二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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東京テディベア【ボカロ小説】
日時: 2011/11/24 12:58
名前:  苺 (ID: 2mVH7ZuJ)

初めまして!苺です!


ボカロ小説を書きたいと思います。

初なので、多少分かりにくく、下手かも。

許してください;

今回は、初音ミクが唄っている、カゲロウデイズの小説を書きたいと思っています。

更新速度★

早い時もあれば、遅い時もあります☆

多分、ここのサイト内で迷子ちゃんになるかも(



カゲロウデイズ……聞いたことない方は、是非聞いてみてください!

では、次からスタートしますっ☆

△注意!・ルール▲

・荒らし、(暴言、中傷等)などは、
辞めて下さい。
喧嘩も辞めて下さい。
・リクエストは、受け付けておりません。
本当にすみませんm(__)m
・歌詞、紛れてる可能性高し。
・なんか、私の考えた所もあります。
・更新速度は、上にも書いてある通り、
遅い時もあれば早い時も、あります。
・意味分からない小説になるかも……です。

これを、条件でお願いします><
---------------------------------------------☆
☆カゲロウデイズ☆
・作詞,作曲,編曲:じん(自然の敵P)様
・イラスト:しづ様
・唄:初音ミク
★目次★

>>1>>13 第一章 楽しみ
>>11    登場人物紹介☆
>>16>>22 第二章 夢と現実
>>23>>26 第三章 決意
>>27    最終話 終わりの時
<全三章>

◇グレイシア*◆
・作詞,作曲,編曲:kulfiQ様
・イラスト:まちの様
・唄:初音ミク
φ目次φ

>>29>>32 第一章 ヒトリ
>>33>>40 第二章 初恋
>>34    登場人物紹介★
>>40>>45 第三章 病
>>41    〜作者の言葉〜−その①−
>>46>>50 第四章 ありがとう
>>51   〜作者の言葉〜 -その②-
<全四章>

★東京テディベア★

・作詞,作曲,編曲:押入れP様
・イラスト:しづ様
・唄:鏡音リン

◇目次◇
>>


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Re: グレイシア*【ボカロ小説】 ( No.48 )
日時: 2011/11/23 17:37
名前:  苺 ◆cwioQlSesU (ID: 2mVH7ZuJ)




グレイシア いつまでもこの夢希望ない世界を

路上の片隅で照らしてくれ

永遠に君の願いは叶わないけれど……ここにいて 優美に咲いてくれ」




そして、一週間を切った

今日は……光が退院してくる日だった

秋桜は、学校裏が光との待ち合わせだったので

そこで待っていた

昨日、そう決めていたのだった


「まだかな……」

コスモスはキレイに咲いている



…………

夕方になっても来なかった

退院時間は教えてくれなかった

「なんか、暗いな」

雲行きが怪しかった

「まぁ。今日が退院って言われても延長することあると思うしね」

そう思いながら秋桜は家に帰った




次の日

月曜日

先生達の顔が暗く、泣いている顔のように見えた秋桜

何か起きたのだろうか?


気になりながら、校長先生の話が始まった

「皆さんに、非常に残念なお話があります……」

校長先生も下を俯いていた

辺りは一気にざわめく

「三年B組の宮羅夜光さんが、昨日、病によってお亡くなりになられました」

—え?

「光さんは、とても明るく……素直で賢く、誰からも人気のある方でした」

嘘……嘘

「それでは、皆さん一分間の黙祷を」

辺りは一気に静まりかえり

目を瞑って手を合わせている

秋桜も目を瞑り、手を合わせた


一滴の涙が秋桜の頬を伝った






Re: グレイシア*【ボカロ小説】 ( No.49 )
日時: 2011/11/24 10:20
名前:  苺 ◆cwioQlSesU (ID: 2mVH7ZuJ)



ザァァァァッ

放課後、急に雨が降り出した

とても強い雨だ

実は天気予報で、台風六号が接近してくる、というニュースがあった

「酷いな……雨」

秋桜は、ゆっくり、ゆっくり家へと帰って行った







             *





今日はいい天気で晴れている
一週間くらい雨は降り続け、洪水警報にもなったりした

学校も休みになった



秋桜は、学校裏に行ってみることにした

最近、学校裏に来ていなかった

「大丈夫かな?」

心配しながら、来てみると……

辺り一面は土はぐちゃぐちゃに

雨と風が原因だった

一週間も振れば土もぐちゃぐちゃになる。


コスモスはもう……

「最悪だ……私ずっと放って置いてた」

下に座り込む秋桜


—全部……消えていく

宮羅夜さんだって……せめて、私が何かしておく事があったはずなのに
コスモスだって私がきちんとしていれば、こんな事に—


俯きながら泣いていると、一枚の花弁が秋桜のところに。

「白……」

左を見ると、

白い花が沢山咲いていた

前までは一輪だけだったのが、たくさん。

秋桜は言葉に出来なかった

—まだ、守れるものがあったの?




Re: グレイシア*【ボカロ小説】 ( No.50 )
日時: 2011/11/24 12:39
名前:  苺 ◆cwioQlSesU (ID: 2mVH7ZuJ)




グレイシア

私に居場所を与えててくれた


愛も希望も全部全部、その名前に込められていて


永遠の命なんて何処にもないけれど—



卒業式解散後

ー学校裏ー

ありがとう。グレイシア。私、あなたのお陰で……友達も出来ました
この三年間、コスモのお陰で強くなれた。

「植えておきます」

秋桜は、花の種を植えた


「宮羅夜さん。手紙、ありがとう。私もあなたが好きでした」


手紙というのは、今日

光の母が

「これ……光が死ぬ前に書いていたアナタ宛の手紙です」
と渡してきた

内容は

「桜咲へ、嘘を吐いていてごめん。俺、実は余命一ヶ月だったんだ……
君に悲しい思いをさせたくなかったんだ。言い訳みたいになってしまったけど……本当にごめん。


高校一年の入学式から、ずっと見てました」






秋桜の目から、涙が溢れてくる

「……っ」

もっといっぱい、話しておけば良かった
もっと、あなたの事を知りたかった

今、後悔しても遅いけれど……

「う、う、うわぁぁぁぁんっ!」


短い間でしたけど

アナタのこと、一生忘れません。




さようなら—






              *










二年後


大学二年生です

私は、友達もいます。高校生の時とはもう違います

強くなれた気がします


「秋桜〜!」

「澪!」

朝倉 澪(あさくら みお)

一番の親友です

「どっか行こ!」

「うん。どこ行く?」


私は、もう弱音なんて吐きません

明日なんて来なくていい、と思っていた高校生の頃ですけど



明日の光を見届けに行きたいくらいになりました。








                        Fin...

Re: グレイシア*【ボカロ小説】 ( No.51 )
日時: 2011/11/24 12:46
名前:  苺 ◆cwioQlSesU (ID: 2mVH7ZuJ)




作者の言葉


グレイシア、意味不明な完結となりましたb

仕方ないですね。文才ないので。
腕あげられたら、あげたいですね…(—△—;


それはさて置き、次回作は「東京テディベア」となります。

お楽しみに((殴


Re: 東京テディベア【ボカロ小説】 ( No.52 )
日時: 2011/11/24 21:00
名前:  苺 ◆cwioQlSesU (ID: 2mVH7ZuJ)





お父さん、お母さん

悪い子で……言うこと聞かなくてごめんなさい

膝を震わせて親指を口に加える

お兄さんお姉さん

それじゃあ、またね

今までありがとう

私は玄関で冴えない靴の踵を潰した

潰したまま、家を出た

だって

どうせ家に居たって……




良いことなんか一つも無いから。


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