二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ホヒンダ村だより —続*囚われの花嫁—
日時: 2012/05/06 14:23
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: imShPjBL)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_test/view.html?538288

参照は表紙絵(という名のラクガキ←)です!
ヴェルリアとさよりんしかいませんww

==============================================================

知っている人はこんにちは。
初めての方は初めまして。
ショートというものです。

名前は戻しました。

数箇月前まで、ホヒンダ村の囚われ編を書いてたのですが、
続編書いて欲しいという方がいらっしゃったので、
続編をかかせていただきます。

話は前回の続きのような感じです。

あと、題名のほうに入らなそうだったので、
こちらで正式なタイトルをご紹介させていただきます。

この小説の正式な題名は
『どうぶつの森ホヒンダ村だより—続*囚われの花嫁 壊れた心と狂った未来—』
です。

こちらはシリアスにさせていただきます。
題名からも分かると思いますが……。

主人公は前回と変わりはありません。
絵は後ほどアップさせていただきます。


この小説を見る前に、こちらを先に見てください。

*荒らし行為、悪口・中傷コメント等は禁止
*上記のことがあっても絶対にスルー(反応した方も荒らしとみなします)
*ネチケットは守ってください
*アドバイスは受け付けます。批判はやめてください
*パクリはやめてください
*アップしたイラストを勝手に保存したり、無断転載をしたりするのはやめてください
*原作(ゲームも含めて)、私自信又は私の小説が嫌いな方は戻る推奨
*更新は不定期です
*キャラ崩壊や、実際に有り得ないことも起こります。嫌な方は戻る推奨


これが守れる、また許せる方は先にお進みください。
追加する場合もあります。

よろしくお願いします。


>>1 キャラ紹介
>>3 あらすじ
>>4 プロローグ

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Re: ホヒンダ村だより —続*囚われの花嫁— ( No.66 )
日時: 2012/09/14 22:43
名前: ショート ◆Osx3JMqswI (ID: sMZBR2Q8)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_t/thread.html?10891

15話*超能力者


「……………………」

「あ、あの……チ、カゲ?」


チカゲはさっきから腕で体を包みながら、小さく身震いをしていた。
……聞いちゃいけないことだったのだろうか。

けどもう後の祭り。言ってしまったことは取り返しがつかない。


「私……は、さよるんさん達みたいに、大層な人間……いや、幽霊じゃないわ……」

「えっ……?」


どういうこと? チカゲの力は、よくない、ものなの……?


「…………私の話、聞いても……引かないで、くれる?」

「……! も、勿論だよっ!」

「私……超能力者なの」


……チョウノウリョクシャ?
そ、それって——……えぇ? チカゲが?

嘘……?


「生まれた時から、死ぬまで……ううん、死んでもなおこの能力は生き続けたの。

私にも理由は分からない……分からないから、力を消すこともできないの……」

「え————……」

「生きていた頃は、この力のせいで毎日酷いいじめにあっていたわ。

本気になればその人たちを懲らしめることも、殺すこともできた。けど……そしたら、私は大切なものを失っちゃう気がして、できなかったの……」


たいせつ、な……もの。
そ……だよね、人殺しなんかしたら、そう……なっちゃう、よね、きっと。


「だから、死んだらきっと、周りの人も家族も、自分も傷つかないって、きっとこんな能力も消えてくれると思って……自分の大嫌いな能力を使って自殺したわ」


——————!!??
じっ、自殺……!!??


「生きていてもいいことなんかない、って……分かったから。

あのまま生きていても絶対にいいことなんか、ないから……」

「そ、そんなの……わ、かんないよ……。いいこと、あったかもしれな……」


私がそう言いかけたとき、チカゲは目尻から一筋の涙がこぼれた。


「そんな世界……どこにもない。私はみたの。『生きていたら』自分の人生がどうなるのかを。いいことなんて、微塵も……なかった」


そ、んな……。
チカゲは、能力のせいで生きることを諦めてしまったというの————……?


「……でも、やっぱり死んでよかったと思ってる。残り数十年生きたところで私に得るものはない。

でも、死んでからは毎日楽しかった。生きていた時にできなかったこともできるようになったから……まだ、自分のことは大嫌いだけれど」


チカゲがそう言い終わって、私は、彼女の手を握り締めた。


「そんな風に言ったらダメだよ。チカゲの能力のおかげで、私はまだ生きてる。

チカゲに出会えなかったらきっと私、一生、ううん、死んでからもずーっと後悔してたと思う。

だから、チカゲはもしかしたら嫌いなのかもしれないけど、私はチカゲも、能力も大好きだよ!

それで、少しずつでいいから……チカゲ自身のことも、能力のことも好きになってくれたら、私はすっごく嬉しいよ」

「………………」


私も自分のことが大嫌いだったから。
だからチカゲの気持ち、少しだけ分かるような気がするんだ。

それでも私はさよりんに出会えて、生まれてきたことに感謝できたし、生きていることをこの上なく幸せだと感じた。
少しだけだけど、さよりんのおかげで自分を好きになれた瞬間があったんだ。

だから、きっといつかチカゲも————……自分のことが好きになれる日が、くると思うんだ!



=====作者より=====

gdgdですねwwwww
残念ながら書いてる本人が自分のこと大嫌いですけどwwwwwwwwwww←

自分のこと尊敬するとか好きになるって、すっごい難しいと思うのですが←
自尊心皆無な作者ですwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww尊敬なんかできっかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww←

はい、すいません。
あ、えーと今更ですけどなんか参照がすごいことになってたみたいですね。
こんな糞小説を読んでくださる方々に大大大大感謝です!
本当にありがとうございます(=^0^=)

Re: ホヒンダ村だより —続*囚われの花嫁— ( No.67 )
日時: 2012/11/22 23:23
名前: ショート ◆RNBm3A/DrQ (ID: sMZBR2Q8)
参照: 状況的にはまださよりんが生きてる頃ということでw

 .。o○ 番外編*ティティアの昔のお話 ○o。.



私が死んだのは、いつの頃だったか。
もう覚えていない。

何十年も、何百年も、ここで暮らしていたからかしら。

生きていた頃の記憶が、何一つないの——————……。


「おーい、ティティアー!」


遠くから聞こえる元気な声。
『ホヒンダ村』の『オーナー』である『さよりん』

つい先日、知り合ったばかり。


「今日も来たんですね……いつも言ってますが、何もありませんよ?」

「あっはっはー、期待はしてない! この前家探ししたからね!」


いつの間に……、と私はため息を一つついた。


「そういえば今日はさよるんさんはいないんですか?」

「んー、相変わらず趣味に没頭してるっつーか……最近やること終わったらすぐどっか行くんだよねー。

あたしも何やってんのか知らないよ……。ていうかティティアは何してんの?」

「……私は。…………仕事、ですかね……」


毎日毎日、仕事しているだけ。
生きてた頃の私は、死んだらこうなるなんて、微塵も思ってなかったんだろうな。

……って、そんなこと想像する人なんかいないか。


「っと、あたし今からヴェルリアと遊ぶんだった! ティティアも来ない?」

「えっ…………でも。私なんか————……」

「いいから、いいからっ! さっ、行くよー」


天使である……つまり、死んでいるはずの私の腕をつかんでグイグイと引っ張っていくさよりんさん。
まぁ彼女は特別だから……当然といえば当然なのだけれど。

そんなことを思っていたらいつの間にかホヒンダ村に到着していた。

相変わらず果樹園しかない村……。


「あっ、ティティア、来たんだー」

「こ、こんにちは……」

「今日は三人で遊ぼうよ! ってことで行くよー」


いや、どこに……。と私が思っているうちに二人が同じ方向に走り出す。


「え、あ、ちょっ……!!??」

「ほらほら、早くー!」

「さよりん……ティティアは天使なんだしどうせすぐ来れると思うんだけど……」


……それはそうなのですが。
そもそもあの二人はどこに行く気なのだろう……。

私が不思議に思っていると、急に二人が立ち止まって、ある『アイテム』を取り出した。


「…………岩たたき、ですか?」

「「もちろん!」」


二人が輝くような笑顔で、同時に言い切る。


「……そう、ですか…………」


分からない。私には何も分からない。
私は生きている頃、この二人のようにはじけるような笑顔で遊んでいたのか。
他人と、上手くやっていけてたのか……。

私が死んだのはいつだっけ?
私が天使になったのは、何故だろう?
私が……私が、私……が……!

分からない。分からない。分からない。
何でも知ってるはずなのに、何も分からないよ。
どうしてかな……。

他人のことは誰よりも知ってるのに。どうして自分のことは何一つ分からないんだろう。

悲しい。悲しいよ……私も、私も————……あんな風に、なりたいよ……。



——————何で私……こう、なっちゃったんですか…………?



分かるはずもない問いかけの代わりに、一粒の涙が伝い、こぼれ落ちた。




======糞作者より======

私すごい! 2ヶ月以上放置してたこと気付かなかった!←

しかも本編捨ててる!!!!し!!!!!!!


この番外編続けまふ。

多分ティティアが一番キャラ崩壊。

本編(前編、続編ともに)とつじつま合ってないけど気にしたら負け。


さよりん出てないなって思って、さよりんが出れるようなもん書きたかった。

何故これを書いた十数分前の私……!


そのうちギャグ系とか書けたらいいのにね…… ※無理

Re: ホヒンダ村だより —続*囚われの花嫁— ( No.68 )
日時: 2012/12/15 22:58
名前: ショート ◆RNBm3A/DrQ (ID: 0G7ev7nW)

 .。o○ 番外編*続き←雑すぎ ○o。.



「……——ティティア……?」

「あ、す、すいません、何でもないですから」


私は慌てて涙を拭う。
やだ、何で私泣いてるの? 今更分かるはずもないのに。


「でも、泣いて……」

「ほ、本当に大丈夫ですからっ! 失礼します!」


呆然と立ち尽くしている2人をよそに、私は急いで立ち去った。

ああもう、私のバカ……! こんなの失礼すぎるよね……!
なんてことしちゃったんだろう。2人はこんな私なんかのことを心配してくれていたのに。

何でこんな……もう嫌だよ!


「あら、ティティアじゃないですか? 何でホヒンダ村に……?」

「さ、さよるんさん。ちょっと……えと、気晴らし、に」

「そうなんですか。今日はホヒンダ村も快晴ですし、とっても気分がよくなりますよね!」

「は、はい……」


私は俯きがちにそう言った。するとさよるんさんが心配そうに尋ねてきた。


「どうかしたんですか?」

「え……な、なぜです?」

「なんか……普段はいつも笑っているのに、今日は……そうでもない気がして。

気のせいですかね……何かあるなら言っていいんですよ?」


……合ってる。合ってるというか、なんていうか……。
でも、こんなこと、言っていいのか分からない。

同じ死人とはいえ、私は天使。そしてさよるんさんは守護霊であり元神様。
おまけに……私のほうが何年も早くに死んでいる。

分かって、もらえるのか、不安なんだよ……。


「…………さ、よるんさんは————……」

「? 何ですか?」

「生きてた頃の記憶、ありますか?」

「え……? 一応、ありますけど……。まぁ、全て思い出せるわけではありませんが。

友人の名前なんかは思い出せますよ。それがどうかしたんですか?」


————あぁ、やっぱり……私だけなのかな?
生きていた頃の記憶がないなんて。


「私……ないんです。全く思い出せないんですよ。

……私が生きていた頃のこと——————……」


もはや、本当に生きていたのかすら分からない。
勿論、死んでいるのだから生きていたはずなのだけれど。

それでもやはり疑ってしまう。
自分に生きていた頃があったのか————……。


「だったら、あの人が知ってるかもしれません」

「……へ?」


あ、あの人?
っていうか、他人の生前の記憶がある人って……どんな人!?


「ついて来てください、もしかしたら、思い出せるかもしれませんよ」


私は半信半疑でいながらも、さよるんさんについていった。
自分の過去を知るために……。



=====作者より======

ども、ショートです(ゝ。∂)←
何かよく分からないけど新キャラ追加しなきゃいけない予感☆☆☆←おい!

本編では出ないから完全に捨てキャラですね★←

ていうかマジで他人の生前のこと知ってるってどんなだよ。
変態か!? それともストーカーk((ry

そんなことより本編ネタ出ません←
誰か助けてくださいマジで。科学の成績とともに((帰れ

そんでもってこんなくだらない小説読んでくれてる人、
本当にありがとうございますヽ(;▽;)ノ
感激で胸が痛いです。参照数見れば見るほど胸が痛くなります。
更新サボっててすいません……!

とりあえず番外編で短いの完結させて落ち着こうと思ってますマジデスイマセン。

それでは><

Re: ホヒンダ村だより —続*囚われの花嫁— ( No.69 )
日時: 2012/12/31 00:14
名前: ショート ◆RNBm3A/DrQ (ID: 0G7ev7nW)
参照: 番外編の続きでござるい!

 .。o○ 番外編*続き←またかよ ○o。.



「さ、ここです」


私がさよるんさんに連れられてきた場所は————……。
大きな木が一本だけ立っていて、ほかは何もない。

というか、こんなところあったんだ……。
私もこんな場所知らなかった。もしかして、神様になれたから知ってるのだろうか。
でも、だとしたら……私はただの天使だし。

こんなとこに来てはいけないのでは——————?


「ちょっと待っててくださいね」

「あ、あの……、えっと、その前にここって……どこなんですか?」

「あぁ、そういえば説明してませんでしたね。ここは私が神になったとき、前の神様に教えてもらった場所なんですよ。

それで、天界の最深部ですね。

だからまぁ、基本的には神様しかしらない場所ですね」

「そ、そんなとこに私なんかが————……!」

「大丈夫ですよ。別に決まりがあるわけでもないですし。

それに、あの方もきっと喜びます」


あ、あの方……?
ってそういえば、私は生前の記憶を思い出すために来たんだ。

でも、ここ人なんかいないよね……?


「フラムさーんっ! こんにちはー!」


さよるんさんが大きな声でフラムさんとやらを呼ぶと、どこからか男の人の声がした。


「あ、さよるんちゃん? 久しぶりだねぇー、元気?」

「ふふ、お久しぶりです。今日は知り合いを連れてきたんです」

「ほ? そうなの? じゃあちょっと待ってねー」


フラムさん? がそう言うと、急に辺りが眩く輝いた。

次に目を開けたら、信じられない光景が広がっていた。
なんと、さっきの木がなくなって、一人の男の人が立っていた。


「えっ……えぇっ!!??」

「あ、ティティア! この方ですよ〜! フラムさんって言うんです」

「へ〜、君がさよるんちゃんの知り合い? よろしくねぇ」

「あ、は、はい……! よろしくお願いします!」


え? え? なにコレ?
私夢でも見てるの……?

さっきの木はどこに行っちゃったの……?
それに、この人どこから現れたの!?


「ていうかさよるんちゃん、もしかしてボクが『木』だってこと教えてない?」

「あ、そういえばそうでした」

「へ!?」

「フラムさんは普段は木の姿でいるんですよ〜」


そ、そうなのか……。ということはさっきの木がフラムさんなんだね。

————二人からフラムさんのことについて少し説明してもらった。
普段木の姿でいるのは、仕事するのに差し支えるからだそうだ。
因みにその仕事というのが私の生前の記憶に関わること……らしい。あまり詳しくは聞いてないけど。

……さよるんさんに、感謝しなきゃ。
こんな場所にまで連れてきてもらったのだから……。
そして、絶対に生前の記憶を取り戻すんだ……!



======作者より======

どうも、ショートです〜!
大晦日ですね。ホントは30日に書き終わらせようと思ったんですが、31日になってしまいました。

今年最後の更新です。書き納め??(笑)

っというわけで!
1年もやってないですけどっ、見てくださった方ありがとうございました!

来年はもっと小説も頑張りたいです(´;ω;`)
すいません……。

良いお年を♪

Re: ホヒンダ村だより —続*囚われの花嫁— ( No.70 )
日時: 2013/01/21 22:48
名前: ショート ◆RNBm3A/DrQ (ID: bzzu4..q)

こんばぬわ。
ショートですん。


特に理由はないけどあげます(
ていうか前回投稿したのにあがらなかったので、、、(笑)


今更感半端ないですね。

ですが、もう一つ今更感半端ないこといいます。



あけおめでしたー(


年明けてたです。まぁ大晦日が最終更新だから仕方ないですn(黙



今年も、いえ、今年こそ頑張るのでよろしくお願いしますー!((


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