二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【俺妹オリジナル】オタク最高!
日時: 2011/11/05 22:25
名前: 空音さくら (ID: a8bifGsH)

クリックありがとうございます。
これは"俺の妹がこんなに可愛いわけがない"のオリジナル小説です。
楽しんでいただけたら嬉しいです。

→オリキャラ←
美紀桜みきさくら
SNSのオタク系コミュニティ「オタクっ娘あつまれー」に途中からやってきた子。桐乃と同じ妹ゲー好きで、明るい性格。京介の高校に途中で転校してくる。

身長 155cm
体重 40kg
髪  茶色
目  ピンク
年齢 高校1年生


 

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№1 オタクっ娘あつまれー ( No.1 )
日時: 2011/11/05 20:16
名前: 空音さくら (ID: a8bifGsH)

「へ〜っ、いいところじゃん」
あたりをみまわす、うん。すっかり気に入っちゃった。
 あたしは、今日引っ越してきた美紀桜という。自分でいうのもなんだけど、ちょっと変わったやつだったりする。小さい女の子が大好き、三次元でも二次元でも、超可愛い女の子には目がない。こんなオタクなところもある。まあそんなことはおいといて、あたしは高校1年生。引っ越しと同時に転校もした。

「ええと、……初めまして!!美紀桜です!よろしくお願いします。」
入る部活を早速決めよう!あたしははりきっていた。
でもどこに入ろうかな?どうしよう?とかなり迷っていた。
「………あ。」
ゲーム研究会。
「へーっ、こんなのあるんだ」
前の高校にはなかった。
「……失礼します。」
ゆっくり戸をあける。
「へっ??」
「…………あ。あれ、美紀さんじゃないですか」
「赤城さん…?」
たしかこの人は、赤城瀬菜さん。あたしのクラスの、学級委員長さんだったと思う。
「え、赤城さん、ゲー研だったんですか?」
意外だ。
「そうですけど……なんで美紀さんが?」
「あたし、ゲー研入ろうかなー…なんて」
「本当ですか!?」
「ふわぁっ」
「美紀さんもしかして、ゲーム作れるんですか?」
「作ったことあるよ……?」
「じゃあ部長に言わなきゃいけませんね!」

—ということになった。
あたしはゲーム研究会に無事入部し、家に帰った。
「………はあ」
疲れた。
「ん……」
パソコンでもするか。
あたしはパソコンを開き、適当にいじる。
「あーあ、話せるとこないかなあ?」
アニメのこととか、色々話せる場所はないんだろうか……。
掲示板でも探そうっと。
「—あ」
しばらくたつと、[オタクっ娘あつまれー]というコミュニティがあった。
「へーっ!!おもしろそっ!」
早速アカウント作成しなきゃ…。
管理人さんに、—と。
ハンドルネームは…さくらだからさくらんぼでいいや!
『さくらんぼです!入らせてもらえますか?』

かちっ。
「ふう。」
すると返信が来た。
『さくらんぼ様ですね。私はこのコミュニティの管理人を務める沙織と申します。もちろんどうぞ。これからもよろしくお願いしますわ』
………おお。
気立てのいいお嬢様っぽいな。

「ふわあ……」
ばた、とベッドに倒れる。
「面白くなりそう!」

№2 オフ会 ( No.2 )
日時: 2011/11/05 22:25
名前: 空音さくら (ID: a8bifGsH)

 オタクっ娘あつまれーのオフ会。

ここは秋葉原。でもってメイド喫茶。
なんとあたしの発オフ会がメイド喫茶だびっくり仰天。
でもでも、きっと沙織さんとか、可愛いワンピースとか着てくるのかなあ?
すっごく楽しみで待ち合わせ時間30分前に来たあたし。
わくわく待っていると—、
からんからん。
「…あッ」
来たのかな? 見るとドアから出てきたのは、キモオタファッションの超長身の女の人(?)
「……はあ」
なーんだ、人違いか。
「お?もしかしてさくらん氏ですかな?」
「………え?」
なに、不審者ですか?
なんであたしのハンドルネーム知ってるんですか?ストーカーですか?
「ひっ……」
おもわず椅子を引く。
「拙者、沙織・バジーナでござるよ」
「…………………………」
…………………………………………………嘘だろ。
「あっはははははっ、……ははっ……あはっ……はあ…」
—からんからん。
「………あら、もう来ていたのね。」
「黒猫氏!」
「あ」
あの電波ちゃん……ごほんごほんっ…黒猫さんか。
「あら、貴方は?」
「あたし、えっとさくらん!」
ちなみにさくらんぼってめんどくさいのかしらないけど、みんなさくらんって呼んでくる。
「嗚呼……あのビッチと意気投合してた新入りね」
「うん、よろしくね」
「…………」
からんからん
「ああーっ!!さくらんぼっ??」
「あっ、きりりんッ??」
「うそぉおお〜さくらんぼってこんな可愛かったんだ!?」
「あたしもびっくり!きりりんってこんなおしゃれで……モデルさんって聞いてたけどすご〜っい!」
「えへへ、それほどでもォ〜?」
「あれ?後ろに居る人は?」
「………ああ、こいつ?」
いっぺんに別人に切り替わったきりりん。
「……んだよそのゴミを見るみてぇな目は……」
「きりりんの彼氏?」
「「ちがう!!」」
「えっ、違うの?」
「こいつは……」
「こいつの兄貴だ。」
「えええーっ!?」
この地味男クンがきりりんのお兄さん!?
「ぁ……えと、……よろしくお願いします。」
「おう」
でも仲良くなれそうかも!
「はっはは、では、皆集まったことですし、早速オフ会を始めましょうぞ」


「ねーねーっ、さっきさあ、メイトいってきたんだけど? めるるのOPのCD買ったらめるるのキーホルダーついてきたよ!」
「ええッいいなあ〜〜」
「えへへっ、いいでしょ〜?」
「はあ………まさかあの低脳アニメのファンがもう一人いるとはね…」
「「低脳っていうな!!」」
「これは失言だったわ」
「いやはや、さくらん氏もこんなにうちとけて!拙者嬉しいでござる。ところでさくらん氏は秋葉に来るのはこれが初めてでっ?」
「え?ううん、二度目だよ」
「そうでござるか。では、見物に行きましょうぞっ」
「おっけーっ!!」

部活 ( No.3 )
日時: 2011/11/07 19:03
名前: 空音さくら (ID: a8bifGsH)

「「ぅおおう!?」」
 そこは部活、あたしはどうして高坂先輩と驚きあってるのかというと—。短く言えば、ええとっ…部活が一緒だったからだ。
「まじかあ〜っ」
高坂先輩も入ってたんだ? ゲーム研究会。黒猫ちゃんが前この学校で入ってたってのは聞いたけど……まさかいるとは。
「そうか……お前はいってそうだもんな」
「ふっ」
「佐倉美紀、だったっけ?」
「名字と名前が逆です逆!!」
「あ。美紀桜か。紛らわしい名字してんな。」
「………はあ。」
「えっと、高坂京介先輩、でしたよね?」
「ああ、そうだ。」
「よろしくお願いしまーすっ、あたしのことはさくらでいいんで。」
結構ヘタレっぽいけど、悪い人ではなさそうだ。仲良くしよう。

「あ。美紀さんこんにちは。」
「あ、真壁先輩こんにちは〜」
結構ここになじめてきた。
「さっちゃん!むふふ〜っ、これを見てくださいよ。」
「?」
「ふっふふ、ッ私のオリキャラ"エルメス・ディーゴ"。超マッチョでイケメンでしょっ??」
「……………………。」
…………………………………。
「ちょ、ちょっと何かいってくださいよ!?」
「……ちょっと気分悪くなった。」
保健室へGO。
「絶対嘘ですよね!?感想言ってくださいよ!!」
嘘じゃありません。まじです。それと感想無理っす。

「………うわあ」
気分悪いと思ったらまじで熱あったし。
「早退すっか。」

日常 ( No.4 )
日時: 2011/11/12 18:31
名前: 空音さくら (ID: a8bifGsH)

チャットルーム

♪桜♪: はあ……。最近さあ、いい妹ゲーないんだょねぇえ……。
✟黒猫✟〜千葉の堕天使〜: ………貴方まだ妹ゲーなんて下等なゲームをやっていたの。
きりりん:はあぁあ!?それならアンタ!アンタの見てるますけらだって超糞アニメじゃん!!痛いしぃ〜?下等なのはそっち!
✟黒猫✟〜千葉の堕天使〜:…くッ、貴方は言ってはいけないことを言ってしまったようね…後悔しても知らないわよ…っ!!
♪桜♪:ねえねえきりりん〜っ、おすすめの妹ゲない??
きりりん:んん〜、俺は友達が少ないとか。
♪桜♪:ああ〜っ!それもうやっちゃったあ。
きりりん:あとわあ……いもうとめぇかぁ7☆妹パラダイス♪とか?
♪桜♪:あっ!それいいかも、つい一週間前発売されたやつっしょ〜?
きりりん:そーそっ、あれ超面白かったあ〜
♪桜♪:ええっ、もうプレイしたのぉ?
きりりん:えへへっ☆
✟黒猫✟〜千葉の堕天使〜:っふ、……いつまでそんな話を続けているのかしら。


こうやって仲間と一緒にぺらぺらと雑談をしていた—。
『めーるめるめるめるめるめるめ めーるめるめるめるめるめるめ!』
「?」
電話だ。沙織からみたい。
「もしもし、さくらだけど?」
「さくら氏! ふっふふふ、お久しぶりでござる。拙者のこと、お忘れではりませんな? 」
「忘れるわけないし! 久しぶり。どうしたの?? 」
「実は次回のお茶会のことでござる。場所は秋葉の駅近くのアニメイト、日時は来週の日曜の昼でござるが、予定はありますかなっ?」
「ええと、ちょっと待って……」
ぺらぺらと手帳をめくる。
「あっ、ごめん! バイト入ってる……」
ちなみにあたしのバイトはマックとローソソ。
「……そうでござるか、あ。では来月の4日はあいてますかなっ? 」
「ええぇとぉ……ああ!それならあいてるぅ〜っ♪ 」
「そうでござるか!!!では、その日、アニメイトで!」
「OK♪」

プツッ—。
ツーツーツー…。
はあ、超楽しみなんですけド〜〜〜っ!!!♪♪っ♪((@>ω<@))

—学校。
「あ。きょーすけ先輩。」
「? なんだ」
「まだメール交換してませんよねっ? しましょー!」
ぴぴぴぴ、
「…………赤外線通信ってどうするんですか?」 
「お前そんなことも知らないのか!」
「いっつもメルアド教えてメール送ってますから。」
「……へー、」
ってことで赤外線通信教えてもらって交換終了。
「きょぅすけ先輩! ちゃんと送って下さいよぉおお〜?」
「わーったわーった。」
めんどくさそうに返事をする先輩。

「あ。そーいやお前、家ってここから遠いのか?」
ここっていうのは学校のことね。
「はい。駅までいって電車で40分程度行ったところにあります。ついでにあっちの駅から家までも、少し遠くて10分はかかります。」
「へー、ちょっと遠いな。こっから駅までもちょっと遠いのにな。」
「はい」
あたしの家から一番近いのは、黒ちゃんの家だ。
「あ。あたしローソソのバイトあるんで、一緒に行きませんか?」
なんとローソソは高坂家の近所にあるのだ。
「お。いいけど、今日は……」
「?」

—今日は、
「やっほぉ〜、田村麻奈美です。よろしくねっ?」
「よろしくお願いします!」
メガネの、普通な女の人だった。
「きょうちゃんと桐のちゃんのお友達なんだよね?」
「はい!あ。メルアド交換しませんか?」
最近メルアド交換すぐしたくなる。
「いいよ〜」
「「あ、」」
私たちは同時に携帯画面を見て言った。
「「赤外線通信ってどうするんだっけ?」」
「はあ……………、」


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