二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ______夢想サ。【REBORN短編集】ヴァリアー贔屓
- 日時: 2012/02/27 22:10
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: T3.YXFX2)
- 参照: http://yaplog.jp/re-bo-rn_com/
夢想サ。
【意味】夢の中で想う。空想。
—儚い願い、淡い空想。
会いたくても会えないもどかしい気持ち。
だったら夢想さにふけようよ?なんて…
そう言った君は眩しく輝いていた。
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どうも、初めましてorこんにちは!
透子(to-ko)と申します(^^)
ここはリボーンの短編を置いたところです。
嗚呼、上のは気にしないで下さいね。只の感情入りびたりです。
意味が理解できた方はとてつもなく頭が良い人です(^^)
小説について説明すると、基本短編だけです。
そして透子は王子大好きなため王子贔屓です。
シリアス目が好きなため悲恋狂愛死ネタが多いです。
そしてキャラ崩壊駄文妄想満載な痛い小説です。
以上の事を踏まえそれでもokな方は楽しんでいって下さいね!
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—→character>>001
—→contents>>002
【お客様】
・千様 ・フルーラ様
- Re: ______夢想サ。【REBORN短編集】 ( No.48 )
- 日時: 2012/02/27 12:00
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: T3.YXFX2)
- 参照: http://_____
XANXUS夢/甘[バレンタイン企画]
—→逆バレンタイン
今からしようとしていることは、
我ながらも決死の覚悟だったのではないか。
もしかしたらコオォ—ってされるかもしれない。
それでも渡さずにはいられないのだ。
「律花です。」
「……入れ。」
奥から無愛想な返事が聞こえた。
高鳴る胸を抑え、息を呑んでいざ重たい扉を開く。
ギギィ…と鈍い音がして入れば、中は真っ暗。
それでも気配を感じ、人影の方へと足を進めた。
「……用件は何だ。」
目の前には大きな椅子に足を組んで座っている、我らがボスXANXUS様。
相も変わらずその虎のような眼をギラギラ光らせている。
——これは、気迫負けしてしまいそう な感じですね。
でも今日の私はいつもと違う。
私による私のための任務。
それを成功させるべくいざ、ある物をボスへと突き出す。
「…これ、受け取ってもらえますか?」
ある物———それは世に言うチョコレートってやつで。
私の出身地、ジャッポーネでは女の子が好きな男の子に
チョコを上げて愛の告白をする、なんて習慣がある。
だから、その…要するにそういうことなんです。
このバレンタインデーに託けて一世一代の愛の告白をしようというわけです。
ボスはというと差し出されたチョコを例の瞳で冷ややかに見つめている。
そして一瞬の事にバッと乱暴に奪い取りこれまた乱暴に包装紙を破いていくのでした。
私は訳も分からずその光景を見つめるだけ。
そしたらボスは中身を鷲掴み一気に口の中に放り込んだ。
そして、
「—————うめぇ。」
珍しく小さな声でそんな事を呟いた。
…これは、美味しいってことで良いんだよね?
嬉しくてつい口元が緩んでしまったらボスに睨まれた。
それが少し可愛く見えたってことは、ボスには内緒にしておこう。
(そんな事言ったら間違いなくコオォだもんね。)
「失礼します。」
深々と一礼して扉の方へと足を進めていく。
「おい、ドカス。」
背後から声を掛けられ振り返ればやけに小さい物が弧を描く様に宙を舞った。
両手で包み込むように受け止めれば綺麗にラッピングされた四角い箱。
青いサテンのリボンを解けば、中には赤いダイヤが煌めく指輪が。
「…ボス、これって」
「カスが。今日が何の日か知らねぇなんて言わせねぇ。」
——今日?
今日はバレンタインで日本では女が男に愛の告白をする日。
だから私もこうやって………。
でもここはイタリアで。
イタリアでは————。
「ボス…?」
声を掛けてもボスは鼻をフン、と鳴らしそれ以上話す気はないらしい。
取敢えず今は熱を持つこの顔を隠すことに決めた。
(逆バレンタインデー)
イタリアでは彼氏が彼女にプレゼントを贈る日。
私たちは付き合ってないけど…
これは期待せざるを得ないでしょ。
その後、私が告白をし忘れた事に気づいたのは一週間後の事。
——————————————————————————————————————
ここまで目を通していただきありがとうございました!
イタリアではサン・バレンティーノといいますね。
かなり遅いバレンタイン夢ですいません!
因みにボス夢はこれが人生初です。
それとこの場を借りて言っちゃうと、基本透子が書くヴァリアー夢はみんな10年後設定です(´ω`)
てか、何だこの平凡な題名。
お疲れ様でした!
- Re: ______夢想サ。【REBORN短編集】 ( No.49 )
- 日時: 2012/02/27 12:05
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: T3.YXFX2)
- 参照: http://_____
現在風邪で学校を休んでます(^ω^)
インフルではないですよ!
インフルだったら良かったんですけどねぇ。
休んでる間に小説書けちゃうから(*´ω`*)
結構溜まってるんで載せたいです。
ヴァリアーばっかですげとねむふふ。
リクあったら遠慮なく言ってください!
- Re: ______夢想サ。【REBORN短編集】 ( No.50 )
- 日時: 2012/02/27 12:09
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: T3.YXFX2)
- 参照: http://_____
—→千様
元気の出るコメント有難う御座いました!
私も書いててにやけました(^ω^)
何にせよ私の妄想でできていますからねげふん。
そんな事された一瞬で死にますっ
- Re: ______夢想サ。【REBORN短編集】 ( No.51 )
- 日時: 2012/02/27 14:14
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: T3.YXFX2)
- 参照: http://_____
ベル夢/切
—→勿忘草の花言葉。
"私ね、勿忘草っていう花が好きなんだ。"
いつからだったか妃はそんな事を言い始めた。
あの形、大きさ、数。それから淡い空色。
そして何より花言葉が好きだとか。
随分前だったし、あの時はゲームに夢中だったから
薄ら覚えでしかねーけど。…何だっけ。
ダメだ、思いだせねぇ。
そんな前だったっけ。
アイツがあまり笑わなくなったのって。
そんな前だったっけ。
妃が死んだのって。
*
妃の部屋に入る。
机上にはアイツの好きな勿忘草っつー花が飾られていた。
でもそれは本来の色を留めていない。
当然か。妃はもういねーんだ。
世話をしてやる奴もいねぇ。
鳶色に枯れた花に触れれば無残に散った。
触れるのもダメなのかよ。
「————妃。」
帰って来いよ。
死んだとかシャレになんねぇよ。
王子待たせるなんて良い度胸してんじゃん。
恨んでてもいいからさ。
なぁ、妃。
*
「お前さ、何か悩み事でもあんの?」
今から大体一週間くらい前、部屋で一緒に寛いでいた妃にそう聞いた。
最近のコイツは何つーの?心此処にあらずって感じ。
最近無理に笑ってる気がしてた。
案の定、妃の顔は曇って次第に下を向いた。
一瞬言おうか悩んだみたいで、複雑そうに眉を寄せる。
そして決心したのか顔を上げ、真っ直ぐにオレを見る。
唾液を飲み込む音がはっきりと聞こえ、ゆっくりと口を開く。
「あのね、ベル。」
———嗚呼。
「驚かないで聞いて。」
———本当は分かっていた。
「私ね」
———ただ認めたくなかっただけで。
「任務で…敵地に囮として向かうの。」
聞きたくなかった。
*
助けて。
妃の微かに揺れた瞳がそう訴えかけてきたように見えた。
それはオレの心を抉るほど、一生忘れらんない。
でもさ、どうすれば良かったわけ?
オレがボスに頼み込んだところでどうにかなるわけじゃない。
好きだから、もっと一緒にいたかった。
でもそれが無理な事も分かってる。
——それがオレたちの仕事だもんね。
"だから、どうか——。"
うん、分かってる。
つうか、当たり前だろンな事。
(勿忘草の花言葉。)
私を忘れないで。
「忘れるわけねーじゃん。」
墓の前で呟いて空色の花を添えた。
「つーか忘れられねーから。」
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おつかれさまでした!
因みに主人公は恨んでません(^ω^)
何か矛盾してますね。
我ながらすごい駄文^p^
- Re: ______夢想サ。【REBORN短編集】ヴァリアー贔屓 ( No.52 )
- 日時: 2012/02/28 18:49
- 名前: 透子 ◆GRRPdDaVH. (ID: T3.YXFX2)
- 参照: http://_____
ベル夢/甘
—→振り回される王子。
暗殺が仕事なのに、何でこんな事しなきゃなんねーのってオレも思うよ。
だけどこれも一応任務なわけだし、何よりボスの命令だから流石の王子も仕方なくやってんの。
「なぁ、怒ってんの?」
「…別に?私が怒る理由がどこにあるって」
「オレが他の女とキスしたから。」
「…っ、」
王子がそう言えばビンゴだったみてーで、途端に口ごもった。
正確には"王子がキスされた"だけど。
オレは今、敵マフィアのボスの女から情報を得るため、所謂潜入捜査をやってる。
これがまたちゃちーな仕事で相手の女は簡単に王子に惚れ込んだ。
そしてあろうことか、別れ際に白昼堂々と接吻を交わされた。
そこに偶々居合わせたらしい。
覚えのある気配に振り返れば妃が居て、その瞬間をばっちり見られた。
訳を話そうにも女が居るし、妃は走って行っちまうし。
そしてやっとアジトに着いたのが夜の九時頃。
バカなアイツは誤解してるから弁解しようと部屋に向かう。
その途中、偶然にも向かい側から妃がトボトボ歩いてくる。
オレの存在に気がついたのかハッと顔を上げると—…来た道をダッシュで引き返してった。
「ってめ!」
王子から逃げるなんて良い度胸してんじゃん。
内心黒い笑みを浮かべながらもその後を追いかける。
「ちょっと!何で追いかけてくるの!?」
「お前が逃げるからだろが!」
まぁそこはさすが王子なわけで。
妃にあっという間に追いついて隊服のフードを引っ張った。
そして後ろに放たれた身体を受け止めてやる。
妃はすっぽりと腕の中に納まった。
———的な事があってやっと現在に至る。
「っ私は!ベルが誰とキスしようが関係ないし……。」
ごにょごにょ。そう口を動かすコイツの視線は斜め左へ。
まーた心にもないこと言っちゃって。
ケッコームカつくぜ、それ。
両肩を掴んで無理矢理こっちを向かせる。
視線がばっちり絡み合いさっきのお返しに唇を重ねようとした、その瞬間。
「い・や—————!」
妃が暴れ出した。
じたばたと手足を動かし必死に逃れようとする。
……王子とすんのが、イヤってこと?
拒絶されて思わず口あんぐり。
かなりショックなんだけど。
「悪かったって!取敢えず落ち着けよ。」
「もうっ!他の人とキスしたのに触れないでよ〜…っ!」
妃が泣いた。つうか泣かした。
でも驚いたのはそれよりコイツが言ったこと。
そういうことね。
キスを拒まれた原因はそれか。
「え、ちょっベル!?」
妃の驚いた声が耳に響いた。
オレは気にもせずお気に入りのボーダーシャツで自分の口を目一杯拭く。
「切れるから!ああ、ほら赤くなって…!」
白い手が伸びて腕を掴まれれた。
なんか血の味がしてきたけどまぁいっか。
今はそんなのカンケーねーもん。
「なぁ、これならキスしてくれる?」
そう言えば妃は顔を赤く染めて小さく頷いた。
「…っん」
唇を重ねる。
愛しい体温、感触、味。
やっぱ妃のちゅーが一番甘い。
なんて怒られるから言わねーけど。
苦しそうにしたから離してやった。
「機嫌は直りましたか?お姫サマ♪しししっ」
「は、はじめからいいもん…。」
あっそ。
そう言っては意地を張る口にもう一回キスをお見舞いしてやった。
(振り回される王子。)
言動に揺さぶられたり、自虐したり。
案外悪くねーかも。
王子的にもう一個気になる事がある。
「お前あそこに居たのホントに偶然かよ?」
「……………。」
「あっ!てめ逃げんな!」
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実は尾行してた
何て言えないのです∩^ω^∩
王子が血を流しても平気なとこは
触れないでください^p^
ここで一つ訂正……
ベル君はМじゃない!
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