二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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愛情をたくさんあげる
日時: 2011/11/11 22:01
名前: 千李 (ID: rCT1hmto)

いらっしゃいませ。

ここではAPHと鬼灯の冷徹の夢小説を取り扱っております。
なお、APHはデリケートな作品のため国名ではなく人名で全て表記させて頂きます、オリジナル主人公で出ます。全て自己満足作品です。

・作者はここで初めて書くので分からないことがあると思います。
・不定期更新になるかも知れません。
・基本的なルールを守れないかたは来ないで下さい。
・描写が多い場面があると思うので、見辛いところもあると思います。
・グロやホラー等、そこらへんも出ると思います。

それでは、ごゆっくりお楽しみ下さい。


APH:愛情をたくさんあげる

【登場人物】
>>001】サンマリノ共和国
>>0014】アレン・ブロウニング

【物語】
>>002】妹が出来ました
>>0015】愛されています





鬼灯の冷徹:今日も地獄は平和です……?

【登場人物】
>>0004】白虎と人間のハーフ


【物語】
>>0005】白虎と人間の混血です





【その他】
>>0008】ハロウィン記念1
>>0009】ハロウィン記念2(APH)
>>0010】ハロウィン記念3(APH)
>>0011】神獣関係1(鬼灯の冷徹)
>>0012】神獣関係2(鬼灯の冷徹)
>>0013】新たなる誓い(APH)





【更新履歴】

2011/11/09 18:00……APH番外編「新たなる誓い」更新
2011/11/11 17:09……APH オリジナルキャラクター「アレン・ブロウニング」更新
2011/11/11 21:48……APH 第一話更新


2011/10/17 22:39……スレッド設立

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Re: APH:愛情をたくさんあげる ( No.2 )
日時: 2011/10/18 23:41
名前: 千李 (ID: rCT1hmto)

第一話


「ルートー!」
 訓練をしていたらいきなりフェリシアーノに名前を呼ばれた、何事かと思って振り向いてみたらフェリシアーノが何かを抱えてこちらに向かって来ている。
「どうしたんだ? フェリシアーノ」
 銃器を置いてフェリシアーノに問うてみるとフェリシアーノは物凄く幸せそうな顔をして両腕に大事に抱えている者を俺に見せてきた。
「………………!」
 驚いた、ただその一言だけだった、柔らかいシルク地っぽい布に巻かれて、寝息を立てている赤ん坊がいた、髪はフェリシアーノと、その兄のロマーノの焦げ茶色と茶色が混ざったような色で顔立ちは白っぽい、兄弟と同じようなアホ毛が俺から見て右下に、フェリシアーノの奴が下の方にある感じだった、空色のおしゃぶりを銜えて安心しているのか嬉しそうに眠っていた。
「この赤ん坊、どうしたんだ?」
 今まで以上に間抜けな表情を俺はしているだろう、だけどそれには一切触れないでフェリシアーノは満面の笑みを浮かべて口を動かした。
「俺と兄ちゃんに妹が出来たんだ!」
「そう、なのか……?」
 南部に住んでいるこいつの兄と北部に住んでいるこいつ、そして、中部で新しく国が出来たため、こいつ等に妹が出来たらしい。
 どんな国だ、と聞いてみると「サンマリノ」と答えた、農業や牧畜が出来る、と噂で聞いた事がある。
「でも、まだ出来たばかりだからさ、暫くは俺と兄ちゃんで食べ物とか送って、文化とか伝えて、この子を大きくしていこうと思うんだ」
 今まで以上にないこいつの真剣な表情に俺は一瞬驚いた、ここまで真剣な顔なんて見た事が無かったからだ。
 確かに兄が二人居て住んでいるところも違うから文化や食生活が伝わるのは早いかも知れない、すぐに成長をして貿易とかも始まるかも知れないな、何て言ってみると、そうだね、ってあどけない顔でこいつは言った、だけど、こいつ等だけに任せるのは何かと不安だった。
「俺も、協力しよう」
「本当? 嬉しいなー、あ、でも芋ばかり送らないでね? サエリが芋人間になっちゃうから」
「サエリ?」
 いきなり人名が出て来て俺は形振り構わずその名前を聞き返した、するとフェリシアーノは。
「いやだなぁ、ドイツ。この子の名前だよ、サエリ・ヴァルガス! 良い名前でしょ? 兄ちゃんと考えたんだ」
「そうか、サエリと言うのか、宜しくな。サエリ」
 俺はふっと軽い笑みを浮かべて寝息を立てているサエリの小さなちいさな手に触れた。
 するとその小さな掌がパッと開いて俺の人差し指をぎゅっと掴んだ。
「サエリも、宜しくだって! 菊にもあとで紹介しよう!」
 フェリシアーノが嬉しそうに言ったので俺も大きな笑みが零れてしまった。
「兄ちゃん所はお金がないから育てられないんだ、だから……」
「分かっている、俺達の家で育てれば良いだろう、連合の奴等も、紹介したくは無いが紹介すれば協力してくれるだろう」
 “連合”という言葉を口に出せば、一瞬怪訝そうな顔をしたが俺が、たくさんの奴を関わりを持てば大きな国になるだろう?、と言えば不服そうだがこっくりと頷いた。
 菊たちの所へ行こうとしたが、いきなりサエリが目を覚ました、目は兄達と同じ茶色っぽい大きな瞳をしていた、俺と目が合った、寝起きなのか、ただたんに俺の顔が怖いのか分からないがサエリは大きな目に涙をいっぱい溜めて嗚咽をし出した。
「あ、やばい……!」
 とフェリシアーノが言った時には遅かった、サエリはそのままおしゃぶりを落として大きな声で鳴き始めてしまった。
「うわああああああん! あああああん!」
「あ、あああああああああ! サ、サエリ! 泣かないでぇ!」
「ど、どうすれば良いんだ!」
 ばたばたと両手をばたつかせてサエリは大泣きをした、でも泣き声は元気で健康そうだった、だが今はそんな事を考えている場合では無い。
 サエリを抱えておどおどしているフェリシアーノ、下手をすると落としてしまいそうで、俺はそのまま泣き声をあげているサエリを抱えて上下左右にゆっくり揺れた、そしてそのまま小さな体をぽんぽんと叩いた。
 すると安心したのか、サエリの泣き声は小さくなり、次第に泣き止んだ。
「な、泣き止んだか……」
「ルート、凄いね……」
 ここから先、どうなるのだろう、と俺はそんな事を考えながら重い溜息を零した。

【妹が出来ました】
(とりあえず、他の奴等にサエリを紹介しておくか)
(ヴェー、サエリ泣かないかなぁ)
(大丈夫だろう、きっと)

続く

Re: APH:愛情をたくさんあげる ( No.3 )
日時: 2011/10/18 23:34
名前: 千李 (ID: rCT1hmto)

最初の主人公は幼少期からです、そこから成長していく物語です。
他のキャラはそんなに変わらないです。
ただたんにのんびりと書き進めていきます。
いきなり主人公が大きくなったりしています。

それと、同時進行的なもので、別の夢小説も作ります、「鬼灯の冷徹」の二次創作です、主人公の名前変えるのメンドイのでサエリを朗李と変えて統一させて頂きます、がっつりギャグです、これは。

Re: 鬼灯の冷徹・APH:愛情をたくさんあげる ( No.4 )
日時: 2011/10/20 19:21
名前: 千李 (ID: rCT1hmto)

【名前】朗李/さえり
【性別】女
【容姿】黒髪黒目の純日本人、肩から数センチ離れたさらさらで柔らかい髪質の持ち主。
 前髪が長くセンター分けにしている富士額の持ち主。
 ぱっちりとした黒目で二重以上に大きい。
 顔立ちが整っていて可愛いとも言えるしカッコいいとも言える。
【性格】苦労人、俺様でドSの持ち主でとっても毒舌、閻魔大王や地獄の住人もドン引きする程の力を見せる(が鬼灯には勝てない)てか怖くて頭が上がらないが時折反抗した態度を見せる。
 年上や目上の人には敬語を使う良い子だが敬語混じりでとても皮肉が篭っている言動をする。
 マゾっ気もほんの少しだけあると思われるサドとマゾで言う比率は9:1くらい。
 切れると壊れる、暴言吐きまくりになり我を失って口調が一変してしまう。
 ネガティブ思考とポジティブ思考の持ち主、ご都合主義な一面を持っている、とっても大雑把で面倒くさがりや、あとで痛い目を見るタイプ。
 空気は読める、根は良い子なのかも知れない、優柔不断。暗所恐怖症高所恐怖症、人間不信とかなり人間性としては弱い部分を持っている、時たま人のことを信じないで仲間意識が全然見られない一面や自分以外の全ての人を見下す本性を見せる時がある。
【服装・装飾】白澤と似た服装。
 上から上着は羽織っていなく、上は同じだが帯を締めており下は前から見て右側は長くて膝上くらいから階段を逆さにしたように一回切っている、そこから踝辺りまでの長さ、右側は膝上くらいまでの長さでその中は白澤と同じだが足には短い足袋を履いていて厚さ三センチくらいの下駄を履いている。
 ホルスターを両側につけており拳銃が二丁入っている、首元には深海のような綺麗な色をした勾玉の首飾りをさげている。
【その他】神獣と人間のハーフ、元々神獣の物と人間の間に産まれた子らしい、方親の姿は白虎。
 元々桃源郷にいたが地獄が人手不足によりそちらへ連れて行かれた。
 白澤の女の子バージョンみたいだが鬼灯とはそこまで仲は悪くない、仲は良い方なのかも知れない。
 だが類は友を呼ぶというのか分からないが喧嘩する時は本当に怖い。
 自ら行動は起こさないが鬼灯以上に鬼畜な部分を見せやる気がない奴は拳銃で撃つ事は日常茶飯事。
 かなり強者なのかも知れない、元々桃源郷に住んでいたので白澤とは神獣同士でもあるのか仲は結構良いが年がら年中セクハラを受けているのが悩み、自分が攻撃するか、鬼灯が攻撃をしている。
 一人称「ボク」 二人称「君」「あなた」「お前」

Re: 鬼灯の冷徹・APH:愛情をたくさんあげる ( No.5 )
日時: 2011/10/22 00:12
名前: 千李 (ID: rCT1hmto)

「ていうか、鬼灯さん、お偉いさんに会わなくて良いんですか?」
 地獄の自販機で買ったオレンジジュースの缶を両手に持ちベンチに腰掛けている少女が鬼灯と呼ばれる青年に向かって声をかけた。


壱:白虎と人間の混血です


「別に問題ありません、地獄の場所についての説明が大事ですからね」
「鬼灯様らしいやぁ、でも地獄ってやっぱり広いよねぇ」
 黒髪のショートカットに一本の角が額に生えた鬼神の鬼灯、あの有名な閻魔大王の第一補佐官でもある、そしてあの有名なお連れの一人である犬のシロ。
 そして最後に黒髪み右目だけは銀色の瞳を持った少女、地獄にあまりそぐわない薄い水色の中華服と和服が混じったような少し変わった形をして足袋と厚底下駄を履いている少女、朗李がいた。
 朗李の髪には、髪を一掴みだけ前の方に残して後ろの方を変わった飾りがついた髪留めで留めている。
シロの声に対して、鬼灯は果肉入りブドウジュースの中を弄りながら。
「“あの世”には天国と地獄がありますが……その範囲は地獄の方が圧倒的に広いのです」
「まあ、見れば明らかに桃源郷と比べれば広いですよね」
 朗李が頬をかきながら言った、元々朗李は四大神獣の一つと呼ばれている“白虎”と人間のハーフであるため元々は桃源郷にいたのだが、ある日を境に地獄へと就職をした。
「もともと日本は“この世とあの世”の二世界でした、しかしある時、当時“黄泉”と呼ばれていたあの世が亡者で混乱しすぎて八百万の神々が大会議を行った結果、現在のように現世・天国・地獄と現質三世界へ分けられたんです」
「あっ、○○駅だ出口総数いくつだよFFのダンジョンより訳わからん」
 どこからか映された画像を見てシロはポツリと言った。
「はいはい、地獄の構造はインドや中国等様々な国を参考に建築されました、それ故日本のあの世は複雑なのです、しかしまぁ地獄は天国と比べると、地獄はかなり広いです」
「確かに、広いですよねぇ……どうしてなんですか?」
「何で死後の評判が長いですからね、多くの留置場も必要ですし更に刑を服すとなればとてつもない場所を取るのです、その裁判も十人の王がじっくり審判をします、その中に閻魔大王も入っているのですよ」
「へぇー……エンさんって偉いんだね」
「うむぅ……大体は分かりましたが閻魔大王って人が気になりますねぇ」
 缶に口をつけてジュースを飲み終えてから朗李はゆっくり言った、すると鬼灯が何かを言いかけた瞬間に後ろから凄い巨漢な人物が出て来た。
「あ、鬼灯くんだー、君も休憩? ジュースなんか飲んじゃって、何々誰かの噂話? ってあれ」
 その姿が朗李が目を見開いて見つめているといきなりその巨漢な人物が朗李の姿に気付いたのかこちらに近付いて来て笑顔を見せた。
「あ、君が新入社員の朗李ちゃん?」
「あ、はい、そうです……」
「あ、紹介が遅れましたね、こちら……」
「へぇ、可愛いねぇー、ワシの孫にそっくりだよ」
「孫がいるんですかぁ……」
「閻魔大王きちんと挨拶を……」
「さすがは桃源郷にいただけ、衣装も清楚な感じだねぇ」
「まあ、清楚でいろって言われてますから」
「大王……」
 次々と鬼灯が言いかけていく言葉を上手い具合に掻き消していく閻魔大王、しかし鬼灯のオーラが次第に黒くなっていき金棒がドンッ、と音を立てた。
「あぁ、君って桃源郷にいるって事は何かの神獣とかな--------」
 その瞬間にゴッという鈍い音が響いた、閻魔大王が鬼灯の金棒によって殴られた音だった、その瞬間に閻魔大王は地面に這い蹲っている、それに対して朗李はただ絶句している。
「朗李、この方が天下の閻魔大王ですよ」
「よ、宜しく、ワシが閻魔じゃそして彼はワシの腹心のはずです」
 大きな瘤を作って体を震えさせながら閻魔大王は言った、それに対して朗李は目線を合わせて「げ、元気ですか……?」と言うと「今あんまり……」と閻魔大王は言った。
「閻魔大王、こちら桃源郷から派遣されて来た朗李です」
「初めまして、朗李と言います」
「宜しくー、って朗李ちゃんの右目珍しいね」
 閻魔大王はすかさずそう聞いた、誰もが必ずと言って良い程聞くと思う、白虎の色と言われている白と似た銀色の瞳を朗李は右目に持っている。
 閻魔大王の質問を聞いた朗李はニコッと笑って答えを言った。
「まあ、半分“白虎”の血が混じっていますからね」
「え、“白虎”って、あの四神の?」
 閻魔大王が聞き返すと同時に鬼灯がジュースをゴミ箱に捨てた後に。
「“白虎”とは元々中国に伝統する四神の一つで西を守護する聖獣で、白い虎の姿をしているのです江戸時代中期の図鑑『和漢三才図会』では虎が500才になると白虎になると言う説もありますね、白は五行思想で西の他、土も表すため土の精でもあると言われるんですよ。対応するのは、色では白、季節では秋、白秋、五行では金、方位では西、臓器では肺、食べ物では辛いもの、環境では大きな道とも言われています」
「さすが鬼灯様、良く分かっておられますね」
 朗李がニコッと笑って言った、鬼灯も無表情で頷く、閻魔大王はただ只管関心するだけだった、シロも同じように感動している。
「だから朗李様の右目は白に近い銀なんだね」
「そうだね、確かに片方の親が“白虎”だから白に近い銀色を右目に受け継いだのかも知れない」
「オッドアイ、とも言われているんですよね、そういう瞳は、綺麗で良いと思いますよ」
 鬼灯の褒め言葉に対して朗李はさらに笑顔を浮かべて言った、それにシロ達も心なしかうれしそうだった、閻魔大王なんか「鬼灯が人を褒めた……」と言いながら怯えている。
「さて、そろそろ仕事に戻りますか、ていうか、貴方がここで油を売っていてはダメでしょう」
「だって疲れるんだもん……勤続云千年だしさ」
「かくいう私もこうしている場合ではありませんがね」
 右手で拳を作って額を軽く小突く行動をした瞬間に朗李とシロが「わぁ大の男のお茶目ポーズだ」と声を揃えて言った。
「さぁ、仕事に戻りますか朗李。まずは桃源郷へ行きますよ」
「桃太郎さんとかが働いて暫く経つんですよねー、私もつい最近ここに来たばかりと思われますけど、大分時間が経つんですよね」
 桃太郎が桃源郷へ来てその数日後に朗李が地獄へと就職した、それから結構時間が経っていると思われているが、案外そこまでは経っていないと思われる。
 鬼灯、朗李、シロ達は桃源郷へと向かうべく仕事場へと戻って行った。


続く

Re: 鬼灯の冷徹・APH:愛情をたくさんあげる ( No.6 )
日時: 2011/10/23 20:37
名前: 千李 (ID: rCT1hmto)
参照: http://upload.kanapps.jp/files/5vyxozw263wewrzblhqkljweynys5fhr.jpg

鬼灯の冷徹、夢主人公。
また変わるかも知れないが、一応こんな感じ。


短髪好きなの、そしていつか鬼灯の冷徹と絵柄を合わせたい。

たぶん気が向いたらAPHも貼ると思います。


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