二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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狼鬼
日時: 2012/01/04 21:40
名前: 山里将生 (ID: 3ZIdEbTb)
参照: http://Yamazato

日本は平和な国
その確かに世界的に見て日本は平和な国であろう。
だが現実を見てみよう。この平和な国でも犯罪はある毎日、毎日と犯罪は起きている。
今日も何処かで犯罪に巻き込まれているのかもしれない…


とある一軒家そこでドアを叩く音が聞こえている。
かなり激しくそれは一生続く位にドアを叩いている
そのドアの音に怯える1人の女性がいる
田原美咲…都内の大学通うため田舎から上京。日当たり良好で自宅から駅近。また大学に入って始めての彼氏も出来た。
とても幸せの絶好調だった。しかしその幸せは長くは続かなかった…

2ヶ月前…郵便ポストに宛名のない手紙が入っていた。封筒の中身を見てみるとただ一言『好きだ』て書かれていた。彼女はただのイタズラだと思い何気なくゴミ箱に捨ててゴミの日に出した。

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Re: 狼鬼 ( No.1 )
日時: 2012/01/04 21:49
名前: 山里将生 (ID: fzc9VSBf)
参照: http://Yamazato

数日後また郵便ポストに宛名のない手紙が入っていた封筒の中身を見てみると彼女はゾッとした…
『好きだ』と書かれた手紙が入っていた

彼女は気持ち悪くなって手紙を破いて捨てた
数日後…また『好きだ』という内容の手紙それはなんと破れた部分をセロハンテープで繋いで…
今度はハサミで切り刻んで捨てた。
数日後…彼女は恐怖心を抱いた…切り刻んで捨てた筈の『好きだ』という内容の手紙が郵便ポストにあった
歪ながらも一つ一つセロハンテープで繋いで…

そして、少し遠くから視線を感じた…
視線を感じた方向を向いて見ると曲がり角から
田原美咲を見つめる男がいた…
そして、゛ニヤリ゛と不気味に微笑みその場を立ち去った。

田原美咲は確信した。『この男が手紙を出している人だ』と…

Re: 狼鬼 ( No.2 )
日時: 2012/01/04 21:51
名前: 山里将生 (ID: t3n5DtaJ)
参照: http://Yamazato

翌日、美咲は警察署に向かったが、警察は全く相手にされなかった。

それどころか警察は
『何かの気のせいじゃないですかね?』
『まだ被害に遭ってないんでしょ?(笑)』
『警察も暇じゃないんですよ〜まあ被害届は受理しときますよ』

そんな風に美咲は全く相手にされなかった事に憤りを感じ、美咲の彼氏に頼る事にした。

『俺の彼女に手を奴は俺がボコボコにしてやる。』
『ごめんね。変な事に巻き込んで…』
『大丈夫だよ。俺は美咲の彼氏なんだし。』

美咲の彼氏は高校時代に空手部に所属し、部長を務めていた程らしく

美咲は便りがいのある彼氏にホッと落ち着いたその瞬間…

玄関のドアからあの男が美咲の彼氏に襲い掛かってきた。
なんとその男は持っていたナイフで美咲の彼氏の耳を切り裂いた。
床に耳が落ち彼氏は血まみれになりながら耳を抑えて、うずくまっていた。

Re: 狼鬼 ( No.3 )
日時: 2012/01/04 21:55
名前: 山里将生 (ID: lquHsOOW)
参照: http://Yamazato

そして男はこう言った。
『これで邪魔者は消した…ねぇ、そんな顔しないで。だって僕は君の事が好きだから』
その顔はまさに歪んだ愛情…
そう言って立ち去った。


それから美咲の周りからだんだん友達が居なくなってしまった。大学のサークルの友達は美咲の事を気味が悪りまた彼氏もあれからすっかり自分に自信を無くし
『もう美咲とは関わりたくない』
と言い、美咲は1人になってしまい、毎日毎日あの男に怯える日々。
美咲は自分の運命を呪った…
『いったい私が何をしたの?…何で私が苦しまなきゃいけないの?…誰も助けてくれない。もう…死にたい』

そして美咲の目の前に人影が見えた。美咲はうつむいた顔を上げると、なんとあの男が美咲の家に入っていた…
鍵は全部閉めたはず…と思ったが美咲は直ぐに解った。男は二階から侵入したから入って来れたんだと…


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