二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【銀魂】 紅鬼姫の純愛  ☆期間限定!オリキャラ募集中です☆
日時: 2011/12/12 18:14
名前: 悪魔ビビ (ID: 2GxelfGo)
参照: 寒い

 どーもどーも悪魔ビビです♪
最近寒くなりましたねぇ・・・。ビビは寒いのは嫌いです!!
っとお・・・自分の話になってきてしまった!!

 このお話はビビの処女作でもある『銀魂〜紅の乙女〜』の書き直しになります。それでもいーよん♪というお方はコメントください(土下座

 *注意事項*
・荒らしは大嫌い!
・温かく見守ってください
・亀更新
・たまにグロが入ることも・・・
・恋愛モノです♪
・駄文デス・・・

 目次

>>2 登場人物紹介♪
>>6 プロローグ
    再会編
>>7 /01 会いに来ました!!
>>8 /02 普段Sな人が好きな人にベタ惚れだとからかいたくなるよね?
>>10 /03 好きな子の周りに男がいっぱいだと心配するよね?




 ☆お客様☆
 ・カノンs(初コメをくれた方デス)




 ☆オリキャラ用紙☆

 名前/読み:
 年齢:
 性別:
 性格(くわしくお願いします):
 容姿(↑と同じ):
 登場人物たちとの関係:(例:紅の幼なじみ・・など)
 所属場所:





 ☆所属場所☆
 ・鬼兵隊
 ・万事屋
 ・真選組
 ・紅凛(こうりん) ←オリジナル
 ・歌舞伎超レイズ(かぶきちょうれいず) ←オリジナル

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Re: 【銀魂】 紅鬼姫の純愛 ( No.12 )
日時: 2011/12/05 18:00
名前: 悪魔ビビ (ID: 2GxelfGo)
参照: 寒い


 /04 まぁなんだかんだ言っても好きな子と一緒にいるって幸せだと思う

 「えーとまぁそういうことで、真選組一番隊副隊長になった如月紅くんだ!!」
 「「「「「じょォォォォォしィィィィィィ」」」」」(*注:女子)

 ゴリラの一言で集められていた隊士たちが雄叫びを上げる。

 「えっと・・・如月紅です。しっかりと仕事を頑張りたいと思いますのでどーぞよろしくお願いします(にっこり」
 「「「「「かわえェェェェェェェェェェ」」」」」 (*注:可愛い)

 頬を染めて少し照れながら自己紹介をする可愛い女子を見てもはや隊士達は正常では無かった。立ち上がり叫ぶ者も入ればおもむろに服を脱ぎ出す輩もいた。その様子を見て総悟は無表情でバズーカの引き金を引く。

 「死ね」
 「「「「「なんでェェェェェェェェェェェェ!?」」」」」

 頭をアフロにイメチェンし「イメチェンじゃねぇよ!! by隊士」・・・黒こげになった隊士達は総悟を見る。そんな隊士達を冷たく見下ろし総悟は紅を抱き寄せた。

 「てめぇらァ・・・・こいつに手ェ出したら・・・どうなっかわかってんだろうなァ?」
 「「「「「ひっ」」」」」

 冷たく笑う総悟を見て隊士達は顔を真っ青にした。

 「きょ、局長!!ど、どういう事ですか!?」
 「ん?ああ・・・まだ言ってなかったか?実はなぁ、紅は総悟の許嫁なんだ」
 「「「「「聞いてねェェェェェェェ!!!!」」」」」
 「いやぁ、紅の両親とは昔からの友人でな?紅がまだ小さい頃から一緒に遊んだりしてたんだ。あ、ちなみにトシの幼なじみでもあるぞ?」
 
 あまりの突然の出来事にもう隊士達は声が出ない。そんな隊士達を無視しゴリラは紅ににかっと笑いかけた。

 「紅、そういえばお前の部屋なんだが・・・」
 「私総悟のところに居るよ?」
 「あ、そうだな・・・・っていけませーーーーーん!!!」

 突然叫び出すゴリラに紅はビクッと肩を震わせる。

 「年頃の女の子が男と同じ部屋なんて・・・」
 「ですがねェ近藤さん、もう空いてる部屋なんてありやせんぜ?」
 「うっ・・・」
 「別にかまいやせんでしょ?紅は俺の許嫁なんですし」
 「で、でもなぁ・・・」
 「私総悟と同じ部屋がいい!!」
 「こ、紅・・・」

 頬をふくらまし拗ねる紅を見てゴリラがオロオロし始める。そんな様子にイライラしたのか土方が声を上げた。

 「あぁもううるせーなぁ!!別にかまわねぇだろ近藤さん」
 「・・・・分かった。紅は総悟と同じ部屋を使え」
 「わーい♪いっちゃん大好きぃ」

 にっこりと嬉しそうに笑い紅はゴリラに抱きつく。一瞬刀を抜きかけた総悟だったがあまりにも紅が嬉しそうに笑っているので仕方なく刀を鞘にしまう。

 「ま、一緒に居られるだけ良しとしやしょうかねェ・・・・」

Re: 【銀魂】 紅鬼姫の純愛 ( No.13 )
日時: 2011/12/12 17:50
名前: 悪魔ビビ (ID: 2GxelfGo)
参照: 寒い

 /05 初仕事って緊張する

 「よーしお前らぁよく聞け!!我ら真選組はなんと!あの大企業”相馬グループ”のお坊ちゃんの護衛を任された!!」
 「あの相馬グループのですか!?」
 「そうだ!!」

 屯所が叫び声に包まれる。相馬グループと言えば食品から服まで幅広く商品を出し、大もうけしているグループだ。その相馬グループのお坊ちゃんの護衛となればきっと収入は凄いことになるに違いない!と数名の隊士たちの中で醜い思いがわき起こる。・・・しかし、「世の中お金♪ byビビ」である。

 「総悟っ総悟っ!!」
 「ん?」
 「仕事、ワクワクするね!!」
 「そうかァ?俺ァめんどくせェけどな」
 「もう」

 ふわぁとあくびをする総悟を軽く睨み紅は前を見た。空はどこまでも青く澄み渡っている。

 「本日より護衛を任されることになりました、真選組局長の近藤です」
 「よく来て下さいました。もちろん息子にも護衛を付けて頂きたいのですが屋敷の周りにも立って貰いたい」
 「承知致しました」
 「流星!入ってきなさい」
 「はい!」

 子どもらしい高い声が聞こえたかと思うと静かに襖が開く。

 「相馬グループ跡取りである”相馬流星”と申します」

 その丁寧な挨拶にゴリラ、土方、総悟、紅は面食らったような顔をする。確かにお坊ちゃんとは聞いていたが・・・流星はまだ10歳くらいだ。

 「本日より護衛をお願い致します」
 「・・・・・・」
 「オイ、近藤さん!」
 「あっ!分かりました。こちらこそ至らない所もあると思いますがよろしくお願い致します」

 流星の深い礼に慌ててゴリラも礼を返す。

 「ところで・・・流星の護衛は出来れば1人でお願いしたい」
 「1人・・・ですか・・・それじゃあ・・・」

 近藤は3人を順に見る。土方・・・目逸らし。総悟・・・寝ている。紅・・・にこにこ・・・

 「紅で!!」
 「えぇ!?なんでぇ!?」
 「紅なら出来る!!(キリッ」
 「なにその自信〜(涙」

 ヒソヒソと話し合っていたゴリラは流星と父親に向かい合う。

 「流星様の護衛はこちらの・・・」
 「・・・流星様の護衛を任されました。真選組一番隊副隊長の如月紅と申します」
 「お、女・・・」

 父親が発したその言葉に紅は小さく反応したが、顔を上げ挑戦的に微笑んだ。その微笑みはまるで天女のように美しかった。

Re: 【銀魂】 紅鬼姫の純愛 ( No.14 )
日時: 2011/12/12 18:08
名前: 悪魔ビビ (ID: 2GxelfGo)
参照: 寒い


 /06 実は年下の子の方が大人っぽかったりするよね

 「ここが僕の部屋です」
 「えっと、失礼します」

 流星についていくともの凄く豪華な部屋が姿を現した。中に案内され流星の向かい側に座る。

 「・・・・・」
 「・・・・・」

 (気まずいよぉ(涙))

 「あの・・・」
 「は、はいっ」
 「本当にすみません!!」
 「え?」

 流星は突然頭を下げた。紅は突然の状況に目を丸くする。

 「僕のわがままにつきあって貰ってしまって・・・」
 「い、いえそんな・・・・それが私たちの仕事なので・・・」
 「ですがっ、女の貴女にこんな事を・・・・」

 ピクッと紅が小さく反応する。先ほどから女、女と相馬家の人たちは自分たち女を少し見下している所があるようだ。

 「お言葉ですが流星様」
 「?」
 「私は女です。それは何があってもどうやっても変えることの出来ない事実。ですが、私は女であることを誇りに思っております」
 「!」

 紅は凛とした表情で流星を見つめる。その瞳には強い意志があった。・・・そう、紅は何度も自分が女であることを恨んだ時期があったのだ。しかし今誇りに思っていると断言出来るのはきっと総悟のおかげだろう。

 「・・・・・あなたは強い」
 「え?」
 「僕が女と言ったのは決して貴女を見下したりしたからではありません。ただ、本当に申し訳ないと思ったのです。貴女はもしかしたら僕が父上にあんな事を言わなければ今も自由に過ごしていたのかもしれないのに・・・」

 流星の瞳には悔しさの炎が燃えていた。

 「貴女は・・・・とても強い方だ」

 流星はその歳には不似合いな儚い笑みを浮かべた。

 「私は・・・決して強くなどないんです」
 「え?」
 「私が強く見えるとしたらそれはきっと、みんなが居るおかげだと思います」
 「みんな・・・」
 「人は1人じゃ生きられないんですよ?知ってましたか?人は誰かに支えられて生きているんです。・・・・だから流星様も1人じゃないんですよ」

 優しく微笑む紅を見て流星は目を驚きに見開く。その瞳にみるみるうちに涙が溜まっていく。

 「ッ・・・・ふっ・・・・く」
 「もう1人じゃないんです。私が、私たちが居ます・・・・だからそんなに殻に閉じこもらなくてもいいんですよ」
 「でもっ・・・・ぼくは・・・この家を・・・継がなくちゃっ・・」
 「だったら私だけにでも流星様の本音を見せて下さい」

 そう、紅が流星たち親子を見て感じた違和感・・・それは”愛”が感じられなかったのだ。ただひたすら涙を流す流星を紅はそっと抱きしめた。

Re: 【銀魂】 紅鬼姫の純愛  ☆期間限定!オリキャラ募集中です☆ ( No.15 )
日時: 2011/12/15 17:54
名前: 悪魔ビビ (ID: 2GxelfGo)
参照: 寒い


 /07 自分にだけ向けてもらえる笑顔って嬉しいよね

 「紅姉さん!この花はなんというのですか?」

 「えっとですね・・・すみれ・・・かな」

 「これがすみれですか〜!!」

 キラキラと瞳を輝かせる流星を見て紅は優しく微笑む。初めて会ったあの日以来流星は紅にだけ年相応の無邪気な姿を見せるようになった。敬語も初めの堅苦しさが無くなり”年上のお姉さん”に話すような砕けた話し方になった。

 「じゃあこれは・・・桜・・・ですか?」

 「んー?・・・・・っ!」

 紅の動きが一瞬止まる。流星が指さしていた花は・・・。

 「なんでこんなものが本に載ってるの・・!?」

 「紅姉さん?どうかしましたか?」

 「ッ・・・ううん、何でもないですよ・・・これは鬼巖華(きがんばな)というんですよ・・・」

 「きがんばな?聞いたことないです」

 「珍しい花なんですよ」

 にこっと笑う紅だがどこか引きつったような笑みだった。

 「流星様」

 「入りなさい」

 「失礼致します。昼食のご用意が出来上がったとのことなのでお伝えにまいりました」

 「わかりました。では真選組の方々も一緒に取るように伝えて下さい」
 
 「え?」

 「はい?・・・な、なぜそのようなことを・・・!?」

 「お世話になっているのだから当たり前でしょう?それとも僕の願いはわがままですか?」

 「い、いえ!とんでもございませんっ。今すぐ真選組の方々の分も用意させます」

 「ありがとう」

 流星がにこりと微笑むと女中はほんのり頬を染めて慌てた様子で襖を閉めた。

 「流星様・・・いいんですか?」

 「もちろん!いつも紅姉さんにはお世話になってますしね」

 にこっと無邪気に笑う流星を見て紅も自然と口元をゆるめた。

Re: 【銀魂】 紅鬼姫の純愛  ☆期間限定!オリキャラ募集中です☆ ( No.16 )
日時: 2011/12/21 17:35
名前: ビビ (ID: 2GxelfGo)
参照: 寒い


 /08 お金持ちのご飯との差に不公平を感じる・・・

 「ふわぁ〜・・!すごっ!!」
 「こ、これが昼食!?うそだろ・・・」
 
 机に並べられた豪華な料理の数々に真選組の面々は感嘆の声をあげる。

 「皆さんどうぞお召し上がりください」
 
 にっこりと笑い真選組の面々を部屋の中へと招き入れる。間近にこんな豪華な料理が並んだことのない奴らにとってそこは未知の世界だった。

 「わーい♪いただきまーす」
 「いただきやす」

 紅と総悟はもう既に料理を口に含んでいた。

 「お前ら早ッ!!」
 「ホラ土方さんたちもさっさと食べねぇと無くなっちまいますよ」
 「お、おう」

 ・・・・・・・・・・・・・

 「「「「うめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」」」」
 「それはよかった」

 今更豪華料理のうまさに改めて気付き真選組の面々はガツガツと下品に料理を食べまくる。山のようにあった料理がみるみるうちに消えていく。

 「紅、ちょっと抜けだそうぜ」
 「うん。分かった♪」

 総悟に手を引かれ静かに部屋を抜け出す。そんな二人に気付いた流星は苦しそうな顔をした。

 「総悟?どこ行くの?」
 「いいところでさァ」

 総悟は紅の手をしっかりと握りずんずんと進んでいく。庭の林を抜け(←どんだけでかいんだ)見えた所は・・・。

 「うわぁ・・・!!」
 「どうでィ?綺麗だろ」
 「うんっ」

 そこに広がる景色を見て紅は顔を輝かせた。歌舞伎町の一番高い所にそびえ立つ相馬グループの城は裏の方から海が見えた。きらきらと太陽に照らされて光る水面が遠くからでも美しく見えた。

 「なんでこんなところに気付いたの?」

 そうえばここは裏の、しかも林を突っ切った所だ。普通は気付く訳がない。

 「サボってたら見つけた」
 「も〜!仕事サボっちゃダメだよ」

 予想していたと言えば予想していた通りの答えに紅は頬をふくらます。総悟は少し拗ねたような顔をしてぐいっと紅の腕を引いた。

 「わっ!!」

 突然の事に紅はバランスを崩し総悟の胸に倒れ込むようになった。

 「総悟?」
 「別に・・・」
 「?」
 「サボっても二人で見られたんだからいいだろィ」
 「そうゆう問題じゃ・・・」
 「ちっと黙りなせェ」
 「っ・・・!!」

 紅の唇に柔らかい物があたる。紅は目を思い切り見開いた。少し冷たい其れが何度も角度をかえて紅の唇を包む。

 「っは・・・な・・/////」
 
 顔を真っ赤にする紅を見て総悟は勝ち誇ったような笑みを浮かべた。

 「俺の勝ち♪」
 「・・・勝負じゃないもん」
 「そーだな」
 「むぅ」

 総悟はまだ顔を真っ赤にしたまま睨んでくる紅を愛おしそうに見つめ優しく抱き寄せた。


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