二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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獣の奏者〜地を這う獣と天翔る獣を操る者〜
日時: 2011/12/10 10:53
名前: (・∀・)/ リン (ID: XEIko/lc)

 観覧ありがとうございます。獣の奏者ファンのリンです。

原作が素晴らしい故、僕の小説は埃のようですが、どうぞご覧ください

————ルール————
・荒し・中傷はNG!
・一言『読みました』だけでもいいので、
コメントくださると嬉しいです。


登場人物

・カレン
 主人公。≪青の目の民≫の少女。エリンに憧れており、エリンの様に
王獣の背に乗りたいと思っている。

・リーレン
 カレンの親友。≪赤の目の民≫の少女。闘蛇の背にまたがりたいと

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Re: 獣の奏者〜地を這う獣と天翔る獣を操る者〜 ( No.6 )
日時: 2011/12/24 12:43
名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
参照: http://ameblo.jp/allen-riyunkio-exorcist/


またまた来ました すっごく失礼なことをした月那(ルナ)です


あたしも「獣の奏者」が大好きです
続きが気になります
これからもがんばってください!!

Re: 獣の奏者〜地を這う獣と天翔る獣を操る者〜 ( No.7 )
日時: 2011/12/24 13:39
名前: (・∀・)/ リン (ID: XEIko/lc)

>>4 >>6 月那さん

読んでくださって有難うございます! 別に失礼じゃないですよ!
これからもゼヒ見放さずにお願いします!

>>5 雪姫さん

フェアリーテイルの方でもお世話になってます!! いつも有難うございます! 

Re: 獣の奏者〜地を這う獣と天翔る獣を操る者〜 ( No.8 )
日時: 2011/12/24 17:24
名前: 雪姫 (ID: jJ9F5GeG)






いえいえ^^
面白いから、見に来てるだけですよ(*^_^*)

Re: 獣の奏者〜地を這う獣と天翔る獣を操る者〜 ( No.9 )
日時: 2011/12/29 15:41
名前: (・∀・)/ リン  ◆J21Ds7m2q. (ID: XEIko/lc)

「たてごとたてごと竪琴……っと」

カレンは自分の家に帰ってすぐに、竪琴を作り始めた。
 あのエリンは、14歳のころにはもうすでに竪琴を自分で作れる様に
なったらしい。エリンに憧れているカレンも、楽師に教えてもらいながら竪琴を作っているのだ。

「鳴くな夜明けの鳥よ鳴くな……」
「そなたの夕べの声を思い出すから……って、リーレン?」

 隣には、いつの間にかリーレンが居て、竪琴を眺めていた。
 カレンはつい一緒に歌ってしまったが、一体いつからいたのだろう。

「さっきから居たんだけど、気付いてたはずだよ?」
「いや、全然気付かなかった。
どう?あたしの竪琴は?」

 カレンは自分の竪琴を見せた。
あちこち歪んでいたり弦が緩んでいたりするが、それはエリンが
作っていた奇妙な竪琴の形とほぼ同じだった。

「うーん、可もなく不可もなく、かしら」
「なにそれ。……聴きなさい、惚れるから」
 
 そういって、カレンは夜明けの鳥を弾き、歌い始めた。

——月の夜には蛙の声、靄の夜明けは鳥の声、流れ流れてしじまを
乱す……。
鳴くな夜明けの鳥よ鳴くな……そなたの夕べの声を思い出すから……


 歌い終わると、カレンは感想を求めた。

「まあ、良かったんじゃない? あたしの方がうまいけどさ」
「なっ……! 失礼な! だったらリーレン、弾き歌いしてみてよ」
「あ、時間だ。さよならー」
 
 リーレンはその場を去った。

「ああっ、これ、逃げるな〜!」

    *
 その夜、カレンはもう一度弾いてみた。

「これ、恋歌なんだよな。あたしには似合わないよ。
 そういえばエリンは、堅き盾の人と結婚したんだっけ。いいなあ」

 そこに、祖母がやってきた。

「カレン、総会の時間だよ。大広間に行こう」
「そうだね」

 カレンは竪琴をおいて大広間へとむかった。 

Re: 獣の奏者〜地を這う獣と天翔る獣を操る者〜 ( No.10 )
日時: 2012/01/09 17:03
名前: (・∀・)/ リン  ◆J21Ds7m2q. (ID: XEIko/lc)

 2. 目の色

「これより、≪青の目の民≫と≪赤の目の民≫の混合総会を始めます」

 議長がそう言って、混合総会は始まった。

「最近、野生の王獣を探そうとしている人が≪青の目の民≫さんにいるらしいですが、それは我々≪赤の目の民≫への反論とみてもいいのかしら?」

 カレンは自分の事が指されていると思い、胸が破裂しそうになった。

「はあ? それ、何のこと? 私たちは貴方がたに反論したことなんてないけど。ていうか私たちは、貴方がたに支配されている訳ではない。
 何が反論だ。自分たちが支配者だと思っている≪赤の目の民≫はとっとと移住すればいいと思いまァ〜す」

「なんだと?先にこの土地に来たのは私たちだ。出て行くのはお前等
≪青の目の民≫だ!!」

(移住? 移住ってどういうこと? ていうかあたしの事指されてるよね!?)

「カレン。議長が呼んでいるよ」
「え!? あ、うん判った。ありがとおばあちゃん」

 カレンは総会の意味を考えていて、議長がカレンの事を呼んでいるのに気がつかなかった。

「名前は」


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