二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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バカテス☆私と戦争と時代を超えた思い出
日時: 2011/10/23 21:32
名前: リーナ (ID: lTRb9CJl)

初めまして!
新参者の、リーナと申します!
皆さん、バカテス知ってますか?
そのバカテスの、キャラと恋させる夢小説にします。
ぜひみてくださいね。

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Re: バカテス☆私と戦争と時代を超えた思い出 ( No.8 )
日時: 2011/10/21 21:40
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

ひなりんごって読みます。
ローゼンメイデンの雛苺のもじりです。(知ってますかね??)
参照ってのはこのスレッドを見てくれた、クリックしてくれた回数ですよ。

三時間目『淡い希望を』 ( No.9 )
日時: 2011/10/22 22:11
名前: リーナ (ID: lTRb9CJl)

なるほど、参照にはそんな意味があったんですね・・・。

ご回答ありがとうございました。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

「そ、それは本当ですか?」

姫路瑞希が聞いてくる。

「ああ。吉井明久の子孫が吉井明光」

「な、なんか久保君みたいな名前・・・」

「もっとも、今は441というコードだが。ちなみに坂本雄二の子孫は坂本雄也だ。コードは310。・・・他のメンバーも教えた方がいいか?」

私がきくと、一斉にうなずいた。

「木下秀吉は木下秀頼。コードは444。土屋康太は土屋圭太。コードは62。島田美波は島田那波。コードは373。姫路瑞希は姫路瑞架。コードは333・・・以上」

「「「・・・・・」」」

なんだ?

私は要望どおりに名前とコードを言ったのになにか不満なのか?

「とにかくキミたちの通っている学校へ連れて行ってくれ」

あいまいにうなずく吉井明久たち。

そしてつれてこられたのが・・・

「・・・旧・文月学園・・・!」

ここが昔の文月学園か・・・。

創立者の学園長は私たち兵隊にとっては恨みのもと以外のなにものでもない。

だって。

もしも召喚獣システムなんてモノを発明しなかったら。

未来は大きく変わるだろう。

未来は。

召喚獣システムを悪用する奴が支配しているのだから。

抵抗できないまま兵隊にされて。

抵抗できないまま戦って。

抵抗できないまま戦で死んで・・・。

どうして召喚獣システムなんてものを発明したのか問いただしたい。

もうイヤだ。

戦いたくない。

それなのに。

“感情”を奪われて、支配されて。

結局戦う。

戦わざるをえない。

戦わないと、自分が死ぬ。

・・・・・。

ついさっきまで戦っていたというのに、過去の話みたいだ。

戦争をなくしたい。

どれほどそう思ったことか。

ふと、不安そうにこっちを見ている吉井明久たちに目をやる。

吉井明久たちがやらかしてきたことはすべて歴史の一ページを刻んでいる。

この人たちなら・・・

かえられるかもしれない。

未来を。

救えるかもしれない。

世界を。

私はすべてをかけることにした。

この人たちに。

もしかしたら・・・

歴史が変わるかもしれない。

過去は変えられない。

でも、未来は変えられる。
              
いや、変えられるじゃなくて、変えるんだ。

自分で。

少しの淡い希望。

私はそれをつかみとる。

自分のモノにする———。

お知らせー>о< ( No.10 )
日時: 2011/10/22 20:27
名前: リーナ (ID: lTRb9CJl)

新作作ったからみてね〜

『バカテスメイン!替え歌集〜♪』だよ☆

ついでにコメもおねがいします((

四時間目『すべてを話して』 ( No.11 )
日時: 2011/10/22 22:34
名前: リーナ (ID: lTRb9CJl)

「お前、ここの生徒じゃないのか?見る限りその制服は文月学園のものだが」

坂本雄二がたずねた。

「確かに私はここの生徒だ。・・・未来のな」

「「「?」」」

「・・・・・どういうことかわからない」

土屋康太が一同を代表して聞く。

「・・・驚かずに聞けるか?」

私が問うと、一斉に頷いた。

「ふむ、では身の上話を聞いてもらおうか。私は・・・、この時代の人間ではない。もっと未来から来た」

ストレートに要点を言う。

「え!?ど、どういうこと?」

「未来は凄まじい事態が起きている。文月学園の学園長・・・藤堂カヲルだったかな・・・が召喚システムを作ったのは知ってるだろう?」

「「「(コクリ)」」」

「そのシステムを悪用して世界を征服しようとする奴が現れた。それが今からざっと1000年後の話だ。私たちはその召喚獣を用いて、世界と戦っている。毎日毎日・・・ずっと、な。」

一同が息を呑むのがわかった。

そりゃ驚くだろう。

とつぜん未来のことを話されても。

信じないのが普通だ。

「そして私にとってはさっきまで、アメリカと戦っていたんだ。だが予想外に強く、私は自分で切腹した。しかし気がついたらここにいたわけだ。わかったか?」

「はわわ〜・・・、とても信じられません・・・」

「信じられないのなら信じなくてもいい。私は元の時代には帰りたくないのだからね。ここで暮らせばいいのさ」

その方が私は幸せに暮らせる・・・けど。

「・・・だが、戦争は続いているんだ。・・・終わってるかもしれないが・・・、普通試召戦争には時間がかかるんだ。なにしろ規模が広いからね」

ここに残って楽しく暮らせば私は長年の夢をかなえることができる。

だがしかし。

「残念ながら、戦友を想うと残るわけにはいかないんだよ・・・。わかるかい、キミたちにこの辛さが?」

私は戦友を見捨てるほど冷たくはない。

ずっと一緒に戦い続けて・・・生き残ってきた仲間。

絆はどんな海よりも深い。

「そんなわけで、ひとつ、きみたちに頼みがある。・・・私に協力してほしい。」

はじめ、吉井明久たちは黙っていた。

当然だ。

私だってこんな反応をするだろうとはわかっていた。

ところが。

「・・・・・協力、する(ぐっ)」

「僕も!」

「ワシもじゃ」

「私もです!」

「ウチもよ」

「仕方ねぇな、俺も協力してやる」

土屋康太がそう宣言したと同時に、はじかれたように声をあげて。

そうか、これが。

「・・・これが、“嬉しい”という感情なのだな」

私は今日、嬉しいという感情を覚えた。

封印されていた感情。

その一つが、開放された。

でも、私が開放したいのは自らの「自由」。

仲間という薬を片手に、私は誓った。

『絶対に、未来を変えてみせる。そして、平和を手にするんだ』

Re: バカテス☆私と戦争と時代を超えた思い出 ( No.12 )
日時: 2011/10/23 20:30
名前: 雛林檎 (ID: xy6oYM/9)

わぁ〜大好きです。こんな感じ。
未来を変える!!いいなぁ。わたしもこんな風に書けたらいいのに。
新作ですか?今からみにいってきます。


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