二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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銀魂夢小説ー戦少女ー
日時: 2012/11/06 17:50
名前: Sky  ◆M7x9jXIufw (ID: 7YMMeDcM)

私は

“戦う”という意志を持った。
兄が醜く消え、父と母は赤く染まった『何か』を流しぴくりとも動かなくなったあの夜を私は一生忘れないだろう。
“戦う”という意志を持った。
醜くなった兄を連れ、持っていた『愛情』を全て『憎しみ』に替えて刀を取ったあの夜を私は一生忘れないだろう。
“戦う”という意志を持った。
私の弱さで壊れた『あの子達』を止める術を探そうとしたあの夜を私は一生忘れないだろう。
“戦う”という意志を持った。
真っ直ぐな瞳を持った『白夜叉』達と会ったあの夜を私は一生忘れないだろう。

“戦う”という意志を持った。
何にも負けずに戦って生きていくだけの女であろうとしたあの夜を私は一生忘れないだろう。


戦少女

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Re: 【銀魂】戦少女 【コメントくださいな!】 ( No.55 )
日時: 2012/05/12 16:14
名前: 影空  ◆QS1u8UNLHM (ID: KNtP0BV.)

その言葉を聞き、男は嘆いた。
「ちょっとおぉぉぉぉぉ!!!酷いでしょ!作者!!」
それを聞いた銀時は、
「何も酷くねーよ…てゆうか、お前の出番が無かったのは、しょうがない事だろ」
「どこが?!」
本気で泣きながら新八が問うと、
「そーいう原作なんだから」
銀時がすぱっというと、新八が怒って
「それは山崎さんのポジションでしょ?!僕一応メインキャラッ!」
と言うが隣側から
「あー今まで原作見た限りだと、酷いっていうかなんというかねぇ…夜通しシコシコしてたりしたんだもんな」
などという夜空の声。
「それ違うから!墨!!!!」
全力で新八はツッコむも、その後に「ああ〜」というおっさんぽい夜空の声。夜空のスルースキルは高いようだ。
「はぁはぁ…お妙さん…お妙さぁああんッ!!!!」
とうとう近藤がいつの間にか、壁を越えようとすると
ドガァアアアンッ!!!!
お妙さんの怒りの一撃で、壁が破壊し男風呂と女風呂の一部が見えた。
すると夜空が見事に裸体のまま
「やっちゃったな」
と男風呂の方に歩いていると、いきなり総悟とバチッと目が合った。
「アンタ、Sの匂いがしまさァ…」
総悟が口を開いて言い出すと
「…俺も同じ匂いがしたんだ」
夜空がにたりと笑う。
そして銀時は夜空の裸体に刺激が強すぎて、失神した。

第六訓ーEND

Re: 【銀魂】戦少女 【コメントくださいな!】 ( No.56 )
日時: 2012/05/12 16:15
名前: 影空  ◆QS1u8UNLHM (ID: KNtP0BV.)

>>冬ノ華 神ノ音様

うむ、返信がめんどくさいです。正直w

影ながら見守ってくださいw

Re: 【銀魂】戦少女 【コメントくださいな!】 ( No.57 )
日時: 2012/10/27 18:23
名前: 影空  ◆QS1u8UNLHM (ID: mk2uRK9M)
参照: お久しぶりです、とりあえずこれだけ復活させます。

第七訓 久々の更新だから、初見はとりあえず[4]から1話に飛びなさい


お風呂上がりの夜空の前には、何か溶けてるモノと化した坂田銀時、アイスを食い散らかす神楽、夜空の目の前でにやにや笑う沖田、そしてモザイクと言う名のゴリラが居た。

お妙さん達は別の所…というか、まーちっちゃなゲーセンでゲームを楽しんでいた。

某ソーダ味の棒アイスの袋をちぎり口に食わえる夜空だが、その目線には


沖田総悟


目線がばっちり合い、互いに互いをにらみ合っている様な違う様な…的な雰囲気が漂っていた。
神楽は、5袋目になるアイスに手を延ばすと夜空にアイスを叩き落とされた。

「何をするアルか…狐ェ…」
「黙れ、兎。それは俺のだ」

沖田から神楽に目線を変えた夜空の目はまるで猛獣の様に光っていた。

そしてーーーー…





ズガァァァァァァァァァァァァンッッ!!!!




「そのガ●ガ●君は私のネ!さっさと寄越すヨロシ!」
「ふざけんじゃねぇ!それは当たりだ!俺の勘がそう言ってる!!」

「おい、止めろ夜空!神楽も!!!」

「黙れ、リス!」


兄よ、姿形がこうなると妹にもナメられるものだぞ…。
絶望的な目をしたキラが、沈んでいく姿を横目に沖田はニヤリと笑っていた。

Re: 【銀魂】戦少女 【コメントくださいな!】 ( No.58 )
日時: 2012/10/30 17:23
名前: 影空  ◆QS1u8UNLHM (ID: mk2uRK9M)

「さぁて、月神ィ…いい加減ドS同士仲良くして伝説について教えてくだせぇよ」

沖田がその話題を振った途端、夜空の目つきが代わりアイスの棒を食わえながら沖田の頭に回し蹴りを入れた…つもりだったが、沖田は余裕の笑みで避けた。

その沖田を見て夜空は気に食わなさそうにアイスの棒を噛み砕く。

今、自分の血縁者が起こそうとしている“伝説”
それは夜空にとって関係があるものであって沖田に関係は無い、部外者に口出しする気は無い。
しかしこの問題については後々沖田や神楽、銀時…江戸の人々にも関わる…いや巻き込んでしまう事だろう。
その事について夜空はずっと考えていた、“伝説”を口出しし部外者を巻き込んで助けを求めるか、“伝説”を隠し通したまま部外者に何も教えず血縁者だけで全てを終わらせるか。

夜空思考で前者だけは御免だ。

あの“夜兎”と共に宇宙に名を轟かせる“夜狐”がたった昔から言い伝えられている“伝説”だけで他者に助けを求める事だけはプライドに傷が付く。
願うなら全てを自分達で終わらせたい。

しかし、夜空とキラだけでは力不足なのが現状だ。
そもそも未だ13歳の夜空が、夜狐の中でも最強と言われるくらいの従兄弟を潰せるはずが無い。
キラだったらいけるかもしれないが、彼は長時間“元の姿を保てない”


その思考を巡らせていると、沖田が顔を覗き込んで来た。
黒い笑みを浮かべて、一言


「教えてくれますよねィ?」


その言葉を聞いて、夜空は首を横に振った。
少し俯いて沖田の目線からでは顔がよく見えなかったが首を横に振ったと言う事はNO、沖田は一息ついて
「今回は勘弁してやりますが、次は無理矢理にでも吐かせますぜ」
と言って、夜空から目線を土方に移し

「しねー土方ァー」

とどこからとも無くバズーカを取り出して、ぶっ放したのだった。


…ーーーーーーーーー
      ーーーーーーーーー…


帰り道、月明かりが照らす道で銀時と夜空の2人だけで歩いていた。
他の皆は彼らを置いて行ったのだ、しかもキラも九兵衛が言った「古文のなんやらかんやら」の話でそちら側に付いて行ってしまった。

夜空はずっと下を向いて歩いており、2人分の足跡だけがコツコツと響いていた。

銀時は話しかけるべきでは無いと思い、話しかけずに居たがふいに夜空が立ち止まった。それを見て銀時も立ち止まり
「どうした?」
と声をかけるも、夜空の目が一瞬後ろを向いて
「なんでもねーよ、白夜叉は先に帰れ…俺は用事を思い出した」
「んじゃ…俺もついて行くぜ」
夜空の言葉に銀時はすぐに返しの手を挙げた。
昔からだ、夜空は何隠し事があると「用事」を口に出す。
その「用事」の嘘で攘夷戦争時代、えらい目に会ったのを銀時は覚えていた。
「……なっ…」
驚愕した声を出す、夜空。
一瞬銀時を見るがすぐさま後ろに目線をやる。

すると銀時にも微かだが夜空が注意している方、銀時の前方から足跡がした。

足跡が近づき、足跡の主はこう紡いだ。



「あらあらぁ…いけませんよ?我ら月神の名を持つ者が殿方に助けを求めるとは…助けを求めてもその殿方と共に、殺してしまうかもしれませんがねッ?」
夜空と同じ、水色の髪をした少女ーー…。
髪は二つに結えてあり、手には死神程では無いが小さな鎌。

そして鎌の持ち手の方には半月の小鏡がぶらさがっていた。

Re: 【銀魂】戦少女 【コメントくださいな!】 ( No.59 )
日時: 2012/11/05 21:54
名前: 影空  ◆QS1u8UNLHM (ID: mk2uRK9M)


コツコツと不気味な足音を立てながら近づいてくる夜空の血縁の少女。
夜空よりも2つか3つ年上に見える。

少女が歩みを進み続けているとある歩幅で夜空が後ろに下がり、警戒心のある瞳で少女を見て一言呟いた。
喉の閉鎖を止まらせようとする声で
「………亜雪」

“亜雪”と呼ばれた少女は、名を呼ばれた時点でピタリと歩みを止めて顔を少し下に向けた。
そして少し沈黙した空気が亜雪が顔を上げた瞬間に切られた。
女とは思えない恨みを持った顔をして亜雪は夜空に鎌を持ったまま突っ込んだ。

「兄さんの裏切り者ッ!!!」

亜雪はそう吠え、持っている鎌を巧みに操り夜空の背中から鎌を突き刺したつもりだったが夜空はなんとか刀を抜き対抗した。
そしてまた体勢を立て直し、攻撃しようとする亜雪の一瞬をついて次は夜空の隣にいた銀時が木刀を持ち、動いた。

ガキィィィンッと鉄などが擦り合わされていく音。

銀時や夜空と違って亜雪の鎖は結構自在に動いた。
後ろからの攻撃かと思えばそのふいを突いて横から刃を向けてくる。

刀を構え直して夜空は亜雪に突っ込んだが、亜雪は即座に反応し鎌を自分の手元に引き寄せて向かいうった。

「兄さんを裏切らなければ、こんな所でアンタと戦う事にはならなかった!いい加減自分の種族が危ない事に気づきなさいッ!」
「五月蝿い!お前がどう言おうと俺は真雪には賛同しない!!!」

ものすごいスピードで刃をぶつけ合う少女達。

その2人には決定的な考え方の違いがあったーー…。


そう、



妹は大好きな兄の為に。


互いに兄の為に、自分達の命を削って行くのだ。



第七訓ーEND


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