」


小さく笑って、幸村の病室を出た。
金井総合病院を出れば、幸村のお母さんと鉢合わせになった。


「あ、陽花ちゃん。精市の所に行ってくれてたの??ありがとうね」
「いえいえ!!精市の看病は、日々の習慣となってきてますからねっ!!」
「フフッ。本当に、陽花ちゃんはいいこね。……精市、結構大変なのよ。それでも笑うから、私達も心配で……」
「あ……」


やっぱり幸村は……。
その後は普通に家に帰り、私は携帯の待ち受け画面を見つめていた。そこには綺麗に笑う幸村と私。


「……なんで、幸村なんだろーなぁ」


誰もが思っただろう、その思い。
気づけば、頬には冷たい雫が流れてきていた。……泣く、つもりなんてなかったのに。


「な、さけないな……」


そんな時、携帯が小さく揺れる。着信だ……。
名前は、“幸村精市”。……幸村??なるべく泣いていたのをばれないようにしながら、電話に出た。



 保留、


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。